まずは医師に診断を。 脂肪腫には正しい対処が必要な5つの理由

まずは医師に診断を。 脂肪腫には正しい対処が必要な5つの理由
脂肪腫は脂肪細胞からなる腫瘍で、「脂肪のかたまり」と表現される事も多いものです。詳しい原因はまだ分かっておらず、皮膚の下におかしなふくらみがあると気づいて病院へ行く人が多くいます。

肥満者に多いと言われている脂肪腫は、大きくなる事や、まれに多発する事もあり、良性腫瘍と言っても不安な気持ちになるものですよね。そこで今日は病院へかかる判断の基準や、病院についてお伝えします。ではご覧ください。



 

まずは医師に診断を。
脂肪腫には正しい対処が必要な5つの理由

 

脂肪腫とはなんだろう?


皮下脂肪となるはずだった脂肪細胞が増殖したものを脂肪腫と呼びます。表面に出てこない気づかない物も多く、ありふれた腫瘍で吹き出物のような感覚です。皮膚の下にぷっくりとできる脂肪腫は40代から50代に多く、男性よりも女性に多いとされています。

浅在性脂肪腫という皮膚の下にできるものと、深在性脂肪腫という筋膜下、筋肉内、筋肉の間にできるものがあります。深在性脂肪腫は全体の2%とまれな症状ですが、痛みもないもので気づかないまま大きくなっている場合もあります。今までの研究から、なんらかの染色体異常ではないかと言われていますが、まだ分からない部分が多いのが現状です。

 

脂肪腫のできやすい場所はどこだろう


どこにでも出来やすい脂肪腫は、主に、首や肩、背中、大腿、臀部など様々です。大きさも小さいものから大きなものまであります。目立たない事も多く、これくらいならと思っているといつの間にか大きくなっていて、10センチを超える事もあります。

生死にかかわる事はなくても気になる存在になってしまい、それはいつしかストレスとなってしまいます。放置すると自然に小さくなることはないので、あまり大きくなる前に、早めに手術する事をオススメします。

 

悪性の脂肪腫に気を付けよう


良性の事が多い脂肪腫ですが、悪性になると「脂肪肉腫」と名前を変えます。脂肪腫と同じように痛みを感じる事もまれですが、厄介な点が他の場所に転移するという点です。

脂肪肉腫の中でも、「高分化型脂肪肉腫」「粘液型脂肪肉腫」「多形型脂肪肉腫」「脱分型脂肪肉腫」と悪性度が低いものから高いものまで様々です。悪性の肉腫は血液・リンパ液などの流れにより細胞が他の臓器へ転移する事もあり、自覚症状が出たころには悪くなっている事もあります。

発見を早くしなければいけない物ですが、見た目だけでは良性と悪性を判断する事が困難なので、早めに脂肪腫の時点で取り除いておくことが懸命だという事になります。おかしなしこりを見つけた場合は、早めに病院へ行きましょう。

 

脂肪腫は皮膚科・形成外科へ行こう


一度できてしまった脂肪腫は自然と消える事は望めません。目立つ場所にできてしまった時や、自分で違和感を感じた場合、皮膚科や形成外科をオススメします。もしも、どこへかかればよいか心配な場合は自分のかかりつけの内科でもいいので訪ねてみて下さい。

自分の信頼を置いている病院からの紹介は何よりも安心です。脂肪腫の大きさによっては大きな総合病院の方がいい場合もあります。皮膚科や形成外科、整形外科などが入っている総合病院は検査機関が充実しているので、他の部分に腫瘍がないかしっかりと調べてもらえるので安心です。

安易に脂肪を取ってしまえばと思っていると、脂肪がリンパに巻き付いているケースもあるようです。頸動脈や神経を圧迫する事もあるので、しっかりと自分の体にとって最善な方法をとってもらいましょう。

 

脂肪腫は早めに手術しよう


脂肪腫は大きくなれば外科的な手術が必要になる事がわかりました。中身は脂が詰まっているだけといって放置しておくと、だんだんと大きくなってしまいます。放置していれば、いるほど、手術跡が目立ってしまったり、悪性になってしまったりします。

小さければ局所麻酔でも治療も可能ですが、大きくなれば全身麻酔での手術になったりしてしまいます。古い脂肪が固くなるように長期間放置された脂肪腫は固まって切除も大変になります。

小さいうちは日帰りの手術で済みます。切除の跡が大きければ、雑菌が入り化膿するなど、リスクも大きくなる事をお忘れなく。手術を体験された人は、どの人も、スッキリとした気分が味わえると言われています。はっきりしないしこりの存在に不安になるのであれば、まず、病院へ行きましょう。

 

いかがでしょう、体にしこりができた場合、とても不安な気持ちになりますよね。不安は心のバランスを崩してしまいがちです。少しでも軽くなるように、病院へ行きましょう。子どものころから気になっていて、大人になったら急に大きくなったという人もいます。

脂肪腫は予防法もなく、原因もはっきりと分らない病気です。治療法としては外科的切除のみで、放置して良いのか、取り除いた方が良いのか判断に困るものです。医師の助言は必要なものです。しかし、今後どうしたいか、その判断をするのは自分である事を忘れないでください。どんな病気であっても自分の体は自分で守ると事が必要です。