吹き出物の治療を始めるとき知っておくべき5つの注意事項

吹き出物の治療を始めるとき知っておくべき5つの注意事項

吹き出物をきちんと治療したいと思うとき、それはきっと、「治ったと思ったら次はこっち」と繰り返しできる吹き出物に悩んでいるときや吹き出物が炎症や化膿を起こして市販の塗り薬ではどうにもならないというときでしょう。

慢性的な吹き出物や悪化した吹き出物を治療するとき、お医者さんの指示に従うことももちろん大切ですが、あなた自身も吹き出物の治療に関する知識や注意点を知っておくことで、吹き出物をより早く治すことができます。

また、病院から処方される薬にはとかく注意事項が多いもの、お医者さんから注意事項を聞いていても、いざ使用するときにはうっかり忘れてしまうということもありますよね。

ここでは、吹き出物の治療をより早く、効果的に進めるために知っておくべき5つの注意事項をお伝えします。病院にかかる前の予習として、あるいは病院から処方された薬を使用する前にお医者さんから言われたことをおさらいするためとして、ぜひご参考にしてください。



 

吹き出物の治療を始めるとき
知っておくべき5つの注意事項

 

吹き出物治療には、保険適用と自費治療があります。


吹き出物の治療を始めるときの注意事項として、まずはお金の話から始めますね。病院での吹き出物治療には、「保険適用」されるものと「自費治療」の2つがあります。

自費治療は保険適用外なので、治療にかかる費用は全額自己負担、つまり治療代が高くついてしまいます。「吹き出物を早く治したい」という気持ちが大きいと、ついあれもこれもと色々な治療に手を出してしまいがちですが、その結果思いがけない額の治療費を請求されるということもあるので気をつけてくださいね。

また、「自費治療=国による安全性や治療の効果が確認されていない治療」ともいえます。高額な治療費のわりに、効果が得られなかった、むしろ吹き出物が増えたり痕が残ってしまったということもありますので、お金のハードルがない方も、自費治療をに手を出すときには注意が必要です。

お医者さんとよく相談したうえで、治療を始めてください。ちなみに、吹き出物の治療のうち、保険適用される治療は、主に「ビタミン剤(内服薬)・抗生剤(外用薬)・膿んだり腫れたりした吹き出物に使用する抗生剤(内服薬)」といった治療法です。自費治療では、「ケミカルピーリング・ビタミンCイオン導入・レーザー治療」などがあります。

 

ダラシンTゲルは抗生物質、長期使用は控えましょう。


では、一般的な吹き出物の治療に使用される外用薬の注意事項を紹介しますね。まずは吹き出物の治療薬といえばこれ、もっともポピュラーな外用薬「ダラシンTゲル」です。使ったことがある方も多いですよね。

ダラシンTゲルは抗生物質外用薬で、吹き出物の原因となるニキビ菌やブドウ球菌を殺菌してくれます。ただ、このダラシンTゲル、使用にあたってはいくつか注意点があるので気をつけてくださいね。

まず、この薬、殺す菌に見境いはありません。なので、体に必要は菌も手加減なく殺してしまいます。ダラシンTゲルを使用すると、ガンジダ症にかかる女性が多いのはこのためです。

また、ダラシンTゲルは吹き出物の根本治療にはなりません。長期使用によって、根本治療はおろか、抗生物質の耐性菌が発生してしまい、薬が効かなくなってしまうという可能性があります。

吹き出物が治っていない段階で薬の使用をやめるのはちょっとためらってしまいますよね。でも、医師の指示を超えた長い期間、ダラシンTゲルを使用することはメリットよりもデメリットの方がはるかに大きいのでやめてください。

 

リンデロンVG軟膏はステロイド剤、副作用に気を付けましょう。


リンデロンVG軟膏はステロイド剤です。ステロイドというとなんとなく「怖い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。

でも、ステロイド剤は大変効果の高い治療薬で、吹き出物の治療以外にも、アトピーなどの皮膚疾患全般に使用される外用薬です。

リンデロンVG軟膏を使用すると、炎症を起こした吹き出物も短期間でさっと治療することができます。ただ、これもダラシンTゲルと同様、長期使用は控えてください。

リンデロンVG軟膏には、内臓機能低下や発汗異常、血管拡張、菌に対する抵抗力の低下、それによる皮膚炎や発疹といった副作用があります。

ただ、これは使いすぎた場合の副作用、医師の指示通りに使用していれば心配する必要はありませんよ。ステロイドという名前に過剰反応して、お医者さんからのおすすめを拒否するということだけはしないようにしてくださいね。

 

ディフェリンジェルは光毒性あり、日中の使用は避けましょう。


ディフェリンジェルは最近になって保険適用になった、新しい薬です。アダパレンという成分が配合されています。

このディフェリンジェル、白ニキビから化膿した吹き出物まで、幅広く使用できるのですが、光毒性があるので、使用するときはそこだけは注意してくださいね。

ディフェリンジェルを塗った皮膚を太陽の光に当ててはいけません。赤みやかゆみなどの副作用が起きます。ディフェリンジェルは、日中の使用は避け、夜塗るようにしましょう。

また、ディフェリンジェルは妊娠中・授乳中の方は使用できません。妊娠中の方だけでなく妊娠の可能性がある方も、治療の際、お医者さんにそのことを伝えておいてくださいね。

 

ケミカルピーリングをしたら、普段以上に保湿して。


自費治療であるものの、吹き出物治療でケミカルピーリングが一般的になってきました。吹き出物治療以外でも、エステなどで受けた経験がある方も多いのではないでしょうか。

ピーリングとは、肌の古い角質を削ぎ落とし、肌のターンオーバーを高めることで、吹き出物を治し肌をきれいにする治療法です。

ピーリングを受けると、肌のバリア機能が低下するので、肌が紫外線や花粉などの外部刺激に敏感になります。特に、アレルギー体質の方や乾燥肌の方は注意してくださいね。

ピーリング後は肌の保湿機能も低下するので、化粧水などを使って保湿をしっかり行いましょう。また、人によっては、ピーリング剤が肌に合わず、かぶれや炎症、しみなどの副作用が出ることがあります。

ピーリング治療後に、このような症状が出たら、お医者さんに相談し、ピーリング治療を中止してくださいね。

 

いかがでしたか。

吹き出物の治療で、お医者さんからお薬を処方されたとき、あるいはピーリングなどの治療を受けるとき、前もって治療の注意点を知っておけば何らかの副作用や異常が出たときに、「これは副作用だ」と気付くことができ、適切な行動をとることができますよね。

反対に、副作用が出ているのに気づかず、肌に合わない治療を続けていたら、吹き出物が治るどころか悪化させてしまう可能性があります。

吹き出物の治療を受けるときは、まずは医師の指示をしっかり聞き、そのうえで治療を受けた後は肌に異常が出ていないかをあなた自身が気をつけておくことが大切です。

吹き出物の治療は、人によってはかなりの長期戦になります。ただ、ここで諦めず根本治療を続けていれば、吹き出物は必ず治ります。1つや2つ、薬の効き目がなかったからといって落ち込まず、根気強く治療を続けてくださいね。

 

まとめ

吹き出物の治療を始めるとき知っておくべき5つの注意事項

・ 吹き出物治療には、保険適用と自費治療があります。
・ ダラシンTゲルは抗生物質、長期使用は控えましょう。
・ リンデロンVG軟膏はステロイド剤、副作用に気を付けましょう。
・ ディフェリンジェルは光毒性あり、日中の使用は避けましょう。
・ ケミカルピーリングをしたら、普段以上に保湿して。