それ【疲労臭】かも?ストレスと体臭の深い3つの関係とは

それ【疲労臭】かも?ストレスと体臭の深い3つの関係とは
加齢臭、男脂臭など、体臭の名前にはたくさんありますが、その中には「疲労臭」なんていうものもあります。そんな体臭初めて聞くわ、という人も多いですよね。

その名の通り、疲れが溜まると発生する体臭が疲労臭。これは、疲れによって内臓の機能が低下し、アンモニアを分解することができなくなって体表から発せられることで起こる臭いと言われています。身体の内側から出るのですから、いくらお風呂に入っても効果が無いというのが嫌な特徴です。

この疲労臭は、肉体的な疲労だけのせいで起こるものではありません。そこには、精神的疲労、つまりストレスも大きく関係しているというのです。そこで今回は、ストレスと体臭、特に疲労臭との関係についてお伝えします。

 

それ【疲労臭】かも?
ストレスと体臭の深い3つの関係とは

 

疲労臭は肝臓、腎臓の疲れから発生する

狭い意味での疲労臭は、直接的には肝臓や腎臓の疲れから起こります本来、肝臓で分解されるべきアンモニアがちゃんと分解されず、腎機能の低下によって排出されにくくなることで体内を巡り、体臭となるのです。

直接的な原因は内臓によるものなので、ストレスが無くても身体が疲れれば発生してしまうのですが、ストレスが多い人だとより疲労臭発生のリスクが高くなりますストレスは代謝を低下させ、内臓の機能を悪くしてしまいますし、お肌のバリア機能も落ちるため、アンモニア臭に汗で繁殖した雑菌臭が加わりやすくなります

このため、疲労臭が気になるけれど仕事の量は減らせない、と言う人は、まずはストレス解消に努めることをおすすめします。ストレスが少ないだけで体臭は減り、その臭いの質も変わります

また、内臓から出るもの以外でも、ストレスに起因する体臭も広い意味では疲労臭と呼ばれることがあります。どちらにせよ体臭には変わりないので、対策するに越したことはありません。

では、ストレスがどのように疲労臭に関わってくるかについて、次項からお話ししていきます。

 

ストレスで自律神経が乱れ、身体の疲労も回復しにくくなる

まず、ストレスが溜まると自律神経が乱れるということは誰もがご存知のことでしょう。自律神経は身体のほとんどの機能を支配しているため、これが乱れてしまうと、精神面だけではなく内臓や血管、代謝など全ての機能が乱れることになります。

ストレスが溜まると自律神経のうち交感神経が優位になり、身体を休息させにくくなります。そのため、肝臓や腎臓の疲れが取れにくくなり、疲労臭のような体臭を醸し出すようになるのです。

それだけではありません。交感神経は血管を収縮させる働きがあるので、体内の血液の巡りを悪くさせ、老廃物の排出が滞るようになるだけではなく、内臓の活動に必要な栄養を届けられなくなるという弊害もあります。

疲労臭を防ぐためにはストレスを溜めないだけではなく、副交感神経を優位にさせることも必要です。なるべくリラックスする時間を持ち、お風呂などもゆっくり浸かるようにすれば副交感神経に切り替わりますから、身体の回復力も高まっていくはずです。

 

不眠や暴飲暴食によって連鎖的に疲労臭が発生する

ストレスが溜まるとついつい暴飲暴食に走ったり、明日のことが気になって夜眠れなくなったりすることがありますよね。これらも、実は疲労臭の原因になるのです。

まず、不眠ですが、ちゃんと眠らないと身体の疲れが回復せず、内臓機能が戻らないという害があります。また、眠らないことで交感神経が優位になりっぱなしになり、前項でお話ししたような体臭への道程を進むことになります。

また、ストレスが溜まるとついやけ食いややけ酒をしたくなる人も多いでしょう。しかし、これらの行動は内臓を弱らせるものに他ならないのです。

一気にたくさん食べると胃腸が疲れ、消化不良に陥ります。そして便秘になり、大腸でアンモニアが発生し、それが体臭となって出てくるようになります。

そしてアルコールの過剰摂取は肝機能を酷使することになり、やはりアンモニアを分解しきれない状態を作ることになります。お酒はアセトアルデヒドによる体臭の原因にもなるので、適量に留めるべきでしょう。

 

以上、身体の疲れによって発生すると思われがちな疲労臭の、ストレスとの関係についてお伝えしました。

ストレスは肝臓や腎臓だけではなく、頭の働き、消化機能、お肌の調子などなど、身体のあらゆるところに悪影響を及ぼします。ですから、ストレスは心の病気だけではなく、身体の病気の原因ともなり得るのです。

今は疲労臭の発生だけで済んでいる人も、このままストレスを見て見ぬふりしているうちに大きな病気に発展する可能性だってあります。そうなる前に、ストレスを解消するための手段を考えましょう。

疲労臭そのものも嫌なものですが、それは疲れのサインとも取れます。ですから、疲労臭を感じたら、無理せず身体も心もゆっくり休めてあげるようにしましょう。

まとめ

ストレスと体臭、特に疲労臭の関係は

・疲労臭は肝臓、腎臓の疲れだけでなくストレスによって発生するものも疲労臭と呼ばれる
・ストレスで自律神経が乱れ、身体の疲労も回復しにくくなり、体臭を発しやすくなる
・不眠や暴飲暴食によって連鎖的に疲労臭が発生する


連記事