産後の抜け毛はいつまで?悩みを解消する5つのアプローチ

産後の抜け毛はいつまで?悩みを解消する5つのアプローチ
赤ちゃんを出産するという大仕事を果たしたあとに、産後の抜け毛が増えると急に不安になりますよね。産後の抜け毛というのは、産後脱毛症や分娩後脱毛症とも言われています。経産婦さんで、これらの脱毛症に悩む人の割合はなんと7割もあるのです。

多くの人が経験している産後の抜け毛問題ですが、これは年齢に限らずホルモンのバランスの崩れによって起こっているのです。この産後の抜け毛はいったいいつまで続くのか、みんなどのようにして対策だったり予防をしていっているのか・・・とても気になるところでしょう。産後というまだデリケートな時期に抜け毛がひどいと、気持ちも沈んでしまうものです。

そこで今回は、産後の抜け毛に悩むお母さんに向けた、悩み解消のためのアプローチについてお伝えします。

産後に抜け毛が増えるメカニズムを知ろう

産後に急に抜け毛が増える主な原因は、先に触れましたホルモンバランスの崩れによって起こります。女性ホルモンは、エストロゲン(排卵の準備を手伝う卵胞ホルモン)とプロゲステロン(妊娠を助ける黄体ホルモン)の2種類があり、一定の周期でそれぞれの分泌量を変えながらわたしたち女性の体を保っています。

妊娠後期になるとプロゲステロンが優位にたつことで毛髪の成長期が維持されていましたが、出産後は血中の濃度ホルモン濃度が妊娠前に戻るので、一気に毛根が休止期に入ってしまうのが原因になるのです。もっと簡単に説明しますと、毛根の数だけランダムに成長と休止期を繰り返していた毛周期というのがそろって休止期になるということです。

休止期に入ることで、一時的に髪が少なく薄くなってしまうのです。次に具体的な対策をどう練ればよいのか触れていきましょう。

 

ストレスをためないようにしよう

育児のストレスとはよく耳にすることがあることでしょう。出産後の生活は赤ちゃんが中心となり進んでいきます。言葉を発することができない赤ちゃんはすべてを泣くことで伝えますし、昼夜構わず泣く赤ちゃんも多くいます。

泣いている赤ちゃんを一生懸命にあやしているうちに、心身ともに疲れてしまう、これまでスムーズにできていたことができなくなる・・・そしてそれらのことが少しずつストレスになってしまうことはよくあります。気追い込まずに誰かに相談したり、頼ってみながら、気付かないプチストレスからも心を開放していきましょう

自分の時間を少しでも作れるようでしたら、リフレッシュタイムを取るようにしてゆっくりと時間を過ごしてください

 

睡眠をなるべくとろう

成長ホルモンの分泌が活発になると言われている22時~2時の間は寝ていたいところですが、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話でそううまくその時間にぐっすり眠ることは難しいでしょう。どうしても産後すぐの赤ちゃんはリズムが不規則ですので、赤ちゃんの生活リズムが作られるまではお母さんは寝不足になってしまいます。

パートナーや親御さんなど協力してもらえる人がいる場合は、交代で対応してもらうなどして体への負担を少しでも減らしましょう。また、赤ちゃんのお昼寝時に少し一緒に横になってみる・・・というのも大切です。

 

無理な産後ダイエットはしない

妊娠中に増えてしまった体重をどうにか元に戻そうとダイエットをするお母さんは多いですよね。ですが、急激なダイエットは体への負担がとても大きく、ホルモンの分泌にも影響してきてしまいます。そのホルモン分泌への影響により毛髪の発育が邪魔されて、抜け毛がさらに増えてしまうのです。

授乳中のお母さんは、とくにバランスの良い食事が必要になってきます。大豆・肉・魚・卵に含まれるたんぱく質や、髪の毛を育ててくれるミネラル、健康的な毛髪に効果的な鉄分をバランスよく積極的に摂っていきたいところです。

 

ヘアケアをしてみよう

産後の抜け毛がひどいと、シャンプーを控えめにしてみたりブラッシングの回数を減らしてみたり・・・何かヘア対策をと思っている人は多いものです。ですが、産後の抜け毛対策には、それらのことよりも、しっかりとしたヘアケアが大切なのです。

地肌がケアできるシャンプーに変えてみたり、トリートメントもこまめに使用し髪を守りましょう。お風呂の後は地肌を生乾きのままにすることをせず、きちんと乾かしてあげましょうドライヤーをあてる前に、ヘアオイルをつけるととても髪に良いです。

髪を洗う時も指先ではなく指の腹で優しくマッサージをするようにする、トリートメントは地肌に付けないようにするなどの、シャンプーの基本的な注意事項は守りながらやっていきましょう。

 

産後の抜け毛はいつまで続くものかについて知ろう

産後の抜け毛に悩むお母さんは、これが一体いつまで続くのかということに大いに不安を感じることでしょう。髪の毛の生え変わりにはきちんとサイクルがあり、成長期・退行期・休止期という3つを回っていきます。

髪は4~6年かけて成長していき、1日0.3~0.5mm、1年で15cm伸びると言われています。その髪も一定の長さまでくると成長が止まり、2~3週間ほどお休みの期間に入ります。(退行期)そして成長が止まった髪は、新しい髪に少しずつ押し出されていき、抜けていきます。(休止期)

日本人の平均的な髪の量は10万本ほどで、1日に50本~100本ほど抜けていると言われています。しかしサイクルに合わせて髪がどんどん生えてくるので、普段はさほどそのことを気にしたことは少ないことでしょう。

ですが、産後になると女性ホルモンの低下や乱れで成長期が数カ月~1年しかない場合が増え、髪の毛のサイクルが短くなってどんどん抜けているように感じるのです。産後、女性ホルモンは少しずつ回復していきますが、授乳をしている間は低い状態が続いてしまいます

ですので、授乳回数が減る1年後あたりを目安に、産後の抜け毛は落ち着いてくるのです。

 

さて、産後の抜け毛は女性にとってとてもナイーブな問題ですが、原因と期間を知ることで少し安心できる点もあります。日ごろの生活でも、髪への悪い影響を減らし、良い影響を無理のない範囲で増やしていくとよいでしょう。

なかなか産後1年はゆっくりする時間がとれないお母さんが多いですが、その忙しい中でもご自分のお体を大切にいたわる時間が作れると良いですね。リラックスする際にはハーブティーやアロマを焚いてみるのもおすすめです。

産後の抜け毛というものは一時的なものだと分かっていても、目に付く抜け毛に心落とすことでしょう。ですが、多くの出産経験者がその抜け毛に悩んできたものです。あなただけではない、みんな経験する道と思うと、少し心軽やかになります。

産後の抜け毛も、赤ちゃんを産み育てているという立派な証拠です。胸を張っていきましょう。

まとめ

産後の抜け毛を解消するには

・ストレスをためないようにしよう
・睡眠をなるべくとろう
・無理なダイエットはしないようにしよう
・ヘアケアを取り入れてみよう


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