耳にしこりができた!7つの原因と早い解決法

耳にしこりができた!7つの原因と早い解決法
何気なく耳の後ろを触ってコリコリとした耳のしこりに気づくことがありますよね。この耳のしこりはしばらくすると自然と治ってしまうこともあるのでほったらかしにしてしまう人も多いようです。

でもその耳のしこり、本当にそのままほったらかしにして大丈夫なんでしょうか耳にしこりができる原因は多く、中にはそのままにしておいても大丈夫な場合もありますが、病院でちゃんと診てもらわなければならないものもあります。安易に自己判断してしまうのはとても危険です。

大したことないよと、たかを括って病気が悪化してしまってから後悔することがないように、耳のしこりがどういうものか知っておいて損はありません。そこで今回は、「耳にしこりができた!7つの原因と早い解決法」についてお伝えします。



 

耳にしこりができた!
7つの原因と早い解決法

 

 

ほとんどが粉瘤(アテローム)


耳にできたしこりのほとんどが粉瘤です。粉瘤は毛穴の奥の皮膚がなんらかの原因で袋状になり、そのなかに皮脂や古い角質などの老廃物が溜まってしこりになったものです。

粉瘤は良性の腫瘍です。塗り薬や飲み薬で症状を緩和できますが、根治させるには切開手術が必要になります。まずは皮膚科で診てもらうとよいでしょう。切開手術をする場合は形成外科に行くことになります。

 

悪性腫瘍は内科治療


耳のしこりの原因の大多数を占める粉瘤は良性腫瘍ですが、まれに悪性腫瘍が耳にできている場合もあります。この場合の治療は内科になります。

耳のしこりが見つかった時に安易に粉瘤だろうと思わず、痛みなどの症状がなくても病院に行った方がいいのはこういう原因もあるからです。

 


肉芽種はピアスが原因


肉芽種はピアスが原因でできてしまう耳のしこりです。

ピアスの材質を自分の体が異物と認識して排除しようとするのですが、ピアスはウィルスとか細菌ではないので排除できず、異物から体を守るための防壁として作られるのが肉芽種です。ピアスの材質が体に合っていないことが原因ですから、材質の違うピアスを使ってみると治ることもあります。

これ以外にもピアスの穴がきれいに空いておらず、ゆがんでしまっている場合にも肉芽種ができることがあります。

いずれにしても皮膚科で肉芽種を取ってもらうことが一番確実な対処方法です。

 

耳の下にできたら耳下腺腫瘍


耳の下にできる腫瘍が耳下腺腫瘍で、症状が進むと耳の下の部分にしこりができます。

この病気で怖いのは悪化すると顔面麻痺などを引き起こすことです。顔面麻痺まで行ってしまうと手術によって腫瘍を除去することもありますが、顔面の神経を傷つけてしまう危険性がとても高く、顔面麻痺の後遺症が残ってしまうこともあります。

耳の下にしこりが見つかったら、内科で診察してもらうことをお勧めします。

 

流行性耳下腺炎は早めに診断


流行性耳下腺炎とはおたふく風邪のことです。おたふく風邪の見た目の症状はみなさんご存知ですよね。ただ初期のおたふく風邪でできる耳下腺の腫れはしこりとまでは言い難い状態ですので、自分では気がつかないことが多いようです。

大人になってからのおたふく風邪は子供のそれと違って症状が重くなります。悪化させてしまうと難聴などの後遺症が残る場合もあるので、気がついたら早めに内科で診てもらいましょう。

 

痛風はリウマチに進行する恐れ


風に吹かれただけで痛みが走ると言われる痛風の症状は足の親指が代表的ですが、耳にしこりができる場合もあります。痛風は血中の尿酸が結晶化することで起こります。この結晶化が耳の付近で起きることで耳にしこりができるのです。

痛風の場合、耳にしこりができるだけではなく、足の親指にも症状が出ているはずです。足の親指を圧迫した時にムズムズしたり痛みがあるかどうか調べてください。

痛風はリウマチに進行してしまう恐れのある病気です。これも内科でまず診察してもらいます。

 

リンパ節炎


リンパ節炎は細菌などの侵入でリンパ節に炎症が起きてしまう病気です。首のリンパ節に炎症が起こり、耳の下にグリグリとしたしこりができます。

自然に治ってしまうことも多いのですが、長期化する場合もあります。またリンパ節結核や悪性リンパ腫という重い病気が原因になっていることもありますので、内科で診てもらって診断してもらうことをお勧めします。

 

いかがでしたか。耳のしこりといってもこんなに多くの原因が考えられるんです。中にはかなり怖い病気もありますよね。耳のしこり以外にも言えることですが、体の状態が通常と違う時には体の中でなんらかの異常がおきているのです。

人の言葉や自分だけの判断で原因を決めつけてしまうのではなく、専門家の判断を仰ぐことはとても大事です。民間療法のすべてが間違っているとは言いませんが、まったく効果がなかったり、場合によっては症状を悪化させてしまうものも存在します。

耳のしこりはそのほとんどが粉瘤というデキモノですが、中には癌であったり顔面麻痺を引き起こしてしまう恐ろしいものが原因ということもありますので、耳のしこりが見つかったら、大げさと考えずに病院で診察してもらいましょう。

 

まとめ

耳のしこりの原因は

・ ほとんどの場合、粉瘤です
・ ピアス穴にできているのは肉芽種です
・ 耳の下にあるのは耳下腺腫瘍
・ 流行性耳下腺炎
・ リンパ節炎です
・ 足の親指に痛みを伴うなら痛風です