生きる気力がないあなたへ。無理をしない心の整え方

生きる気力がないあなたへ。無理をしない心の整え方
大きな心のダメージを受けたとか、何かに打ち込み過ぎて精根尽き果ててしまったとか、もしくは何の理由も無いのに生きる気力がない状態になってしまうのは人間なら珍しいことではありません。でも、そんな気持ちを抱えながら過ごすのはとても辛いことですよね。

周囲には「あいつは何であんなに気力がないんだ」などと言われ、実力よりも低い評価を付けられてしまう。何より自分自身が、もっと頑張るべきだとわかっていても思うように心を奮わせることができないというジレンマに陥ることになりがちです。

でも、今のあなたは、無理して頑張るべきではないからこそ、心がブレーキをかけているのだとも考えられます。とは言っても、無気力と焦りが拮抗し合う状態では、心が落ち着かないことでしょう。

そこで今回は、生きる気力がないと悩む人に知ってほしい、心を整えるヒントについてお伝えします。



 

生きる気力がないあなたへ。
無理をしない心の整え方

 

気力がない自分を受け入れよう


生きる気力がない人自体は、実はそれほど珍しいものではありません。それなのにあなたが悩んでいるのは、生きる気力に欠ける自分自身を責めすぎているからではないでしょうか。

例えば周囲に常に精力的に活動している人がいて、その人に劣等感を抱えてはいませんか?もしくはその逆で、身近にいる無気力な人間を見て軽蔑していたのに、自分もその人のようになってしまうのではという恐怖を覚えてはいないでしょうか。

つまり、周囲の誰よりも、あなた自身が気力がない人間を嫌っているからこそ、現状を何とか打開したいと悩んでしまうのですよね。気力の有無に限らず、理想から遠ざかる自分に焦りを感じるのは誰でもよくあることです。

でも、そんな焦りこそ、あなたの心をすり減らして生きる力を削いでいるものに他なりません。ですからまずは、どんな理由であれ無気力になってしまった自分自身を認めてあげることから始めて下さい。

「無気力でもいいんだ」と、自分に許しを与えることによって心は安定するものです。気力を復活させるためには心の安定は不可欠ですから、自分を適度に甘やかすのは悪いことではないと信じてみて下さい。

 

今は心の充電期間だと思うようにしよう


気力というものは一定のものではなく、誰だって旺盛な時と不足している時があるものです。気力は体力と同じく、もしくはスマホの充電と同じく、満ち満ちている時はたくさんの消費を気にせず活動できますが、空っぽに近くなると自分の意志に反してエコモードに切り替わって活動量を減らしてしまうものなのです。

つまり、気力がわいてこない状態のあなたは、心の中の気力タンクが空っぽに近い状態だと言えるでしょう。こんな状態で精神を奮って無理をしては心が壊れてしまいます。

恐らく今は、心が壊れてしまわないように自動的に活動が抑えられている状態だと推測できます。「気力がない」と言えば聞こえが悪いですが、「心が充電中」だと思うと、それほど悪いものではないような気がしませんか?

今は未来のことなど考えられない状態の人もいるかもしれませんが、現在気力に欠ける状態のあなたは、確かにこれから先に備えて気力を溜め込んでいる最中なのです。あなたが以前のように活動できるようになるまでどれだけ時間がかかるかは、人それぞれのため何とも言えません。でも、この状態を受け入れてゆっくり心の休養をとれば、いずれは健康な心を取り戻せるはずです。

 

精神科や心療内科にかかることも視野に入れよう


どうしても生きる気力がない状態を受け入れることができないとか、充電中とはいえ焦りを常に感じているという人は、精神科や心療内科など、心を診てくれる病院にかかることも検討してみることをおすすめします。

世間では、これらの病院にかかることへの偏見は昔に比べて小さくなりましたが、それでも抵抗があるという人も少なくないでしょう。でも、そう考える人ほど、心を病みやすいというのもまた事実だとも言われています。周囲の目を気にしやすい性格だからこそ、心の病を隠したくなってしまうのです。

「薬なしでは生きられなくなってしまうのでは」「怠け者の烙印を押されてしまうのでは」などという理由で医療機関を避けている人は、少し見方を変えてみましょう。病院は、あなた自身が楽になるために行く場所です。今、気力が無くて辛い、苦しいと悩んでいるなら、その辛さや苦しさを解消してくれる場所は、病院のほかありません。

このまま病院にかからずに自己流で気力を沸かせようとすると、どんどん焦りが募って悪循環に陥るのは目に見えています。スムーズに健康な心を取り戻すためには医療の力を借りることも視野に入れた方が、心持ちは楽になるはずです。

 

いかがでしたか。結論としては、気力がない状態を打開するには、気力がないことを受け入れることが最善の方法だと言えます。

人が心を消耗する最たるものは、自他に関わらず、自身を責められることだと言われています。ですから、自分で自分の無気力さを責めてしまっては、いつまでも心をすり減らし気力を削がれていくだけなのです。

冒頭でも述べましたが、何かのきっかけで生きる気力を失うことは珍しいことではありません。ほとんどの人は一時的に気力を失っても、少しお休みしてまた元の気力を取り戻しているのです。ですからあなたも、今はお休みが必要だということを理解することから始めてみることをおすすめします

今回の記事を読んでみて、少し心が楽になったという人がいれば幸いです。気力がないことは悪いことではないと信じて、今はとりあえず一休みしてみましょう。

まとめ

生きる気力がない人のための心の整え方は

・気力がないことを責めず、そんな自分も受け入れよう
・今は心の充電期間で、時間が経てば上向くと思うようにしよう
・精神科や心療内科に抵抗を持たずに必要に応じて診察を受けよう