口臭チェックで年中健康を維持する9つの方法

口臭チェックで年中健康を維持する9つの方法
みなさん、ご自身の健康管理は万全ですか?

「なるべく階段を使うようにして、身体を動かすよう心掛けているよ。」「食事は和食中心にして、食べすぎないように注意している。」「週に2~3回はスポーツジムへ足を運んで、心身共にリフレッシュしている。」などなど。それぞれ取り組み方は違うとは思いますが、色々と努力なさっている方も多いかと思います。

ところで、お口の健康について考えたことはありますか?日本では約4割の方がお口の健康状態に自信がないと答えた結果があるようですが、アメリカではなんと6%の方のみ。「口腔ケアは全身のケア」という考え方が根付いているようです。

年齢を重ねても、好物を思い切り食べたりしたいですよね?

今日は口臭チェックを通して、健康維持を考えて見ましょう。



 

口臭チェックで
年中健康を維持する9つの方法

 

その1: 清掃不足

お口の中、特に歯が汚れたままですと、雑菌が繁殖することで嫌な臭いのガスを発生してきます。口臭の原因になるだけでなく、歯周病や虫歯に派生していくと厄介ですので、こまめに清掃しましょう。

口臭対策効果も高いのは、舌苔の清掃です。意外と食べカスが残りやすい部分です。舌専用クリーナーで圧力を100g以下位にかけるように、優しく掃除してみて下さい。

 

その2: 歯周病や虫歯

歯周ポケットにたまった歯垢や、歯肉から出る膿が口臭の原因になっている場合もあります。これらは放置するとご自身の歯を失う事に繋がりかねません。

小さな小さな歯ですが、歯を失うと全身へ大きな影響があります。歯周病を放置していると、付近の骨の炎症を引き起こしていき、他の歯も失っていく可能性があります。

今まで通りの食事を楽しめなくなる、かみ合わせが悪くなり他の歯への負担が増えるだけでなく、記憶力の低下も起こるとの研究報告もあります。

長い人生、歯がなくなっては健康でいられません。少しでも不安に感じた方は、早めに受診しましょう。

 

その3: ドライマウス(口腔乾燥)

ヒトは睡眠中や緊張した時に唾液分泌が減少します。唾液の少ない状態が続くと、雑菌が繁殖しやすいので虫歯になりやすくなったり口臭が強まったります。

一時的なものなら、あまり問題はありませんが、日中いつも唾液が少ない場合は注意が必要です。

降圧薬や睡眠薬、抗コリン作用のあるお薬を服用している場合は唾液分泌が減る場合もあるので、これらのお薬を飲み始めてから口臭が気になるようになった方は、一度相談してみるといいかもしれません。

また、喫煙していると唾液分泌が減り、非喫煙者よりも歯周病になる率が5倍にもなるという研究結果もあるので、愛煙家の方も口臭が気になる場合は、今後の喫煙を見直すといいかもしれません。

 

その4: 鼻の病気

鼻は口と繋がっています。副鼻腔炎などの影響で膿がたまっていると、その臭いが口からしてきます。歯や舌などのお手入れを念入りにしても口臭が改善されない場合は口以外の原因と考えてよいでしょう。

鼻をすするのが癖になってしまっている人、鼻炎を繰り返している人、鼻で呼吸がし辛くて口呼吸をして過ごしている人は注意が必要です。一度耳鼻科を受診してみましょう。

 

その5: 呼吸器の病気

肺から出てくる呼気は、口を通ります。口に原因がなくても口臭が気になる場合、呼吸器に原因があるかもしれません。

例えば気管支の調子が悪い場合は、痰を排出しにくく、溜まってしまった痰から臭いが発生している場合もあります。咳が続いていたり、気管支炎や肺炎や喘息などが気になる場合は、ぜひ受診してみましょう。

 

その6: 胃腸の病気

口と繋がっているのは、鼻や呼吸器以外に胃腸ですね。ニンニクやキムチなどの臭いの強いものを食べた後に口臭がする、というのは一時的なものですが、病気が原因となると根治をしない限り、口臭も治りません。

最近CMなどでも耳にする「逆流性胃炎」も原因のひとつです。他にも胃腸に障害がある状態が続くと、内分泌機能が低下して、唾液が減ることで口臭が気になるようになる場合もあります。

ストレスを避ける、不規則な食生活や過度のアルコール摂取を辞めるなどは、ご自分で出来る対策ですが、健康チェックも兼ねて、受診してみるのもいいでしょう。

胃にピロリ菌がいる場合も口臭の原因になり得ます。ピロリ菌は様々な病気の原因になりますので、注意が必要です。

 

その7: 腎不全

腎臓は体内に溜まった老廃物や有害な物質を尿として排出する重要な機能を担っています。腎機能が低下すると尿として排出されるべきアンモニアが体内に蓄積されてしまいます。

排出されなかったアンモニアが血液中に入り呼気中にも含まれると、かなり強い口臭になります。腎臓に対して何らかの治療が必要ですから、すぐに受診しましょう。

 

その8: 糖尿病

糖尿病の患者さんは代謝異常の関係で、アセトンが増加しています。健常人の血液中や尿中にも含まれるものですが、糖尿病患者さんはアセトン量が多いので、呼気だけでなく体臭からもアセトンが臭ってくる場合があります。

リンゴが腐ったような臭いや甘酸っぱい臭いが特徴のようです。健康診断などで血糖値を指摘されてはいませんか?糖尿病は進行するとかなり厄介な病気です。早めに治療を開始しましょう。

 

その9: 食生活を見直す

これまで挙げたものはどれも医療的な分野のチェックでしたが、最後に「食生活を見直す」事について考えていただきたく思います。

食生活の見直しとは、ここでは和食をオススメする、という意味でもあります。水分の多いメニューが多いので口の中が乾燥しにくいですし、玄米や根菜類が多いので、パンなどの柔らかいメニューに比べてよく噛むようになり、唾液分泌が増えるというわけです。

忙しい方ほど、食事時間が短いかもしれませんが、昔からよく言うように「ひと口30回噛む」という事を実践してみると、かなり唾液が出てきて驚くかもしれません。

ぜひ、よく噛むメニュー・和食をもっと積極的に取り入れるようにしてみて下さい。

 

いかがでしたか?

口臭がするということは口の中だけでなく、身体からの病気のメッセージという場合もあるということがお分かりいただけましたでしょうか?

元気に長生きするためにも、たかが口臭と放置せず、ぜひ身体を見つめなおすきっかけにしてみて下さい。

 

まとめ

口臭チェックで年中健康を維持する9つの方法

その1: 清掃不足
その2: 歯周病や虫歯
その3: ドライマウス(口腔乾燥)
その4: 鼻の病気
その5: 呼吸器の病気
その6: 胃腸の病気
その7: 腎不全
その8: 糖尿病
その9: 食生活を見直す