子供の口臭を何気なく注意して、健やかに育てる7つの方法

子供の口臭を何気なく注意して、健やかに育てる7つの方法

子供の口臭の原因には、口呼吸、おたふく風邪や発熱などの病気、虫歯によるものなど、様々な要因が考えられます。その中でも最も多い原因として、口呼吸が考えられます。

口呼吸とは、鼻で呼吸できずに、口で呼吸をしてしまう症状で、日本人の半数が口呼吸だと言われています。大人にも多く見られますが、最近の子供は、食生活で、柔らかいものばかりを食べる傾向にあるため、舌や口の周りの筋肉が鍛えられておらず、口呼吸になってしまいます。

口呼吸を治すためには、普段から口をしっかり閉じておく習慣を身につけることが大切です。このほかにも、歯磨きの習慣や普段の食事、精神的なストレスを感じていたときなどにも口臭が発生します。子供の口臭に注意して、健やかに育つ方法を考えましょう。



 

子供の口臭を何気なく注意して、
健やかに育てる7つの方法

 

仰向けで寝かせましょう


朝、子供を起こした時に、口の周りがよだれで汚れている事はありませんか?または、朝起きた時に、喉が渇いていたり、痛いなどの症状を訴える場合は、夜寝ている時に口呼吸をしている可能性があります。

口呼吸をしていると、唾液が循環しないため口の中が乾燥状態になり、口の中の細菌がうじゃうじゃ増えてしまいます。そのため、口の中が臭くなったり、細菌が繁殖して病気になります。

口臭を防ぐには、夜寝るときに、低い枕を使用して、仰向けで寝かせるようにしましょう。鼻詰まりが原因で、口呼吸をしている場合は、鼻づまりの薬を飲ませたり、鼻の下に子供用のメンソールを塗ると、メンソールの刺激で鼻呼吸ができるようになります。

子供が嫌がるようでしたら、眠ってしまってから、少量をサッと塗ってあげるとよいでしょう。

 

3歳まではおしゃぶりをさせましょう


日本では、欧米諸国よりも口呼吸の子供が多く見られます。その原因として、乳幼児のしつけの仕方に問題があるのではないかという見方がされています。

哺乳中の赤ちゃんは、口呼吸ではなく、鼻呼吸をしています。日本の育児教育では、離乳を1歳前後で始めて、おしゃぶりをやめさせるようにします。しかし、鼻呼吸に重要な役割を果たす口輪筋は3歳頃で完成すると言われています。

ですから、おしゃぶりをしないことで、鼻呼吸から口呼吸に切り替わってしまうことを考えると、1歳前後でおしゃぶりを外すのは、まだ早いような気もします。

ただし、おしゃぶりをずっとしたままの状態が続き、おしゃぶりを噛むようになると、前歯が徐々に出てきてしまう原因にもなります、おしゃぶりを外すタイミングは難しいと言えます。

 

歯磨きをしましょう


口臭の原因には、歯の汚れが大きく関係しています。口の中で食べたものが発酵して口臭の原因になる場合も少なくありません。しかし、子供の年齢がある程度大きくなれば、自分で歯磨きもできますが、乳幼児であれば、なかなか難しいですね。

親御さんが磨いてあげる場合は、上の前歯(乳中切歯)を磨く際には注意が必要です。上の前歯は特に敏感で、親御さんであっても、触られるのはとても嫌がられる場合が多いでしょう。

無理をしてゴシゴシと磨く必要はありません。かえって、歯磨きを嫌がるようになりかねませんので、ガーゼで汚れをふき取るようにしましょう。

歯磨きできずに、子供にイライラすることもあるかと思いますが、3歳までには、大抵の子供は歯磨きを嫌がらずに口をあけて くれるようになりますので、気長にがんばりましょう。

 

歯磨き粉をつけるのはやめましょう


子供の口臭が気になると、歯磨き粉をつけたほうが、口の匂いがなくなっていいのではないかと、思われる方が多いと思います。ですが、小さな子供の場合、歯磨き粉を吐き出すことができず飲み込んでしまったり、体の中に入ると悪影響を及ぼす場合もあります。

市販されている歯磨き粉には、体に害を及ぼす合成界面活性剤や、泡立ちを良くするための発泡剤といった成分が含まれています。また、口の中が泡立ちすぎて、歯が良く見えないことで、磨き残しの原因になる場合もありますので、歯磨きはつけないほうがよいでしょう。

ですが、どうしても口臭が気になって歯磨き粉をつけたい場合は、添加物が含まれていない無添加の歯みがき粉を使用するようにすることをお勧めします。

 

口内炎をなおしましょう


口内炎などで歯ぐきがはれている場合も口臭の原因になります。口の中が不衛生な状態になると、口内炎ができやすくなります。まずは、食事の後に歯磨きやうがいをさせて、口の中を清潔に保つように心がけるようにします。

しかし、乳幼児などの小さな子供の場合、うがいをさせたり、塗り薬を使うことは難しいでしょう。口内炎を治すための治療方法の1つとして、ビタミンの多い食べ物を食べさせることが、口内炎の腫れを早くひかせるのに効果的です。

中でも、ビタミンB1を多く含む、豚肉、うなぎ、小麦、玄米などを多く食べましょう。口内炎ができやすい状態に体調の人は、 実は口臭も起こりやすくなっています。健康に気をつけて、子供の栄養バランス、睡眠時間などを見直し、規則正しい生活を送れるように普段の生活を見直すことが大切です。

 

風邪には気をつけましょう


風邪などにかかっているときは、体の免疫力が落ちているため、細菌やウィルスによって気道に感染が起こり、口の中に雑菌が繁殖しやすい状態になっています。

子供が「喉が痛い」という場合は、のどに雑菌がいるため、口臭も発生する原因になります。また、発熱のあるときは口の中の温度が上昇して喉が乾燥し、口の中が臭くなります。

風邪をひいて喉が痛い時や熱がある時は、まず休養して体を休ませてあげるようにしましょう。また、免疫力や抵抗力をアップさせるためにも、水分補給は大切です。

水分補給におすすめの飲み物は、お水やスポーツドリンクです。炭酸飲料水や、ジュースなどの糖分の多い飲み物では、口臭を防ぐことができませんので注意して下さい。

 

おやつタイムで口臭をふせぎましょう


口臭は食後3時間で最も強くなります。なぜなら、食べたものが、食後3時間後くらいで口の中で腐り始め、ちょうどその頃に、においを消してくれる唾液の分泌も減ってしまうからです。

口臭を防ぐためには、空腹になる前に、なにかを食べるほうがよいでしょう。10時と15時におやつを食べると、唾液が分泌され、口臭を防ぐことができます。小さな子供がおやつを食べる行為は、実は口臭予防にもつながっているのです。

なお、おやつの内容は、よく噛んで唾液がでるように、かたいせんべいやするめなどがよいでしょう。砂糖を多く含んだおやつを食べるのは、かえって虫歯の原因になりますのでやめておきましょう。 また、おやつの時間を決めることで、食事の時間も決まりますし、生活のリズムができていきます。

 

いかがでしたか?

家庭でできる口臭予防を行っても、子供の口の臭いが強い場合は、歯科医、耳鼻科医などを受診して相談してみましょう。親として気をつけなければならないことは、子供の口臭が気になっても、子供の口のにおいを何度も嗅ぐのは、子供のストレスになりますのでやめましょう。

小さくて、まだうまく話せない子供でも、お母さんの雰囲気で敏感に感じ取り、自分の口臭を気にしてしまうようになります。将来的に、自分のにおいを異常に気にするようになり、自分のにおいのことが頭から離れなくなってしまう「自臭症(口臭恐怖症)」という病気にかかってしまうケースもあります。

子供の前では、なるべく気にしている様子を見せず、過剰なプレッシャーを与えないようにすることも大切です。口臭は、匂いの程度に差はありますが、誰にでもあるものです、お母さんがあまり神経質にならずに子供に接してあげるようにしましょう。

 

まとめ

子供の口臭を何気なく注意して、健やかに育てる7つの方法

・ 仰向けで寝かせましょう
・ 3歳まではおしゃぶりをさせましょう
・ 歯磨きをしましょう
・ 歯磨き粉をつけるのはやめましょう
・ 口内炎をなおしましょう
・ 風邪には気をつけましょう
・ おやつタイムで口臭をふせぎましょう