ニキビは潰すだけで治ると思ったら 大間違いな7つの根拠

ニキビは潰すだけで治ると思ったら 大間違いな7つの根拠

顔や目立つところにニキビができてしまうと、どうしても気になって潰してしまいますよね。やってはいけないとわかっているのに、やってしまうこの悪しき癖。確かにニキビを潰せば血や膿、コメドが出てますから、それらを出し切って乾燥させ、かさぶたにしてしまえば早く治るかもしれません。

しかし美容関係者や皮膚科医、専門家の誰もが「ニキビは潰さないほうがいい」と口を揃えて言います。なかなか治らないニキビがあると潰したい衝動に駆られるかもしれませんが、ニキビは潰すだけで治ると思ったら大間違いなのです。今日はニキビを潰しても治らない7つの根拠をご紹介しましょう。



 

ニキビは潰すだけで治ると思ったら
大間違いな7つの根拠

 

ニキビを潰す指には多数の細菌がいる


人間の手には数え切れないほど無数の細菌がいて、特に指先は「濡れ雑巾」「便器以上」の細菌の巣窟だといわれています。どんなにしっかり手を洗っていても完璧な衛生状態にすることはできません。自分の指でニキビを潰すということは、細菌だらけの指でアクネ菌を飛び散らせることと同じなのです。

潰した傷口から細菌が入り込めば、潰したはずのニキビも更に悪化しますし、場合のよっては汚いニキビ跡になることもあります。ニキビを潰さなくても、頬杖をついたり顔を触る癖がある人は、無意識に顔中に細菌をくっつけてしまっている可能性がありますから要注意です。

 

潰しても膿を出し切れない場合がある


赤~白ニキビを潰すとどろっとした膿が出ます。これを一発で膿を出し切れたらいいのですが、うまくいかないと患部を傷めてクレーターになってしまうことがあります。

ニキビを潰すときには皮膚の表面につまようじや針で穴を開け、そこから強制的に出すという方法もありますが、穴を開けるときに細菌が入ってしまえば余計に酷くなってしまいます。

皮膚の表面をぎゅーっと押していると皮膚内の毛細血管が切れてしまいますし、奥の膿を出し切れないと後々またそこに膿が溜まってきて治癒が遅れてしまうのです。ニキビを潰すと患部が痛くなったり透明な液体が出ますが、これはまだ皮膚内に膿が溜まっている証拠ですので、更に悪化してニキビが酷くなる予兆でもあるのです。

 

ターンオーバーが乱れて肌が再生されにくくなる


潰していいのは白ニキビや黒ニキビだけであり、赤ニキビは潰してはいけない…このようにいわれますが、どんなニキビであれ潰せば治ると思ったら大間違いです。

肌はターンオーバーと呼ばれる一定の周期で生まれ変わっていますので、多少の傷やニキビ跡であれば綺麗に治りますが、ぎゅうぎゅうと皮膚を押して潰したニキビ跡は消えることがありません。

またニキビを潰した後の肌表面は硬くなりますので、毛穴が詰まりやすくなり、ターンオーバーが正常に機能せず新しい肌が再生されにくくなってしまいます。ニキビを潰してしまうと、そのときは良くても後で後悔することになってしまうので注意しましょう。

 

再生不可能の真皮層を傷つけてしまう


人間の肌はターンオーバーによって新しい肌が再生されていますが、肌が生まれ変わるのは肌表面の表皮の部分だけです。肌奥深くの細胞である真皮層は再生しない細胞ですので、ニキビを潰すことによってダメージが及んでしまうと一生傷ついた肌のままになってしまいます。

真皮層が傷つくと赤みや色素沈着のニキビ跡とは異なり、専門の治療で回復させるしかありません。その炎症が酷ければ酷いほど深い傷跡となりますし、次にできるニキビさえも治りにくく跡が残りやすいものになります。

 

菌が繁殖して菌が住みやすい環境になる


赤ニキビになると毛穴の中にアクネ菌が繁殖していて、炎症を起こしている状態です。アクネ菌は空気が入らず脂肪分が多い場所を好みますので、ニキビを潰して毛穴の詰まった場所はアクネ菌が大好きな場所です。

ニキビを潰して中の膿がしっかりとでることは稀であり、多かれ少なかれ膿やアクネ菌が残ったままになりますから、あっという間に菌が繁殖してしまいます。アクネ菌といっても善玉菌と悪玉菌がありますので、全てのアクネ菌が悪さをするわけではありませんが、悪玉菌のアクネ菌があるニキビを潰してしまうとたちまち菌の住処となってしまいます。

 

デコボコのクレーター跡が残りやすくなる


ニキビの悩みの中でも最も深刻で回復が難しいクレーター跡。これはニキビを潰して肌を傷つけてしまったことが主な原因です。ニキビは純粋にニキビだけを潰せばいいのですが、ほとんどの場合その周りの皮膚や真皮層までダメージや炎症が広がってしまいます。

つまりたったひとつの小さなニキビを潰すつもりが広範囲の肌を深く傷つけることにつながっているのです。肌がデコボコのクレーター状になると自分で治すことは非常に難しいですし、専門の機関で治療するにも高額な費用がかかってきますから、ニキビは潰さずきちんと治療するようにしましょう。

 

肌が分厚くなって全体的に黒ずんでくる


ニキビとは肌表面下で炎症が起こっている状態ですから、ここを強く押してニキビを潰そうとすると、炎症がより深くまで行き渡ってしまう可能性があります。酷い場合には色素沈着を起こしてしまい、肌が強いダメージを受けてしまうため分厚くなってシミもできやすい状態になります。

ニキビ跡の人を見るとデコボコした後が赤紫~黒ずんでいるのが分かりますが、これも肌の奥深くが色素沈着を起こして皮膚深部の組織がダメージを受けているのです。これが広範囲になると全体的に肌が黒ずんできますから、こうなると完全に元通りになることはないでしょう。

 

いかがでしたか。

ニキビがたったひとつでもできてしまうと憂鬱なものですが、ニキビ跡やクレーターを作らないためには、無理に潰さずにじっくりと治療する必要があります。こうした日々を過ごさないためにはニキビを作らないための予防が非常に大切になります。

ニキビは根本から治していかないと、治っても後から後からニキビができてしまう無限のニキビループになってしまいますから、ニキビは潰さず正しい知識のもとケアを行いましょう。

もし自分でニキビを潰さなくても寝ている間に潰れていたり、引っかくなどして潰してしまった場合には、患部を清潔にしてそれ以上触らないようにしてくださいね。

 

まとめ

ニキビは潰すだけで治ると思ったら大間違いな7つの根拠

・ ニキビを潰す指には多数の細菌がいる
・ 潰しても膿を出し切れない場合がある
・ ターンオーバーが乱れて肌が再生されにくくなる
・ 再生不可能の真皮層を傷つけてしまう
・ 菌が繁殖して菌が住みやすい環境になる
・ デコボコのクレーター跡が残りやすくなる
・ 肌が分厚くなって全体的に黒ずんでくる