ニキビを繰り返す人に!綺麗肌を手に入れる漢方の選び方

ニキビを繰り返す人に!綺麗肌を手に入れる漢方の選び方
ニキビを治すために漢方を使うといっても「漢方」という言葉に馴染みがないと胡散臭く感じてしまい、なかなか手を出すことができませんよね。しかし、塗り薬や内服薬を試して効果があまり感じられなかったり、ニキビが引いてもまた新しいものができてしまった時に試したいのが漢方です。ニキビを治すために漢方治療をするといっても、漢方自体の目的は体の中にあるニキビの原因を改善して体質を変えてニキビを完治させることにあります。

個人差があるので漢方を始めてすぐに効果が出るわけではありませんが、飲み続けることによって症状を抑え、ニキビの作りにくい体を手に入れることができます。そこで今回は、ニキビができる部位や種類、発生する原因別の漢方の選び方をお伝えします。

血の巡りがよくないことが原因でニキビができる時に選びたい漢方

桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)という漢方は月経不順などに効果のある桂枝茯苓丸料という「桂皮(けいひ)」「茯苓(ぶくりょう)」「牡丹皮(ぼたんぴ)」「桃仁(とうにん)」「芍薬(しゃくやく)」の5つの生薬に「薏苡仁(よくいにん)」をプラスした6種類の生薬から成り立っている、ニキビがフェイスラインや額にできる人が使いたい日本で生まれた漢方です。

肌はターンオーバーといって一定の周期で生まれ変わっています。しかし、このターンオーバーが正常のペースで行われないと、本来剥がれ落ちるはずの古い細胞が毛穴を防いぎ詰まってしまうのでニキビができる原因になってしまいます。

また、肌の新陳代謝が低下すると色素が沈着してシミを作ったり、手足の荒れやクマなどの肌トラブルを引き起こすので、ニキビ以外の症状にも漢方の力で血の巡りを良くすることで栄養が肌に行き渡り改善されていきます。

桂枝茯苓丸料加薏苡仁は、比較的体力はあるものの肩凝りや足冷えなどの身体の冷えを改善させる他にも、ストレスや疲れから乱れてしまったホルモンバランスを整えて正常化させる働きもあるので、ニキビの原因となる皮脂が大量に分泌するのを防ぐことのできる漢方です。

 

糖質を多く含む食生活が原因でできる範囲の広い炎症性のニキビに選びたい漢方

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)という漢方は「防風」「薄荷(はっか)」「荊芥(けいがい)」「連翹(れんぎょう)」「桔梗」などを含めた12種類の皮膚に効果の高い生薬の組み合わせから成り立っています。

思春期のように顔全体に散らばってできたニキビや、尖っている先が化膿している炎症性のある赤ニキビができる人が使いたい漢方です。

甘いものを多く摂取すると、腸内でカンジダという真菌の増加を促します。このカンジダの増殖によって皮膚の免疫が下がり皮膚や毛穴の炎症を引き起こして赤ニキビの原因となります。

このように炎症を起こしてしまう赤ニキビは赤く腫れて顔をほてらせるのですが、清上防風湯の「清」は熱を冷ます働きがあることを指しているので非常に相性がよく、できているニキビだけではなくニキビ痕にも漢方としての力を発揮します。

ニキビが引いた後も漢方を続けて服用することによって、赤くて大きなニキビが顔に広く出にくいように体質が改善されていきます。

清上防風湯湯は顔や頭にこもった熱を発散させる働きがあるので、ニキビだけではなく目の充血や膿を皮膚から出す働きによって化膿症にも効きます

 

月経が原因で顎まわりにできるニキビに選びたい漢方

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方は「当帰」「川芎(せんきゅう)」「茯苓(ぶくりょう)」「沢瀉(たくしゃ)」「芍薬」などを含めた6種類の生薬で成り立っている生理痛や月経不順などの女性の悩みに広く特化した漢方です。

一見ニキビと漢方は関係がなさそうですが、生理前になるとホルモンのバランスが崩れるので、生理が原因で顎まわりにニキビができたり、ぷつぷつとした赤みのない白ニキビができる人が使いたい漢方です。

月経の前後には、皮脂の分泌を過剰にする「プロゲステロン」と皮脂の分泌を抑えて肌のバリア機能を高める「エストロゲン」のバランスが崩れてしまいます。プロゲステロンが多く分泌されるようになり、自然と皮脂の分泌が増えてしまうことでニキビが作られる原因になります。

当帰芍薬散は自律神経を担っている肝機能を支え、体全身に栄養を行き渡らせて、体内で足りていない血を補う働きをしている他にも、水分代謝を整える働きによって余分な水分を体内から取り除きます。貧血や体の冷え、月経の周期を改善したり体のむくみなどニキビ以外の悩みにも役立つ漢方です。

 

以上、体の中からニキビの原因を治すための3つの漢方の選び方をお伝えしました。

ニキビができる原因には様々な原因があるので、自分に合ったニキビの症状に合わせて漢方を選びましょう。嬉しいことに漢方にはニキビ以外にも体の不調を正す効果が高いものばかりです。薬局やドラッグストアなどで気軽に買えるものもありますが、心配な方は医師の診断を受けたりカウンセリング薬局を利用すると安心して使用できます

個人差はありますが、効果をより実感するためには漢方だけに頼るのではなく、ホルモンバランスを整えてくれる大豆食品などを食事の中に摂り入れた規則正しい食事や、質の良い睡眠をとることを心掛けることも必要です。継続は力なりです。日々の積み重ねによって、綺麗なお肌と健康な体を手に入れましょう。

まとめ

ニキビを繰り返さない綺麗な肌を手に入れる漢方の選び方とは

・血の巡りがよくないことが原因のニキビには桂枝茯苓丸料加薏苡仁を選ぼう
・範囲の広い炎症性のニキビを抑えるためには清上防風湯を選ぼう
・月経が原因でニキビが顎まわりにできたり、白いニキビには当帰芍薬散を選ぼう


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