知らないと怖い、脂肪腫の原因と正しい対処の方法とは?

知らないと怖い、脂肪腫の原因と正しい対処の方法とは?
脂肪腫とは体にできる、ぽっこりとふくらんだやわらかいこぶのようなもの。文字通り、中身は脂肪のかたまりです。良性の腫瘍で、通常は痛みもありません。そしてこれは誰にでも、また体のどこにでもできる可能性があります。

もし、自分の体にそんなこぶを見つけたら、痛みもなく良性みたいだから放っておいても大丈夫なのでしょうか? いいえ、実はそうとも言えません、素人判断は禁物です。

脂肪腫には知らないと怖いこともあります。そこで今日は、そんな脂肪腫の原因と正しい対処の方法についてお伝えします



 

知らないと怖い、脂肪腫の原因と正しい対処の方法とは?

 

 脂肪腫の原因


脂肪腫は脂肪を蓄えた細胞が増えてできるのですが、医学的にはっきりとした原因はわかっていません。ある程度の遺伝性が認められ、体質的なものもあるようです。外傷などがきっかけでできることもあります。

また、一説にはストレスが関係していると言われています。脂肪のかたまりなので、肥満と関連しているように思えますが、肥満との関連性はありません。

 

まず、医師の診察を


体に今までにはなかったこぶを見つけたら、自分で判断せずに医師の診察を受けましょう。皮膚科や形成外科で受診できます。脂肪腫は、ほとんどは診察だけで診断できます。

しかし、触感が違ったり、できている場所によっては、他の腫瘍の可能性もあり、詳しい検査が必要な場合もあります。脂肪腫か他の腫瘍か、その判断は医師にしかできません。

また、比較的大きい場合(5cm以上)や短期間で大きくなる場合は悪性腫瘍の恐れもあります。まずは専門医の診察を受け、経過を観察することをおすすめします。

 

脂肪腫の治療は?


脂肪腫のほとんどは良性です。がんになる心配もありません。比較的小さく痛みもなければ、治療せず経過を観察するだけになります。

しかし、腫瘍なので少しずつ大きくなっていきます。できた場所と大きさによっては、じゃまになったり、目立つようになることもあります。

また、脂肪腫の予防法はなく、大きくなるのを止めることもできないのです。脂肪腫の唯一の治療法は手術などで外科的に取り除くしかありません。吸引して摘出する方法もありますが、手術の方が一般的です。皮膚科などの専門医にかかり、経過をみながら、手術するかどうか相談しましょう。

 

手術した方が良い場合は?


脂肪腫が小さく痛みがなければ、経過観察でいいのですが、こんな場合は手術で切除した方が良いです。

・化膿している
・何かによく触れる場所にできていて痛い
・関節にできていて通常の動きの妨げになる
・大きくなっている(5cm以上)
・見た目が気になる

たいていは手術は簡単に済みますが、脂肪腫の大きさやできた場所などによって、日帰りか入院なのか、後の処置などが違ってきます。

 

大きくなると結構やっかい


健康に害がないからと、長年放置し大きくなった脂肪腫は手術するには何かとやっかいです。脂肪腫の多くは皮膚と筋肉の間にできるのですが、筋肉の中や筋肉と筋肉の間、骨の間などにもできることがあります。また、体のどの部位にもできます。顔、それも目のまぶたなどにできたケースもあります。このようにむずかしい場所にできたものは、できるだけ小さい方が手術がしやすいのはいうまでもありません。

さらに、脂肪腫が大きくなるうちに血管を巻き込んでいくこともあります。こんなケースでは、手術のときに出血が多くなることもあります。単純なケースでも脂肪腫が大きければ大きいほど、傷口は大きくなりますし、痛みも強くなります。手術というと怖い感じがしますが、小さければ小さいほど手術はラクです。脂肪腫が邪魔だと感じるようになったら、医師と手術のタイミングを相談しましょう。

 

診察や手術に保険は効く?


ここまで読むと、脂肪腫を見つけたら、医師の診断や治療を受けた方が良さそうですね。でも、痛みもなくて健康に害がないのなら、保険は効くの?と少し不安になってきたのでは?大丈夫です。腫瘍種の治療費は健康保険でカバーできます。

しかし、少し問題なのが民間の医療保険と生命保険。脂肪腫も腫瘍なので、生命保険が効きそうですが…。保険会社や保険の契約内容によって違うようです。手術の前には、こちらの方も確認してくださいね。

 

このように、基本的に脂肪腫は命にかかわるような怖いものではありません。だからといって、病院に行くのを面倒がって放っておくと、あとで何かと困ったことになる可能性があります。何より、全く医師の診察も受けずに素人判断をするのは禁物です。他の悪性の腫瘍の可能性だってありますし、大きさやできる場所によっては、何かとコワいことがわかって頂けましたよね。

自分で勝手な判断をして放っておくのと、医師の観察のもとで治療せずにおくのとでは全く違います。脂肪腫の治療には健康保険も効くことも理解できた事ですので、可能であれば専門医の診察を受けましょう。

 

まとめ

脂肪腫の原因と正しい対処の方法とは

・脂肪腫の原因は解明されていない
・まず、医師の診察が必要である
・脂肪腫の治療は?
・手術した方が良い場合もある
・大きくなると結構やっかいである
・診察や手術に保険が効く