もう悩まない!脇汗の原因を解消する6つの方法

もう悩まない!脇汗の原因を解消する6つの方法
電車に乗っている時に脇の汗ジミが心配でつり革につかまるのを躊躇したり、自分の脇汗の臭いが心配でデオドラントスプレーをこれでもかというくらい吹きかけてしまったというような脇汗を原因とした困りごとの経験は誰にでもありますよね。

脇は体温を調節するのに適した場所であるため、体の他の部位に較べて汗がたくさん出ます。体温を調節するために必要な汗もあまりに多いのは困りものなので必要最小限の汗に留められたらと考えてしまうのは当然です。

夏の暑さや運動による体温の上昇だけが脇汗の原因ではないことをご存知ですか?暑い時期でもないのに脇汗がたくさん出ていたり、いつも脇が湿っているような場合は脇汗の原因が他にあるかもしれません。そういう心配をしないで済むように今回は脇汗の原因とその解消方法をお伝えします。



 

もう悩まない!
脇汗の原因を解消する6つの方法

 

脇汗は体温を下げるための汗


熱中症になった人や急に高熱を出した子供の体温を下げるためにはどこを冷やすでしょうか?額だけでは不十分で、高くなりすぎた体温を下げるためには他にも首筋と腿の付け根、そして脇を冷やします。

体温を下げるには体の表面ではなく体の中から冷やす必要があるのですが、それには心臓から全身に送られる血液を冷やしてあげることが一番効果的です。脇は心臓から近い上に、心臓から上半身にに張り巡らされている血管が腋の近くをたくさん通っているため、脇を冷やせば上半身全体を素早く冷やせます

体温を下げるために汗を出す汗腺も額や首筋、脇、腿の付け根に多いのは同じ理由です。成人した人が1日に出す汗の量は安静状態で200mlから400mlくらい、通勤や仕事などの日常的な活動状態では1リットル以上と言われています。

体温調節に必要な脇汗の量はそのうちのわずか1%程度なのですが、ほとんどの人がもっとたくさんの脇汗をかいています。その余計な脇汗が出てしまう原因には次のようなものがあります。

・過度のストレスや緊張による交感神経の乱れ
・偏った食生活による体質変化
・運動不足による汗腺の休眠
・体の冷やし過ぎによる体温調節不良
・肥満による体温調節の不良
・加齢によるホルモンバランスの乱れ

この6つの脇汗の原因の中で自分に当てはまるものがあれば、それを解消していきましょう。

 

過度のストレスや緊張による交感神経の乱れ


交感神経は汗腺の働きを司っていますが、過度のストレスや緊張が続くとそれに交感神経が反応してしまい、脇や掌、足の裏に汗が出てしまいます。

手に汗を握るというような表現もありますが、実際には脇にどっと汗が吹き出すように出てしまいます。ストレスや緊張が解ければ汗は引いてくれますが、ストレスが溜まりすぎた状態のようになるとなんでもない時でも大量に脇に汗が出てしまう場合もあります。

ストレス解消の方法は人それぞれですが、意識的にストレスを溜めない生活を心がけることが大切です。

 

偏った食生活による体質変化


次にあげるような食生活をしていませんか?

・肉類や脂っこいものばかり食べる
・香辛料たっぷり熱々の激辛料理をしょっちゅう食べている
・冷たいものばかり飲んでいる
・毎晩飲酒している

健康な体の維持のためにはバランスの良い食事は鉄則であり、これらの偏った食事は脇汗が異常に出てしまう原因になります。

特に1番目の肉類や脂っこい食べ物ばかりの食事を続けると汗の量だけでなく、体質が酸性に変化して汗の臭いや体臭を強くしてしまう場合もありますので、魚や野菜などを意識的に食べるほうが良いでしょう。

また飲酒による発汗は主に肝臓や腎機能の影響によるものです。内臓のためにも量も頻度も減らすことをお勧めします。

 

運動不足による汗腺の休眠


他の場所は全然汗が出ないのに顔だけ汗が出たり、脇汗がどっと出る原因は運動不足かもしれません。体を動かすと筋肉がエネルギーを燃やして体温が上がり、それを下げるために汗腺の活動が活発になり汗をかくのですが、日頃ほとんど運動をしていないと体温が上昇して汗をかくことが少なくなり、汗を出すための汗腺は眠った状態になってしまいます。

汗腺のなかで顔や脇の汗腺は最後まで起きていて、眠ってしまった他の汗腺の分も汗を出して体温調節をするために顔や脇に集中的に汗が出てしまうのです。全身の汗腺が目を覚ましてくれれば、顔や脇に汗が集中することは解消します。極端な運動よりも毎日やれる運動を続けることで汗腺が目を覚ましてくれるでしょう。

 

体の冷やし過ぎによる体温調節の誤動作


1日中クーラーの利いたオフィスで仕事をしている女性に多く見られるのが冷えによる脇や背中の汗です。体が冷えすぎた状態になると体は体温を取り戻そうと回復熱を出してしまう場合があります。回復熱というのは怪我をした時などに出る熱と同じもので、体温をわざと高くして、体の機能を活発にさせようとする防衛機能のひとつです。

体温が上がれば汗腺は汗をどんどん出してしまいますので、手足は冷たいのに脇や背中は汗が出てしまう状態になります。冷房の使用を減らすことが一番ですが、オフィス等ではそうもいきませんので、肩や腰、足元の冷房対策と肩、腰のストレッチで全身の血行を促すことで脇汗の原因となる冷えを緩和しましょう。

 

肥満による体温調節不良


皮下脂肪は肉襦袢なんて言い方もするくらいで保温効果は絶大なものがあります。体中についてしまった皮下脂肪が体内の熱を発散するのを妨げてしまい、汗がたくさん出てしまうのです。ここで注意してほしいのは表面体温ではなく、皮下脂肪の内側の体温が高いということ。

皮下脂肪の層は保温効果とともに断熱効果もありますから、肥満の人の多くは表面体温を測る体温計では低い数値が出るのですが、耳あな式体温計のように皮下脂肪の無い場所を測るとかなり体温が高い場合が多いようです。

ダイエットのための継続的な運動で皮下脂肪を燃焼させましょう。運動で汗を積極的にかくことは汗の臭いを抑える効果も期待できます。

 

加齢によるホルモンバランスの乱れ


熟年期頃からホルモンバランスが乱れて様々な症状が出てきます。いわゆる更年期障害です。更年期障害の代表的なものにホットフラッシュと呼ばれる多汗症状があります。気温や室温に関係なく、また安静にしていても汗がどんどん出てきてしまう状態です。

加齢によるホルモンバランスの乱れの解消には継続的な運動は比較的効果があるようですが、根本的な解消にはならないため、ホットフラッシュによる発汗があまりに多い場合は医療機関での診察をお勧めします。

 

いかがでしたか。脇汗をかくことは体の正常な機能なのですが、平常時の体温調節機能に必要な脇汗の量はさほど多いわけではありません。あまりに脇汗が多い場合は原因を他に疑ってみる必要があり、原因によっては病院での診察が必要な場合もあります。

脇汗は他の部位の汗と違い、他人には気が付かれたくない、見られたくないと思うものです。また脇汗は独特の臭いを出してしまうことがあります。最近の職場ではスメルハラスメントという言葉が使われるように体臭もひとつの暴力と見做されてしまい、仕事をしていく上で支障になってしまう大きな問題です。

脇汗をデオドラントスプレーや脇汗パッドのようなものでケアすることにも限界がありますので、あまりに脇汗が多いのなら原因を探ってみることをお勧めします。

 

まとめ

脇汗を抑えたいのなら

・ストレスや緊張は溜めないようにしよう
・バランスの良い食事を心がけよう
・運動を続けて、全身で汗をかこう
・体を冷やし過ぎないようにしよう
・ダイエットして皮下脂肪を減らそう
・年齢に応じたホルモンバランスケアを心がけよう