太る原因と睡眠に関係する大切な5つのこと

太る原因と睡眠に関係する大切な5つのこと
ダイエットしている人なら誰でも太る原因が何なのかを考えてチャレンジするものですが、なかなか効果がでなくてやる気が失せちゃうことってありますよね。有酸素運動や食事のコントロール、ダイエットに効果があると言われているものをいろいろとやっているのになかなか体重が減ってくれない人は睡眠を疑ってみましょう。

どんなにダイエットを頑張っても睡眠が足りないと太ってしまうことがあるんですよ。睡眠には疲労回復以外にたくさんの役割があります。その役割の中には太ったり痩せたりすることに密接に関係するものがたくさんあります。

睡眠不足がなぜ太る原因になるかを知っていれば、うまくいっていないダイエットも効果が出てくるかもしれませんよ。そこで今回は太る原因と睡眠に関係する知っておいてほしい5つのことをお伝えします。



 

太る原因と睡眠に関係する

大切な5つのこと

 

成長ホルモン減少で筋肉量が増えない


睡眠に関する研究のなかで1日に5時間以下の睡眠しか取っていない人は6時間以上の睡眠を取る人に較べて、体重が重い人が多く、さらに年齢が高くなるに従って体重が急激に増加することがわかっています。

睡眠中には体の疲労回復以外に体のメンテナンスのために必要な成長ホルモンが分泌され、体内に蓄積された脂肪分をエネルギーとした新陳代謝が活発に行われるのです。また成長ホルモンは筋肉量を増加させて基礎代謝量が増やしてくれるので、翌日以降の脂肪燃焼が増えてくれます。

睡眠中はまさにダイエット活動中と言えますが、睡眠不足で成長ホルモンの分泌が滞ってしまうことは太る原因になるのです。。

特にホルモン分泌のゴールデンタイムである午後10時から午前2時の時間帯に体が睡眠状態になっていないと、この傾向が顕著になって本来消費されるはずの脂肪が消費されず、翌日から増えるはず基礎代謝量も増えないため、ダイエットの効果が出てこない状態になってしまいます。

 

レプチン減少とグレリン増加で食生活が乱れる


レプチンとグレリンというホルモンをご存知ですか?レプチンは脂肪細胞から作られるホルモンで食べ過ぎを抑制する働き筋肉や肝臓のエネルギー消費を活発にさせる働きもあります。

一方グレリンは胃から分泌されるホルモンで食欲を増進させるホルモンです。グレリンが発する食欲シグナルは強烈なもので、特にエネルギー摂取欲求を刺激するため、高カロリーな食べ物を食べたくなってしまいます。

レプチンとグレリンの分泌は睡眠に大きく関係していて、5時間しか眠らない人は8時間眠っている人に較べてレプチンの分泌量が少なく、グレリンの分泌量は多くなってしまうことが太る原因となる食べ過ぎと高カロリー食の摂取に繋がってしまうのです。

日頃十分に睡眠を取っている人でも4日間睡眠不足が続くとレプチンは減少し、グレリンが増えてしまうと言われています。

 

生命維持モードで脂肪が溜まる


人間は眠らないと生きていけません。睡眠が足りない状態になると脳は生命の危機に晒されていると判断して、生命維持モードに入ってしまいます。脳が行う生命維持のための対策が飢餓に備えること。つまり体に脂肪を蓄えて、食べるものが足りなくても生きていける生命維持モードになるのです。

生命維持モードに入った体はできるだけエネルギーを消費せず、摂取した食べ物のカロリーを脂肪に変えて体内に蓄積するようになり、運動してもエネルギーが消費されず、少しの食べ物でも脂肪が溜まる太りやすいため、まさに太る原因と言えます。

 

夜型生活でカロリー消費が減る


夕食は何時頃食べていますか?残業などでいつも帰宅する時間が遅くて、夜遅く眠る直前に夕食を食べている人も多いのではないでしょうか。寝る前に食べると太ると昔から言われていますが、これにはちゃんとした理由があるんです。

夜10時を過ぎると体内にBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が増加します。BMAL1は体内の活動リズムを調整すると同時に脂肪細胞を多く溜め込む働きがあります。夜遅くに食べたものは日中と較べてBMAL1の働きで脂肪になる比率が多くなり、太る原因になってしまうのです。

またお腹がいっぱいの状態で眠ることは自律神経の働きを乱す恐れもあります。自律神経は覚醒モードの体を睡眠モードに切り替える役割を担っていて、この切り替えがうまくできないと眠りの質が悪くなって、体のメンテナンス中に行われるはずの脂肪の燃焼と筋肉増強が滞り、太る原因になってしまうのです。

 

インスリンの働きの変化で脂肪溜まる


インスリンは血糖値を下げる働きを持つ膵臓でつくられるホルモンですが、別名肥満ホルモンとも呼ばれています。糖質の食べ物を摂取して血液中の血糖値が上がるとインスリンは血液中のブドウ糖を脳や筋肉が使うエネルギーに変えるのですが、余ったエネルギーは脂肪となって蓄積されてしまうのです。

睡眠不足になるとインスリン拮抗ホルモンが分泌され、インスリンの働きが弱まり、血中のブドウ糖がエネルギーに変換されずに血中に残るため、膵臓はそれを感知して大量のインスリンを分泌してしまいます。

インスリン拮抗ホルモンの効果が薄れてくると、この大量に分泌されたインスリンは血中のブドウ糖をどんどんエネルギーに変換するのですが、体はエネルギーを使い切れないために脂肪として蓄積されてしまうのです。

睡眠不足が続くとこの状態が慢性化してしまい太る原因になります。いわゆる水を飲んでも太るというような体質になってしまうのです。またインスリンの働きの乱れは太る原因となるだけではなく、糖尿病や高血圧の原因にもなってしまいます。

 

いかがでしたか。睡眠不足は太る原因なのです。いくらダイエットを頑張っても、睡眠が6時間に足りてない人はダイエットの効果が出ないのは当たり前と思いませんか?睡眠の量と同時に睡眠のタイミングと質も重要です。人間の体は午後10時頃から午前2時頃までに体のメンテナンスが行われていて、この時に脂肪の燃焼や筋肉の増強も行われます。

寝る直前にお腹いっぱい食べてしましまうと自律神経は乱れてしまい、体を覚醒モードから睡眠モードにちゃんと切り替えられなくなり、睡眠中に行われる様々な体の機能が十分に発揮されません。このように睡眠不足の状態は体を太りやすい体質に変えてしまい、いくら運動してもいくら食事に気をつけても太ってしまうのです。

睡眠不足は太る原因になるばかりか、肌の状態が悪くなったり、内臓の働きに悪影響を与えてしまいますので、十分な睡眠を取るように心がけましょう。

 

まとめ

睡眠不足が引き起こす太る原因は

・成長ホルモンが減少して、睡眠中の脂肪消費と筋肉増強ができなくなる
・グレリンの増加とレプチンの減少で大食い体質になる
・脂肪が溜まりやすく減りにくい生命維持モードの体になる
・夜型生活でカロリーが消費にくい体質になる
・インスリンの働きの乱れで水を飲んでも太る体質になる