肥満外来へ行く前に知っておくべき医者の正しいかかり方

肥満外来へ行く前に知っておくべき医者の正しいかかり方

様々なダイエットに挑戦したけれど、成果がちっとも出ない、痩せる事は痩せるけれど、すぐにリバウンドして元の体重に戻り、それどころか、ダイエット前の体重よりも増加してしまった・・・。

健康的に痩せなければいけないのは分かっているけれど、太りすぎて動けない、もはや周りは、TVなどを見て肥満外来のお医者様にかかる事を勧めてきて、面倒。

それにお医者様にかかった所で、食事制限とか厳しい事を言われ、好きなものを食べられなくなるくらいなら、行きたくない、なんて気持ちもあるでしょう。

ダイエットにはいつも葛藤がつきものですよね。行くか行かないかはご本人の気持ち次第ですが、とりあえず、肥満外来の扉をたたく前に知っておくべきお医者様の正しいかかり方をご紹介いたします。



 

肥満外来へ行く前に知っておくべき
医者の正しいかかり方

 

まず、肥満外来を知ろう


近年厚生労働省により、メタボリックシンドロームという言葉が広められ、さらに特定健診で「要精検」「要治療」になった場合に医療機関での治療の受診をすすめられるようになりました。

健診の結果により、肥満外来では、積極的支援、動機付け支援、情報提供の3つのランクに分けられ、特定保健指導をされるようになりました。

まず、情報提供では、メタボ予防し、健康維持、増進のための生活習慣の改善のための情報を提供されます。そして動機づけ支援では、本人の現状、生活習慣との因果関係の把握をし、本人主体で改善できるような支援を一回行います。

最後に、積極的支援では、動機付け支援の内容をさらに深め、医師、保健師、管理栄養士と一緒に計画を立て、3~6ヵ月にわたる指導・支援が行われます。肥満外来もダイエット外来等名称が色々ありますが自分に合った医療機関を見つける事が重要になってきます。

 

どのような人が対象になるのか調べよう


肥満外来で対象になるのは、BMIが25以上で肥満と判定される人や、ウエストが男性は85cm、女性は90cm以上である人(内臓脂肪型の可能性が高い)は、一度内科を受診して、肥満による合併症や健康障害がないか等調べてもらうのが良いでしょう。

健康障害や合併症とは具体的に、糖尿病、高コレステロール血症、高血圧、高尿酸血症・痛風、脂肪肝、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、変形性関節症、腰痛、睡眠時無呼吸症候群、月経異常、妊娠中の肥満等です。

 

具体的に病院を調べてみよう


内科を主としたクリニックでは、肥満から発生する高血圧、糖尿病、高高脂血症、脂肪肝等の生活習慣病をケアしてくれます。また肥満と密接な関係である心もケアしてくれる精神科・心療内科そして痩身(ダイエット)があるクリニックもあります。

BMI35を超える場合は、サノレックス(食欲抑制剤)等の薬剤を処方される場合も。そして、産婦人科を主とした病院にも、肥満専門外来を設けている場合もあります。

女性であれば、妊娠、出産、更年期とホルモンの変化により、体型が変化しやすいですが、水、タンパク質、脂肪、骨の体成分のバランスを調べる体成分検査を利用して運動療法や食事療法を実施し、漢方薬を処方されたりします。

美容外科や美容皮膚科を主としたクリニックでは脂肪吸引やフォスファチジルコリン(脂肪融解剤)の脂肪溶解注射の施術をしたりや、サノレックスやゼニカル(脂肪吸収抑制剤)を処方されます。

肥満外来と一口に言っても、遺伝的なのか、心の弱さからくるのか、ライフステージの変化によるものなのか、美を追求するものなのか、個人個人によって課題は異なっていますので、自分自身の肥満と向き合い、課題が決まれば、それに合った病院、クリニックを訪れてみるのもよいでしょう。

 

費用(保険適用の有無)や治療内容等を調べよう


医療費、診療費も医療機関によってさまざまですが、肥満レベル、合併症の有無、使用器具、投薬等プログラムによりけりで異なってきます。また、保険適用か否かにも異なってきますので注意しましょう。

治療内容でも、薬物療法なのか、食事療法なのか、運動療法なのか、それらを複合したものなのか自分にはどれが合いそうなのか考える事も大切です。

病院名が分かれば、ホームページで確認してみたり、口コミサイトを見てみたり、電話で問い合わせをしてみたりするのも良いでしょう。

 

どうせ行くならかかりつけ医にしよう


自分が望んだ成果があまり出なかったり、お医者様との仲が悪いような気がしたり、本当にこのお医者様でいいのか?と不安になって、いくつも病院を変えたくなりますが、長期戦覚悟で自分自身も相手も信頼して頑張ってみましょう。

あまり変えないために病院も比較し、下調べもしたのです。1回では見逃す事も回数こなせば見つける事も出来ますし、会話の癖や人柄も分かってきます。ここまで肥満に甘んじていたのだから、色々と向き合ってくれるかかりつけ医は貴重な存在になるでしょう。

 

診療時間を効率よく、密度の良いものにしよう


長時間待ったけれど、診療時間はたったのこれだけ・・・。なんだか、本当に自分自身の事を理解してくれているのだろうか?この病院でいいのか?と不安になった事はありませんか?

後になって、聞きたい事が出てきたりして、なんだかモヤモヤして・・・なんてのは、せっかく費用をかけて通院しているのにもったいないです。

質問がすぐに浮かばない場合は、日常生活を送っている時に浮かんだ疑問を書き出しておき、そのメモを診療の際に持って行き、一つ一つ質問してみましょう。

自覚症状や病歴、治療後の変化や今後の対策を話したり、疑問に思った事は即質問し、後で思いついた場合でも次回には質問できるよう覚えておきましょう。治療の効果をあげるのは、本人とお医者様の良好な関係づくりへの努力です。

 

日常生活を工夫して送ろう


外来、と言うことで、通院と言うことになりますが、いくら病院内で治療しても、それ以外の時間の日常生活で気が緩んでいては成果も半減です。

食事制限があるなら、我慢と言うのではなく、違う食材で代わりになるものを探したりするのもいいでしょう。運動療法なら、日常でも運動中に大好きな音楽を聴いたりとか、英会話を勉強したり、ラジオを聴いたりして気分をアゲながら運動する事も必要です。

辛い、キツイ、と言うイメージのあるダイエットですが、楽しくする工夫を凝らすのも、病院外で誘惑されたり、監視役がいない場合、長期戦に耐えるコツとなって来るでしょう。

 

いかがでしたか。

肥満外来へ行く前に知っておくべきお医者様の正しいかかり方でしたが、これらは他の病気でお医者様にかかるときにも有効になってくるでしょう。

病状を正しく理解し、病気についての知識を蓄え、自分に合った治療方法がある病院を選択し、お医者様と良好な関係を築けるよう努力をする事が大切です。

肥満外来は最近流行って来ているものなので、まだまだ情報の確実性が弱い部分もあります。薬物療法も使用する薬剤についての効果、副作用等も知っておく事も大切です。自分自身のゆるぎないダイエットへの思いを確認する事が出来たなら、肥満外来へ行ってみましょう。

 

まとめ

肥満外来へ行く前に知っておくべき医者の正しいかかり方

・ まず、肥満外来を知ろう
・ どのような人が対象になるのか調べよう
・ 具体的に病院を調べてみよう
・ 費用(保険適用の有無)や治療内容等を調べよう
・ どうせ行くならかかりつけ医にしよう
・ 診療時間を効率よく、密度の良いものにしよう
・ 日常生活を工夫して送ろう