ニキビと抗生物質について学び適切に活用する5つの知識

ニキビと抗生物質について学び適切に活用する5つの知識

ニキビ治療に皮膚科に行くと処方される薬には抗生物質が含まれる事があります。市販のニキビ治療薬には抗生物質は入っていませんが医者から処方される薬には抗生物質が含まれています。

抗生物質が含まれる薬を使用せずにニキビ治療を行う皮膚科もありますが、まだ多くの皮膚科では抗生物質が含まれる薬を使用してニキビ治療を行っています。

ニキビ治療に抗生物質はとても効果があるのですが副作用を含め良くない面もある為にニキビ治療には良くないという声もあります。

ニキビと抗生物質の働きを知る事が抗生物質を効果的に利用しニキビを改善する事に繋がります。抗生物質を用いた治療でニキビを改善し、綺麗な肌にする為にニキビと抗生物質の作用についてご紹介します。



 

ニキビと抗生物質について学び
適切に活用する5つの知識

 

抗生物質を長期間使用するのは控えましょう。


抗生物質とは菌の繁殖を抑え、炎症を抑える効果のある薬です。飲み薬の内服薬と塗り薬の外用薬があります。ニキビは抗生物質で殺菌をする事で治療できますが、抗生物質はニキビの原因であるアクネ菌だけに効果を発揮するのではなく肌にいる他の菌や腸にいる菌にも影響を及ぼします。

アクネ菌は肌の常在菌として肌にうるおいをもたらしたり、雑菌が繁殖するのを防いでいます。その為に内服薬で肌全体でアクネ菌が減る事は肌のバリアが弱まり乾燥肌になったり敏感肌になる事になりニキビの発生に繋がる事があります。

長期間に抗生物質を服用すればするほど肌バリアが弱まり免疫力が落ちるので、ニキビを抗生物質で治療する時は短期間の使用に控えましょう。

 

副作用に負けない体を作りましょう。


ニキビ治療に抗生物質は高い効果がある分、副作用もあります。人によりますが、頭痛、めまい、胃もたれ、胃痛、日光アレルギー、便秘や下痢、じんましんの症状が現れることがあります。また、ニキビより大きいシコリが出来る人もいるようです。

抗生物質はアクネ菌だけを殺菌するのではなく善玉菌をも殺菌してしまう事があります。腸内環境を悪くしてしまう為、胃腸に関わる副作用があるのです。

どんな薬にも副作用はあるので必ず自分が医者から処方された薬を用いて、用法容量を守り食事や睡眠をしっかりとり、体のコンディションを整え体を強化しましょう。

 

赤ニキビと黄色ニキビにだけ使用しましょう。


抗生物質は菌の繁殖を抑え、炎症しているニキビに効果があります。すなわち、毛穴に角質や皮脂が溜まり毛穴が詰まった状態の白ニキビや黒ニキビにはまだアクネ菌が繁殖しておらず炎症していないので、そのようなニキビに抗生物質は効果はあまりありません。

アクネ菌が繁殖して炎症を起こしている状態の赤ニキビと、膿が溜まり炎症も起こしている状態の黄色ニキビには効果があります。白ニキビを悪化させないようにする為ではなく、出来てしまった赤ニキビ・黄色ニキビの炎症ニキビの治療で抗生物質を用いましょう。

 

ニキビ予防は生活習慣で行いましょう。


抗生物質でニキビの出来にくい肌に改善する事は出来ません。ニキビの原因はアクネ菌がある事ではなく乾燥等で肌が硬くなる事で毛穴が塞がり角質や皮脂が詰まり、その皮脂が養分となりアクネ菌が繁殖し、炎症を起こす事が原因です。

抗生物質には殺菌作用と炎症を抑える効果だけなので、皮脂を取り除いたり肌にうるおいをもたらし柔らかくする効果はないのでニキビの出来にくい肌に改善する事は出来ません。

ニキビ予防は抗生物質を頼るのではなく、洗顔や保湿を正しく行い肌を柔らかくし皮脂バランスを整えて毛穴が詰まらないようにスキンケアや食生活、生活習慣を見直して肌質を改善しましょう。

 

抗生物質の乱用はやめましょう。


抗生物質は服用し続けると耐性菌が出来て効果がなくなります。抗生物質は殺菌効果があるので、体は菌を殺されないようにする為、抗生物質に対抗する菌を作り出すのです。それを耐性菌といいます。

抗生物質の効果がなくなり他の抗生物質を服用しても、またその抗生物質への耐性菌が作り出されます。耐性菌が作り出されてしまうとニキビを抗生物質で治す事が出来なくなります。抗生物質の殺菌作用は効果が強いのですが完璧ではないので乱用にならないようにしましょう。

 

いかがですか。

抗生物質はニキビへの効果が強く、メリットが大きい分デメリットも大きい為にニキビ治療に抗生物質を使用しない皮膚科がある事がわかりますね。

しかし、逆にいえばデメリットをしっかり把握し対処をすれば抗生物質のメリットを利用し、今あるニキビをすぐに治す事が可能という事です。

一時的な処置として抗生物質を使用し、ニキビのない間に次のニキビが出来るのを防ぐ為にニキビの出来にくい健康的な肌へ改善するよう食生活や生活習慣を見直して自己管理を行う事が大切です。

ニキビ治療に抗生物質を服用する場合は自己判断せずに専門家の診断の元で用法容量を必ず守ると共にデメリットをしっかり把握した上でメリットを最大限に生かして活用してニキビのない綺麗な肌にしていきましょう。

 

まとめ

ニキビと抗生物質について学び適切に活用する5つの知識

・ 抗生物質を長期間使用するのは控えましょう。
・ 副作用に負けない体を作りましょう。
・ 赤ニキビと黄色ニキビにだけ使用しましょう。
・ ニキビ予防は生活習慣で行いましょう。
・ 抗生物質の乱用はやめましょう。