脂肪腫とは何かを知り、正しいケアをする7つのステップ

脂肪腫とは何かを知り、正しいケアをする7つのステップ

脂肪種とは体にできるやわらかいこぶのようなものです。皮膚のすぐ内側にできる良性の脂肪細胞のかたまりです。脂肪種は体のいたるところにできますが、胴体、首、太腿、上腕、脇などにできるのをよく見受けられます。

一ヶ所というわけでなく複数同時にできる場合もあります。脂肪種自体は良性の腫瘍で、痛みも特にはありませんので放っておきがちですが、手術をされる方も多数います。

ではなぜ痛みもないのにわざわざ手術を決断することになるのでしょう。それには決断する理由があります。決断する理由を知り、脂肪種と早期に向き合うことで余計な心配をなくしましょう。



 

脂肪腫とは何かを知り、
正しいケアをする7つのステップ

 

脂肪種とはどんな病気か知ろう


脂肪種とは、脂肪細胞のかたまりで、良性の腫瘍です。良性と言われ安心する方も多いかと思います。良性軟部腫瘍の中では多く見られる一般的な「できもの」です。通常痛みはなく、化膿したりするようなこともありません。

人間の皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪、筋肉、骨となっていますが、脂肪種は皮下脂肪の場所によく発生しますが、まれに筋肉内にできることもあります。皮膚の下に少し弾力ある「しこり」のように感じられます。

 

脂肪種になる原因を知ろう


脂肪腫は脂肪のかたまりですが、肥満などとは関係ありません。現在分かっていることは染色体異常があること、ある程度の遺伝性があることです。飲酒やストレスなどが原因とも言われますが、結局のところ詳しい原因は解明されていません。

 

脂肪腫になったらどうしたらよいか知ろう


脂肪腫は通常、痛みはなく、良性の腫瘍なので放っておいても大丈夫です。しかしかならず大丈夫とも言い切れない場合もあります。

脂肪腫が大きくなるうちに血管をまきこんでしまうような場合は手術の時に出血が多くなったり、脂肪腫ができてからしばらくほうっておいた為に大きくなりすぎて、単純な手術で大丈夫だったものが複雑な手術が必要になったりするケースもあります。

小さいうちに手術してしまえば楽だったのにということになりがちです。小さいうちに手術しておけば切り口も小さくすみますが、さほど緊急性を要しない為、後回しにすることが多いです。

手術のタイミングを専門医と相談しましょう。また脂肪腫と一文字違う脂肪肉腫というものもあります。こちらは悪性の腫瘍となりますので短期間に「しこり」「こぶ」が大きくなるようでしたら脂肪肉腫の可能性もありますので注意が必要です。

 

脂肪肉腫を知ろう


脂肪肉腫とは、脂肪を含んだ細胞が悪性化したと考えられる悪性腫瘍です。脂肪腫と同じように体のあらゆる部分に発生します。

脂肪肉腫は、顕微鏡の検査により大きく4つに分類されますが、その中の1つ「高分化型脂肪肉腫」は顕微鏡の検査でも脂肪腫と大変良く似ています。

 

脂肪腫の診断方法を知ろう


脂肪腫は皮膚の下に少し弾力のある「しこり」のように感じることが出来ますし、大きさは長期にわたって変りませんが徐々に大きくなることがありますので診察だけでも診断できます。しかし、触感が違ったり、場所によっては違う腫瘍の可能性も否定できません。

ある程度はX線検査や、CT,MRIなど画像検査でも診断しますが、最終的には顕微鏡で組織を検査などして決定します。脂肪肉腫の疑いがある場合はこの顕微鏡での検査になります。

 

治療法を知ろう


脂肪腫が小さく、邪魔にもならないようなら経過を見る程度ですむことが殆どですが、場所によっては日常生活のじゃまになる場合もでてきます。小さいうちなら日帰りの手術も可能ですが大きくなるとそうはいかなくなります。

「しこり」の大きさが比較的大きい(5cm以上)場合や、短期間に大きく成長した場合は脂肪肉腫の可能性もでてきますので、組織を採取します。採取した結果、脂肪腫の場合は手術して取り除きますが、悪性の場合は治療法が異なってきます。

 

脂肪腫は保険適用か知って安心しよう


脂肪腫は痛みもなく、特に健康に害もあるわけではありませんので保険が使えるのか心配される方も見えますが健康保険でカバーできます。

脂肪腫も腫瘍になりますので、生命保険なども適用されそうですが、一概には言えないようです。手術などの話になったら保険会社に問い合わせておいたほうが安心です。

 

いかがでしたか。

脂肪腫自体は緊急性を要しません。それは専門医の判断での場合です。「こぶ」ができた、「しこり」ができたといった場合に一概に脂肪腫だからしばらく放っておいても大丈夫、などとご自身で判断することのないよう注意が必要です。

もしかしたら悪性である可能性もあるのです。忙しい毎日を過ごしていると、どうしても痛くないと後回しにすることが多くなります。

その後回しのおかげで少しの時間で済んだ治療もたくさんの時間を費やさなければならなくなる、なんてこともあります。少しの時間を惜しむ為にたくさんの時間を費やさなければならなくなることのないよう心がけてください。

 

まとめ

脂肪腫とは何かを知り、正しいケアをする7つのステップ

・ 脂肪種とはどんな病気か知ろう
・ 脂肪種になる原因を知ろう
・ 脂肪腫になったらどうしたらよいか知ろう
・ 脂肪肉腫を知ろう
・ 脂肪腫の診断方法を知ろう
・ 治療法を知ろう
・ 脂肪腫は保険適用か知って安心しよう