「子供だから」では済まされない、肥満児が抱える7つの危険

「子供だから」では済まされない、肥満児が抱える7つの危険
肥満児とは、標準体重より20%以上重く、体脂肪が増加した状態の15歳以下の子供のことを指します。体脂肪は性別や年齢によって標準値が変わってきますが、男子で25%、女子で30%を超えるようなら、一度病院で肥満度チェック受けてみてください。未成年者の肥満問題は、親の責任です。可愛いからといって、何でも与えてはいけません。未来を担う、子供の命にも関わる問題だということを知りましょう。



 

「子供だから」では済まされない、
肥満児が抱える7つの危険

 

その1: 小児肥満を持ち越して、大人になっても肥満体形の人が多い

肥満児の80%は成人になってもそのまま肥満である、というデータがあります。成人肥満は、生活習慣病や関節障害、がんの原因にもなり得ます。命を縮めることに繋がるのです。しかし、子供のうちに肥満を解消できていれば、成人になってからの生活習慣病の発症率も低くなるのです。

 

その2: 小児でも高血圧症、高脂血症、糖尿病になる

大人だけの病気だと思われていた生活習慣病ですが、最近は子供でも小児生活習慣病にかかることがあります。朝食抜きや、ジャンクフードの多いバランス悪い食生活、夜食、遅い時間の就寝、運動不足、受験ストレスなどが原因です。肝臓に脂肪が付くことにより脂肪肝や肝機能障害、そして糖尿病に、コレステロールや中性脂肪が溜まることで高血圧症、高脂血症、動脈硬化などにもなってしまうのです。今の子供たちは外で遊ばず、家でテレビを観すぎることもあるでしょう。テレビの観すぎは、高血圧になるという研究結果もあるそうです。目安は1日2時間まで、それ以上は体を動かす遊びをするよう促しましょう。

 

その3: 心肺機能の低下を引き起こす

太っていても、心臓の大きさは変わりません。ですので、その心臓で大きな体を動かしていれば自然と心臓に負担がかかってしまうという訳です。心肺機能が低下すると、少し走っただけでも息切れがしたり、心臓がどきどきしたりします。持久力がなくなるのです。そうすると、体育の時間も憂鬱になったり運動嫌いになったりするため、余計に運動不足になる、といった悪のスパイラルに飲み込まれてしまうのです。また、のどや首に脂肪がつきすぎて、寝ているときに呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群になる子供もいます。これは、倦怠感や学力低下だけではなく、突然死の原因ともなるのです。

 

その4: いじめの原因にもなり得る

太っていることで、友達にからかわれたり、仲間外れにされたりといじめを受けることも残念ながらあります。その結果、劣等感を感じて積極性がなくなったり、拒食症や過食症などの摂食障害に陥ったり、最悪の場合は自殺を考える児童すらいるのです。

 

その5: 自尊心を低下させる

自分が太っていると認識することで、自信が持てなくなったり、周囲の目が気になったりと情緒不安定になる肥満児もいます。本来、子供はすくすくと元気に育たなければいけない時期に、精神的なダメージを強く受けてしまっているのです。それが悪化すると、登校拒否になり、ひきこもりにも繋がっていくのです。それは将来、就職活動すらできなくなってしまう原因にもなり、親からの自立も難しくなるのです。

 

その6: 骨折や股ずれを起こす

肥満であるために、骨や関節、筋肉にまで負担がかかり、骨折や関節障害、肉離れ、股ずれ、さらには皮膚にひびが入る症状まで起こすことがあります。体育の時間も、みんなと同じように走ったり跳んだりすることが難しくなっていきます。

 

その7: 月経異常になる

女児の場合、月経異常にもなる危険があります。過度のダイエットで痩せすぎて生理が来なくなるという話は有名ですが、肥満でも卵巣ホルモンの分泌に異常が起き、卵巣機能不全になってしまう可能性があるのです。大人になって赤ちゃんを授かりたくなったときに、本当に後悔することになります。

 

いかがでしたでしょうか。

肥満児は、まだこれから身長が伸びたりと成長過程にあるため、大人の肥満よりもずっと解消しやすいものです。親が頑張って生活を管理してあげることで、比較的容易に改善されます。言い換えれば、家族の協力が不可欠なのです。家のお手伝いを手伝わせたり、一緒に散歩に出たり、食べた物を書き出して遊んであげたりと、子供がストレスにならない方法でダイエットさせましょう。それでも難しい場合は、病院で相談するのが一番です。子供の将来を考えて、正しい育児をしていきましょう。

 

まとめ

「子供だから」では済まされない、肥満児が抱える7つの危険

その1:小児肥満を持ち越して:大人になっても肥満体形の人が多い
その2:小児でも高血圧症:高脂血症:糖尿病になる
その3:心肺機能の低下を引き起こす
その4:いじめの原因にもなり得る
その5:自尊心を低下させる
その6:骨折や股ずれを起こす
その7:月経異常になる