放置している親知らずが口臭の原因になる9つの理由

放置している親知らずが口臭の原因になる9つの理由

親知らずは個人差ありますが10代~20歳前後で生えてくる永久歯と言われています。親知らずが生えない人もいますし、4本とも生える人もいれば1本しか生えない人もいて様々です。一番の問題は正常に生えることが少ない。

生えていない場合は、顎の骨の中にあるか、または歯茎の中に収まっている(埋没)状態。これを埋伏歯といいます。ほとんどの場合、歯茎から頭だけ少しでていたり、斜めに生いるのです。親知らずが生えている位置により口臭や痛みを伴うことがあります。とても厄介な親知らずが口臭となる原因を9つの理由を紹介いたします。



 

放置している親知らずが
口臭の原因になる9つの理由

 

「親知らずの仕組み」


基本的に親知らずの上に歯茎が被さっていますが横に被さっている場合もあります。これを歯肉弁と言います。歯肉弁と歯の間に食べ物のカスが入り込んで発酵するのです。その発酵したカスが口臭の原因になります。

歯肉弁と歯の隙間は「親知らず」の頭の表面がつるつるではなくギザギザしています。親知らずに限らず生えたての歯の表面にみられる特徴です。歯肉が乗っかている親知らずは中に食べ物のカスが非常にたまりやすくなります

 

「歯垢」


溜まった食べ物のカスが発酵した物を歯垢と呼ばれます。歯垢は菌が繁殖します。虫歯になる可能性が高いです。親知らずと歯肉弁の間の汚れはハミガキをしても清潔にすることは難しいです。基本的に親知らずの場所は磨きにくい場所にあります。無理に磨き逆に口の中をキズつけてしまうこともあります。

 

「歯冠周囲粘膜」


親知らずの食べカスが発酵し化膿もします。親知らずの痛みに繋がり、更に親知らずが膿を持ってきます。歯冠周囲粘膜は赤く腫れて痛みと膿(うみ)が出てきます。

横に生えてきた親知らずは頭が出た反対側に膿をためます。激しい痛みや腫れで口が開かなくなり喉も痛く物を飲み込めなくなります。発熱や食欲不振、全身倦怠感の症状が続きます。炎症をくり返す間に体調の悪いときに重なると重症になります。

 

「歯周ポケット」


親不知は基本的に歯周ポケットが深いものです。また生え方が中途半端な状態が多いので汚れもたまりやすいです。となりの大臼歯との隙間も大きく汚れがたまりやすい状態になります。

汚れが大変取りにくいので口臭の原因になるわけです。ハミガキで取ることは難しいので液体ハミガキなど通常のハミガキにプラスする必要があります。

 

「抜歯」


基本的に口臭の原因が親知らずを抜歯する必要はありません。手前の歯と同じように生えており歯磨きでも特に問題がなければ抜歯にしなくても大丈夫です。親知らずの抜歯は手術後トラブルの原因にもなります。

上の親知らずの抜歯よりも下の方が手術の難易度は高く難しいです。経験や抜歯の技術がある歯科医でないと話し方が以前と変わってしまったり顔の輪郭が少し変化したりとトラブルになりますので抜歯をする際は歯科医とよく相談してください。

 

 「ストレス」


仕事が多忙だったり人間関係、日常のストレスがたまると歯が痛くなる人います。口の一番奥になる親知らず付近の歯茎が腫れて痛むことがあるのです。

親知らずがまっすぐ正常に生えているとトラブルは少ないですが横向きに生えていたり、隣の歯の方に傾いて生えていたりすれば炎症を起こし腫れや痛みの原因になるワケです。疲れている時は免疫力が低下する為、細菌に負けて歯茎が炎症を起こしやすくなります。歯茎が腫れや痛みが治らず長引くのが特徴です。

 

「顎関節症」


女性に多いですが口を大きく開けられない顎関節症。顎関節症で親知らずがありますと当然親知らずに食べカスがたまりハミガキも不十分で菌が増殖して口臭の原因になります。虫歯や治療途中の歯も放置しておくと顎のバランスが崩れて関節に負担がかかります。

基本的には専門治療ができる歯科、または大学病にて受診することが一番です。奥まで手が入らず歯間ブラシが磨きにくいのであれば通常よりも先の細いブラシで磨くと親知らずのお手入れがスムーズになります。

 

「親知らず部分のハミガキ」


親しらずの生えている部分をハミガキすることは難しいものです。ですから菌も溜まりやすく食べカスが挟まったままになり口臭もキツイものになります。親知らずのハミガキはヘッドの小さいブラシで歯茎を傷つけないように小刻みに動かしながら全体的に磨きます。

ヘッドが小さいと狭い隙間でも動かしやすく奥歯を磨くときも小回りがきいて便利です。歯の表面の汚れはこれで十分キレイにできます。またハミガキ意外でも「Y字型」のデンタルフロスを使うことも良いです。

 

「睡眠不足」


親知らずの部分(智歯周囲炎)が痛くなったり口臭がする原因になります。睡眠や栄養が十分とれていない、風邪をひいて体調を崩したりする時に起こります。智歯周囲炎の炎症が悪化するのはよくあることなのです。

体調が改善するまでは智歯周囲炎の炎症もなかなか治まりません。その時は体調を整えることで症状が無くなったとしても親不知がそこにある限り体調を崩した時に智歯周囲炎の症状が表に出てくる繰り返しもあります。できるかぎり時間を作って歯科または口腔外科を受診して相談してみてください。

 

いかかでしたか?

とても厄介な親知らず。ハミガキひとつにしても生えている位置で大変な作業になってしまいます。口臭まで引き起こしてしまう原因もさまざまです。親しらずを抜いてしまえば楽になりますが信頼する歯科医を選ぶことも重要ですね。一日も早く原因を追究してスッキリできることを願います。

 

まとめ

放置している親知らずが口臭の原因になる9つの理由

「親知らずの仕組み」
「歯垢」
「歯冠周囲粘膜」
「歯周ポケット」
「抜歯」
「ストレス」
「顎関節症」
「親知らず部分のハミガキ」
「睡眠不足」