口臭から胃の病気を発見!知っておくべき健康チェックの基礎

口臭から胃の病気を発見!知っておくべき健康チェックの基礎

口臭が胃の病気を知らせてくれていませんか?自分では口臭って気づきにくいって言うのに、自分でも酷く臭うし、体調が優れない。それに、口臭チェックや簡単な口臭対策をしても口臭がいっこうに治らない。

その場合は、内臓に病気が隠されている場合があります。口臭と胃は密接に関わっており、軽度の胃炎でも、口臭を発生する事があります。

そして、胃の病気も胃炎、胃食道逆流症(逆流性食道炎が含まれる)、胃潰瘍、症状の進行に気が付きにくい胃がんなど種類は多岐にわたります。

口臭となる胃の症状を把握して、どんな胃の病気か、胃が健康かどうかをチェックしましょう。それでは、口臭から胃の病気を発見!知っておくべき健康チェックの基礎をお伝えします。



 

口臭から胃の病気を発見!
知っておくべき健康チェックの基礎

 

卵の腐ったような臭いでないかチェックしよう


口臭から胃の病気が発見される場合、多くの人が卵の腐ったような臭いを発生させています。胃が悪くなると、塩酸から守っている胃粘膜が薄くなります。

そして、たんぱく質を分解する酵素であるペプシンも過剰に働き、卵が腐ったような臭いを発生させます。その臭いは硫化水素が原因で、硫黄分のみだと無味無臭ですが、水素が結びつく事によって臭いを発生させます。

それは、卵などのたんぱく質に含まれているアミノ酸の中に硫黄分が存在している為に起こります。その臭いは、血液に乗り、呼気として排出される為、口臭となるのです。この臭いの時は、胃粘膜が弱まっていると言う事で、胃炎の可能性があります。

胃粘膜を再生するには、いわゆるプチ断食と呼ばれますが、お休みの日や週末などの週1回、最低でも半日胃を空っぽにします(水分摂取は可)。その後、消化の良いものから少しずつ食事していく事が良いでしょう。

 

みぞおちの痛みがないか押してみてチェックしよう


みぞおちの痛みから考えられる病気の大半は、胃潰瘍です。胃潰瘍の時に発生する口臭も胃炎同様に卵の腐ったような臭いです。みぞおちの痛みは、食後に発生し、食べ過ぎると、ずーっと痛いです。

ただし、胃潰瘍でも自覚症状のない人も居るので注意しましょう。その場合は、胃潰瘍の他の症状としては吐血や貧血、黒い便が挙げられますので確認してみましょう。

胃潰瘍の大きな原因は、ピロリ菌感染や非ステロイド性抗炎症薬の誤使用ですので、胃潰瘍改善には、それらへの対策を行います。ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)は、胃粘膜を傷付けるアンモニアを生成しながら、胃の中に住み着き、活性酸素や有害な毒素を放出する菌です。

内科、胃腸科、もしくは消化器内科へ行き、菌なので、除菌薬である2種類の抗生物質と胃酸を弱める薬を処方されて飲む事によって対策出来ますが、下痢などの副作用や抗生物質に対する抗体がある人は効果が出ないので注意しましょう。

非ステロイド性抗炎症薬の誤使用に関しては、同時に2種類以上使用したり、長期間の使用は控えましょう。

 

酸っぱいものが上がってくる回数、げっぷが多くないかチェックしよう


胃酸が逆流すると、酸っぱいものが上がってきたりするようになります。その回数が増えていく事によって、酸っぱい口臭となります。そして、口の中が苦く感じたり、げっぷの回数も同じように増えていきます。

この種類の口臭の胃の病気は胃食道逆流症が考えられます。この胃液の逆流が起こるのは、食道の下部にある下部食道括約筋が加齢によって衰えるからです。

それなのに、若い頃のままの食事量でいたり、食べ過ぎたりしていると、腹圧が上がって、胃と食道を分けている噴門と呼ばれる弁が開きやすくなり逆流するのです。

げっぷは、これの空気バージョンです。対策としては、1回に食べる量を減らしたり、辛いものなど胃酸を強める刺激物を避けたりするのが有効です。

 

胸焼けやむかつきがないかチェックしよう


胃潰瘍よりもさらに口臭がきつくなるのが十二指腸潰瘍です。胃炎とともに胸焼けやむかつきの症状があります。十二指腸潰瘍が起こる場所は、十二指腸ですが、原因は胃酸が出すぎる場合が多いです。

そのため、空腹時や夜間に痛みが発生しやすいのが特徴です。十二指腸潰瘍は胃炎よりも早く治りますが、慢性化しやすいです。

十二指腸潰瘍への対策は、ピロリ菌や強いストレスで胃酸が出過ぎるためなので、完璧主義にならないようにしたり、胃粘膜を保護する乳製品を取るようにする事が良いでしょう。

 

食欲の有無をチェックしよう


胃の病気が進行し、胃がんになると、食べ物がほとんど喉を通らなくなります。初期の胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍のうちは、なんか食欲落ちたな・・・と思う程度かも知れません。

ピロリ菌や塩分が多すぎる食生活も要因となる場合があるため、塩分を減らした食生活を送るようにしましょう。塩分を控えたら、野菜は顕著ですが、素材そのものの味が引き立ってくるので、食べることが楽しくなり、落ちてきた食欲も回復するでしょう。

 

いかがでしたか。

口臭から胃の病気を見つけたら、早めの対策が必要です。当てはまる症状があれば、病院を訪れて、診察して貰い、今の習慣も見直しましょう。

口臭からくる胃の病気は、大半がピロリ菌保有のものですので、病院が手っ取り早いですが、仕事などで忙しい時は胃粘膜を保護する、牛乳やLG21のような乳製品を取ったりして、応急処置をしながら、お休みの時にゆっくり見て貰っても良いですね。

市販の胃薬では、ピロリ菌はなくならないので、処方箋を貰い、お薬を貰いましょう。うまく菌と付き合いながら、病状を和らげて行く事によって、口臭も胃の痛みも和らいでいく事でしょう。

みんなに嫌われる口臭ですが、口臭は、胃の病気を身体をはって知らせてくれているなんて思うと、自分にとってはとても愛着のあるものに感じてきます。だから、きちんと自分の健康のために口臭をチェックして胃の病気を発見しましょう。

 

まとめ

口臭から胃の病気を発見!知っておくべき健康チェックの基礎

・ 卵の腐ったような臭いでないかチェックしよう
・ みぞおちの痛みがないか押してみてチェックしよう
・ 酸っぱいものが上がってくる回数、げっぷが多くないかチェックしよう
・ 胸焼けやむかつきがないかチェックしよう
・ 食欲の有無をチェックしよう