子供の口臭が気になる時、親がすると良い7つの正しい対処

子供の口臭が気になる時、親がすると良い7つの正しい対処

口臭というと、男女とも中年以降に多いイメージがあり、子供の口臭というと“えっ!?”という驚く方が多いのではないでしょうか。しかし、現実に口臭のする子供がいます。口臭専門外来では、夏休みなどに子供の受診が増加しています。もしも、我が子の口が臭ったら、親としてどのように伝え、対処すればよいでしょうか。7つの方法をご紹介します。



 

子供の口臭が気になる時、
親がすると良い7つの正しい対処

 

口臭は若くてもある。


口臭の原因の一つは、年齢の増加によって、唾液が出にくくなるため口の中が乾燥状態になることが挙げられます。子どもに加齢現象は関係ないのでは?と思うことでしょう。もともと、すべての人間には生理的口臭という口臭があります。

不快には感じない範囲の病気ではない臭いです。無臭の人などいないのです。もしもお子さんの口がほのかににおいがするとしたら、それが許容範囲の臭いであるのか、コミュニケーションに問題を起こしてしまうような不快臭であるかをまずは確認しましょう。

 

歯磨き習慣はついていますか?


歯磨きは、毎日何度かしている習慣ですが、実はとっても難しいのです。頑張ってしっかり磨いているように思っていても、歯磨きペーストの爽快な味で、満足感を得ているだけであったり、磨き残しがあることが多いです。

お子さんが入学前ならば、まだ仕上げ磨きが必要です。小学生になると、同級生が仕上げ磨きを卒業していたり、お兄ちゃんお姉ちゃんが仕上げ磨きをしていないと、子供扱いされることが嫌で、仕上げ磨きを拒否することもあります。

毎日、確認することは難しくても週に1度は歯磨きが上手にできたか確認してあげましょう。その際、開口1番の一言は、“きれいに磨けてるね”と褒めること。もしも磨けていない部分があったとしたら、鏡で見せて教えてあげましょう。モチベーションを維持させることが大切です。

 

楽しめる洗面所づくりをしよう


子どもにとって、鏡の前で一人でずっと歯磨きをするのはつまらないものです。今は100円ショップにも砂時計が販売されています。3分計などを購入し自分で時間を計って磨く習慣をつけさせましょう。

洗面所にカレンダーを置き、歯磨きのご褒美シールを貼ってあげることも楽しみの一つです。一人で黙々と磨くことがつまらなくてお座なりな習慣になるよりは、楽しい習慣としてインプットさせることが重要です。

 

不快な臭いをどう指摘する?


もしも、お子さんの口が不快な臭いがしたらどう伝えればよいでしょうか。一番信頼して、安心する親から、“臭い”ということを指摘されたら、傷ついてしまうこともあるでしょう。あかの他人ではない親だからこそ、ダイレクトに伝えても大丈夫と思うかもしれませんが、我が子も繊細なのです。

まずは、“今日、歯磨き終わったの?”と訊いてみましょう。終わったと回答した場合は、“虫歯がないかみてあげる”と、お口を隅々まで確認してください。食べカスが詰まっていませんか?もしくは、舌に汚れがべっとりついていないでしょうか?

食べカスや汚れは磨き方を教えてあげれば改善できます。最近は、クマやウサギがついた1回使い捨てのデンタルフロスも売っていますので、毎日は難しくても1週間に1度のお手入れとして取り入れるのもよいと思います。虫歯があるようであれば、菌が繁殖し臭いの原因となることがありますので、早めに歯科医院を受診しましょう。

 

歯科健診を受けましょう。


親が歯科医院に通うことが苦手だと、子供の足も必然的に遠のきます。保育園、幼稚園、学校の歯科健診で問題なしと言われたのでそのまま放置していませんか?クリーニングを受けたり、虫歯予防のフッ素による処置をしてもらうこともよい習慣です。

最近、小児歯科という分野の先生方が増加しています。小児歯科専門として開業している歯科医院もありますので、行ってみてください。治療を受けながらアニメをみたり、待合室にはおもちゃや絵本のプレールーム完備、診療の最後には歯磨き関連のシールやおまけをもらえてお子さんにとっては一種のエンターテイメント要素が満載です。

子どものころから定期的に歯科医院に通う習慣があれば、大人になっても通います。もしも口臭がした時も、手始めに小児歯科を受診することをお勧めします。口臭の対策に適切なアドバイスをもらえますし、それでも治らない場合は、胃腸など全身の病気を疑うきっかけにもなります。

 

子供同士は遠慮なし


子供は素直です。素直すぎるのは、時に残酷です。もしも不快な口臭がする子供がいるとすると、“臭いね!”“なんで臭いの?”“変だよ”“うつるかも”言っている側はただ思ったことを述べているだけなのですが、これらの一言が心に与える影響は計り知れないものです。

この一言が原因で、消極的であったり内向的になってしまうこともあります。もしも急にお子さんが元気がなかったら、訊いてみましょう。なかなか臭いと言われたことは言いにくくて、正直に伝えるとは限りません。

話すときに口に手を当てるようにしたり、息を止めているようなしぐさが増えた時は、さりげなく一緒に歯磨きをしてみたり、歯科医院にいってクリーニングを受けてみましょう。“歯がピッカピカになると気持ちいいね!”“ふーっとしてみて”と顔を向かい合わせた状態で話すとよいでしょう。

子ども同士の会話で傷ついてしまっていたら、家庭でしっかり自信をつけてあげることしかできません。自信をもてれば、またお友達とお話をしたり、遊んだり気にせず参加できるようになります。

 

いつも口が開いていませんか?


子供は夢中になると口が開いたままです。口を開けたままテレビを見ていたり、本を読んでいたりしていませんか?口を開いているだけなら、だらしがないだけで他に大したことはないのでは?と思うかもしれませんが、決して良い影響をもたらすものではありません。

口が開いたままだと、口の中が乾いてしまい臭いが強くなります。子どもの口は成長とともに生えてくる歯の数も増えたり、歯並びに変化があります。実は、口を開いたままの習慣があると歯並びが悪くなることがわかっています。歯科矯正に通うと、“いつも口を閉じていますか?”という質問をされます。

それほど口を開けていることは臭いにも歯並びの成長にもよくないのです。気づいたら、“お口!”と一言言いましょう。きっとお子さんはリラックスした状態で急に指摘されるので毎回びっくりしますが、いつの間にか開いているのが普通の状態から閉じているのが普通の状態に癖が変化します。

 

いかがでしたか?

口臭がするとコミュニケーションに問題が出てくるのは大人の社会も子供の社会も一緒です。大人の口臭と、子供の口臭の原因の違いはさほどありません。ただ、子供は身体と同じように心も成長途中にあります。そんな成長途中の心が口臭が原因で傷ついてしまったら、ずっと自分の息に自信が持てず消極的な子になってしまうかもしれません。

口臭の原因をのぞいてあげること。そして、大丈夫よ!と自信をもたせてあげることが、我が子にできる親の口臭対策です。正しい対処をすれば、我が子が大人になった時にもきちんとしたオーラルケアの習慣がついていて、口臭で悩む必要のない人生となるはずです。

 

まとめ

子供の口臭が気になる時、親がすると良い7つの正しい対処

・口臭は若くてもある。
・歯磨き習慣はついていますか?
・楽しめる洗面所づくりをしよう
・不快な臭いをどう指摘する?
・歯科健診を受けましょう。
・子供同士は遠慮なし
・いつも口が開いていませんか?