円形脱毛はなぜ出来る?5つの原因と対処法

円形脱毛はなぜ出来る?5つの原因と対処法
ある日突然円形脱毛になっていたら驚いてしまいますよね。

円形脱毛は頭の一部の髪の毛が突然ゴソっと抜けてしまい、その形が丸い形をしている事から「円形脱毛症」と呼ばれています。

現代の日本はストレス社会です。私生活でも仕事でも、ストレスフルな生活を送っている方は非常に多いことでしょう。心身ともに疲れて、連日ネガティブモードになっていたら、周りの人から「ハゲ出来てるよ!」なんて指摘された経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「円形脱毛症」と聞くとストレスが真っ先に原因として浮かびますが、ストレスが頭髪に与える影響は何なのでしょうか。そして、実はストレス以外にも円形脱毛には原因とされているものが存在します。

そこで今回は円形脱毛がなぜ出来るのか、その5つの原因と対処法についてお伝えします。



 

円形脱毛はなぜ出来る?
5つの原因と対処法

 

ストレスが頭髪に与える影響


円形脱毛の原因として最もよく知られている「ストレス」。発毛や抜け毛予防に「血行促進」すると良いとよく言われていますが、ストレスは全身に「血行不良」を引き起こします

肉体的・精神的ストレスを受けると、人間の体はそれにどうにか対処しようと緊張状態を作ります。その緊張状態が長く続くと、血管が収縮され、血流が悪くなるのです。

血液は体の隅々に必要な栄養や酸素を届けていますから、その流れが悪くなる事で、必要な栄養を得られなくなった一部の頭皮から毛が抜けてしまう事が、ストレスによる円形脱毛です。

ストレス性による円形脱毛の場合、その原因となっているストレスを取り除くことが第一になります。また、家族環境や人間関係などで原因を取り除く事が難しい場合は、趣味やレジャーなどで自分なりに適度に発散していく事が必要です。すぐに治るものではありませんが、ストレスが和らぐことによって自然とゆっくり治っていくものです。

 

自己免疫疾患


円形脱毛の原因として、近年有力と言われているのが「自己免疫疾患」です。自己免疫疾患とは、体内に入り込んだ異物を攻撃する事で、体を守ってくれている免疫系の機能に異常が発生し、自分の体まで攻撃してしまっている状態を言います。

この自己免疫疾患により、毛根が激しく攻撃され、元気な髪の毛まで抜け落ちてしまうのが自己免疫疾患による円形脱毛です。

この場合は病院での治療が必要になります。ドライアイスや紫外線を使用して、異常な働きをしているリンパを正常に戻す治療を行います。

 

アトピー性疾患


円形脱毛を発症した方の40%が、アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎などの「アトピー性疾患」をもっていると言われ、家族にアトピー性疾患を持つ人がいるという方は約半数にものぼるとされています。

アトピーも円形脱毛も、ストレスや糖分・香辛料の過剰摂取などで副腎に負担がかかると、悪化すると言われています。そのため、対処法としては甘い物、辛い物は控えてゆったりと過ごし、ストレスを和らげる事が必要です。

 

遺伝


円形脱毛を発症した方の約8.4%には家族にも同じ症状を持つ人がいると、中国で行われた大規模調査で明らかになっています。これは等親が近いほど発症率が高い事から、円形脱毛症には遺伝的な要素も関係している可能性が高いと言われています。

 

婦人科疾患・出産などによる女性ホルモンの乱れ


出産後の女性に、大量に髪の毛が抜ける時期があるというのはご存知の方も多いかと思いますが、これは出産という大きな変化によって、女性ホルモンが乱れる事が原因となっています。また、婦人科疾患の場合にも女性ホルモンが大きく乱れ、その抜け毛により、人によって円形脱毛が現れる方もいます

この場合は、ホルモンの状態を整えていく事が円形脱毛の治癒につながりますので、睡眠をしっかりとって、生活リズムを規則正しくする事が円形脱毛症状の改善を早める事になります。

しかし産後のお母さんにとって、生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜のリズムが無く、常にだっこ、授乳、おむつ替えの繰り返しで、やっと寝られると思ったら泣いてしまう…という事も日常茶飯事です。その状態で睡眠をしっかりとる、生活リズムを整えるというのは非常に難しい事ですので、どうにか少しでも体を休めるように心がける事をおすすめします。

 

いかがでしたか。円形脱毛というひとつの症状にも、自然治癒で治すもの、病院の治療が必要なものなど様々です。また、円形脱毛と言えば大人の問題だと思いがちですが、現代ではなんと、子供に円形脱毛の症状が出る場合も多くなってきています

家庭環境や受験のストレス、学校・塾で勉強についていけない不安や、いじめ、人間関係など、子供と言えども小さな体で大きなストレスにさらされているのです。

ストレス性円形脱毛の症状が体に現れるのは、強いストレスを感じ始めてから約3~4か月後といわれています。つまり症状が出たという事はそれだけの長期間、強いストレスにさらされ続けているという事になります。かなり危険なサインですので、放置せずにしっかりと休養を取る、また思い当たる原因は取り除くようはたらきかける必要があります。

また、病院の治療を必要とするものか、自然治癒のものかは個人では判断できかねますので、円形脱毛を見つけた場合は、まず医師の診察を受ける事が大切です。円形脱毛は時間がかかっても治るものです。ゆったりと構えて治癒を目指しましょう。

まとめ

円形脱毛が出来る5つの原因と対処法は…

・ストレス性の円形脱毛はストレスを取り除く、もしくは適度な発散を
・自己免疫疾患が原因の円形脱毛は病院での治療が必要
・アトピー素因が原因の円形脱毛は副腎を休める
・遺伝も円形脱毛に関係している可能性が高い
・婦人科疾患・出産などによる女性ホルモンの乱れにより円形脱毛になる場合もある
・円形脱毛を発見したら、まずは医師の診察を