耳垢が臭い時には気をつけた方が良い、身体の危険信号

耳垢が臭い時には気をつけた方が良い、身体の危険信号

耳垢が臭いかもしれないと悩んでいる人もいるでしょう。耳垢の臭いについて今まで考えたことがないという人も、一度臭いを嗅いでおくことをお勧めします。

柔らかいベトベトした湿気のある耳垢だと臭い場合があります。カサカサした乾燥した耳垢だと臭くない場合が多いです。しかし、耳の周辺や耳垢は臭いが出やすい場所でもあります。日本人の85%は乾燥した耳垢が出る体質ですが、残りの15%は湿った耳垢が出る体質の人です。

湿った耳垢からは臭いが発生するので、注意をした方が良いでしょう。耳垢が臭いという、耳垢が湿ったタイプの人はアポクリン腺からの汗で耳垢が湿っています。耳垢が湿っている人は耳の中のアポクリン腺が多く、汗を多く出しています。

アポクリン腺からの汗には、たんぱく質やアンモニアを含んでいるので臭いがきつくなります。また、湿った環境だと雑菌が繁殖・分解しやすいので耳垢の臭いの原因にもなっています。耳垢が臭いのはアポクリン腺が多いという体質なので治すのは難しいですが、臭いはなんとかしたいものです。

周囲の人に耳が臭いと思われていないか、迷惑になっていないか気になるところですね。耳垢が臭い時は身体が危険信号を出している時でもあります。耳垢が臭い時に気をつけた方が良い、身体の危険信号をお伝えします。



 

耳垢が臭い時には気をつけた方が良い、
身体の危険信号

 

耳の水分を取ろう


耳垢が臭いかもしれないと思ったら、お風呂から上がった後、耳の中の水分を拭いているかどうかを考えてみましょう。入浴後は耳の中にも蒸気が溜まります。耳の中もタオルで水分を拭き取りましょう。耳垢が臭い湿ったタイプの人だけではなく、耳垢が乾いたタイプの人も水分を綿棒で取り除くと良いでしょう。

耳の中を清潔な状態で保つようにしましょう。綿棒は必要以上に奥まで入れるとトラブルの原因になりますので、気をつけて綿棒を使いましょう。

 

耳掃除のしすぎに注意しよう


耳垢が臭い人は耳掃除をすることによって清潔になり、耳の臭いを予防することになります。しかし、耳掃除のしすぎにも注意しましょう。耳掃除をする時は、綿棒か耳かきを使う人が多いでしょう。耳かきの方が長いので奥まで入れてしまいがちですが、耳垢の掃除をするだけなら穴の1ほどまでで十分だと言われています。

耳かきをしすぎると耳を傷つけて雑菌が増殖してしまうことがあります。耳垢が臭いと思って悩んでいる人も、耳かきは月に1回程度行うようにしましょう。

 

耳の軟骨の周りも優しく掃除しよう


耳垢が臭いと思ったら、耳の穴の中だけではなく、耳の軟骨や周りの穴の手前のくぼみの部分も優しく掃除しましょう。軟骨の周りや穴の手前のくぼみの部分には、臭いの元となる皮脂腺と耳垢腺があります。特にくぼみの部分は毛穴が広がって汚れが溜まりやすい部分でもあります。

この部分は水や石鹸で洗わず、硬く絞ったタオルで拭き取ると汚れが落ちます。耳垢が臭いと気になった人は特に、耳の軟骨の周りや、耳の穴の手前のくぼみの部分も掃除することを心がけましょう。

 

食生活を改善しよう


耳垢が臭い人は、臭いを抑えるために食生活を改善してアポクリン腺の活動を抑制させる方法もあります。アポクリン腺は動物性たんぱく質や脂質を多く摂ると活発に働きます。

耳垢が臭い人は肉類を多く食べていないか、食生活を振り返ってみましょう。野菜や豆類、魚中心の和食に切り替えることが耳垢の臭い対策には効果があります。耳を清潔に保つと同時に、バランスの良い食事を摂っているか、食生活を振り返ってみることが大切です。

 

耳が聞こえにくくないか注意しよう


耳垢が臭い人は、耳垢が湿っていて自分では取りにくく、人の声などが聞こえにくくなることがあります。自分で耳垢が取りにくい場合は耳鼻科で耳垢を取ってもらうと、耳の中の臭いも減り快適になります。耳の聞こえも良くなって生活に不便がなくなります。

耳の手入れ次第で、耳の聞こえ具合も変化します。耳垢が臭いかもしれないと思った人は、常に自分の耳の状態に気を配りましょう。いつもの聞こえ具合と比較して、聞こえにくくなった場合は病院へ行くことをお勧めします。

 

中耳炎に気を付けよう


耳垢が臭い人は、中耳炎の恐れもあるので気をつけましょう。中耳炎は耳の奥にある中耳という部分に細菌が感染して炎症を起こした状態です。中耳炎は風邪などで免疫力が低下している時に発症しやすい病気です。

ストレスを溜めると免疫力が低下したり、耳管の機能が低下したりして、中耳炎にかかりやすくなります。中耳炎になると耳垢が臭くなることがよくあり、腫れや傷みも伴います。耳垢が臭いだけではなく、これらの耳の異常に気がついたら耳鼻科で治療を受けましょう。

 

外耳道炎に気を付けよう


耳垢が臭いと思って、耳掃除で耳の中を傷つけると外耳道炎になることもあります。外耳道炎という病気は耳の奥の方の外耳道という部分が炎症を起こして発症します。痛み、痒み、灼熱感(しゃくねつかん)、耳だれなどの症状が出てきます

耳閉感、耳鳴り、難聴を感じることもありますが、炎症が治まればこれらも症状もなくなります。耳垢が臭いことも外耳道炎の前兆や症状として現れるので、耳垢の臭いもチェックしておきましょう。

 

どうでしたか。

耳垢が臭い時には気をつけた方が良い、身体の危険信号を紹介しました。耳掃除は大切ですが、耳かきなどで傷つけるほどすると細菌に感染して炎症を起こしてしまいます。

中耳炎や外耳道炎になる恐れもあるので、耳掃除のしすぎにも気をつけましょう。耳垢が臭くなると困るので、耳を清潔に保つことも大切です。入浴後など耳の中に蒸気が溜まることがありますので、タオルできちんと拭き取ることを心がけましょう。

小さい子供だと自分で拭けないこともあるので、大人が注意して拭いてあげると良いでしょう。子供の方が中耳炎などにかかりやすいとも言えます。耳の病気は何度もなると慢性化することもあるので早めの治療をお勧めします。

耳の病気は進行がゆっくりしていて気づかない人も多いです。子供の頃、何度も中耳炎を繰り返すと、慢性中耳炎の一種である真珠腫性中耳炎になることもあります。耳だれ、難聴、めまいなどの症状が出た場合は耳鼻科を受診しましょう。

耳だれは膿ですので、強い臭いがあります。放っておくと難聴の原因にもなることもあります。耳垢が臭い時には身体が危険信号を出していることもあるので普段からチェックしてみてください。

 

まとめ

耳垢が臭い時には気をつけた方が良い、身体の危険信号は

・入浴後は耳の中の水分をタオルで拭き取りましょう。
・耳かきをしすぎると、耳の中を傷つけて雑菌が増殖することもあるので気をつけましょう。
・耳の軟骨部分や穴の手前のくぼみ部分は、硬く絞ったタオルで拭き取って掃除しましょう。
・耳垢が臭い人は、動物性たんぱく質や脂質を多く摂っていないか食生活を見直しましょう。
・耳垢が湿っていて取りにくい人は、耳が聞こえにくくないか注意しましょう。
・腫れや痛みがある場合、中耳炎の恐れもあるので気をつけましょう。
・耳掃除で耳の中を傷つけると、外耳道炎になる恐れもあるので気をつけましょう。