歯石がたまると口臭に!正しいお口のケア方法

歯石がたまると口臭に!正しいお口のケア方法
歯垢だけではなく、あのガチガチに付いた歯石も口臭の原因になるということは知っていますよね。でも、柔らかい歯垢と違い、固い歯石は素人が簡単に取り除くことができません

そんな歯石のせいで口臭を放ちたくなければ、やはり歯石が溜まるのを未然に防ぐしかありませんよね。歯石は歯垢が進化してできるものだということはきっとご存知でしょう。つまり、歯石を予防するためには、歯垢が溜まらないようにするのが一番なのです。

でも、歯垢をちゃんと取り除けるように意識していても、磨き残しが出てしまう……という人は、恐らく間違った口内ケアをしていると考えられます。このままでは歯垢は歯石となり口臭を放つことになるでしょう。

そこで今回は、歯石を溜めないために必要なお口のケア方法についてお伝えします。



 

歯石がたまると口臭に!
正しいお口のケア方法

 

歯石について知ろう


歯石がなぜできるのかと言うと、歯垢と唾液に含まれるカルシウムやリンが結合して固い石のように変化するためです。口臭を発する細菌の塊である歯垢から作られている歯石ですから、口臭の原因になるのは当たり前ですよね。

この歯石は、放っておくと細菌の温床になり、歯周病の原因になります。歯周病になると歯茎が炎症を起こし、出血したり化膿したりすることはご存知のことでしょう。歯石が口臭の原因になると言われる最大の理由は、この血や膿を出す原因になるためです。

冒頭でも述べた通り、歯垢のうちは簡単に除去できても、歯石になると除去がかなり難しくなります。そのため、歯石を作らないことが最大の対策となるのです。

 

正しく丁寧な歯磨きを行おう


歯石の前段階、歯垢を除去するためには、やはり丁寧な歯磨きが重要です。歯科医が推奨する正しい歯磨きは、自分の口に合ったサイズの歯ブラシを使い、1本の歯につき20~30秒くらいかけて磨くことです。ただ漠然と歯ブラシを動かすのではなく、歯と歯の隙間まで意識して磨くことが大切です。

この方法だと一回の歯磨きにつき15分くらいかかってしまいますが、一日一回は時間をかけてしっかり磨く機会を持つことをおすすめします。毎食後に丁寧な歯磨きをできれば一番良いですが、一日一回だけでも歯石を予防するだけの十分な効果があります。

 

デンタルフロスを活用しよう


歯磨きだけでは歯間の歯垢は除去しきれず、そこから歯石となり口臭や歯周病の原因となりやすいです。歯間の歯垢まで完全に除去するためには、デンタルフロスや糸ようじを使いましょう

フロスの使い方としては、歯と歯の間に糸を入れ、前後にこすって歯垢を掻き出すほか、歯に糸を巻くようにして歯の根元の歯垢をこすり落とすことが正解です。また、歯ブラシとフロスの順番はどちらが先でも良いのですが、歯ブラシの後にフロスを使用した方が歯間の磨き残しが確認しやすいのでおすすめです。

歯並びや歯の治療の状態によっては、フロスがうまく入らないことがあります。そんな時は、細いものを使ったり、ワックス付きの滑りが良いものを使うと良いでしょう。

 

歯垢チェッカーで磨き残し確認をしよう


歯垢は白っぽく、磨き残しがあっても気付きにくいものです。それを可視化してくれるのが、歯垢チェッカーと呼ばれる歯垢染色剤です。これは文字通り、歯垢を赤などの濃い色で着色して、磨き残しがどこにあるかを確認するために使われます。

まず、いつものように歯磨きをしてから歯垢チェッカーで歯垢を染め出します。そうすると、意外なところが赤く染まって、磨き残しがあることに気付くでしょう。この状態で再度、赤いところを重点的に磨いて口をすすぎ、再度染めてさらに磨き残しをチェックする……ということを繰り返して、自分の歯並びのどの部分に歯垢が溜まりやすいか、どこが磨けていないかを調べます。

歯垢チェッカーを使って自分の歯磨きの癖を見つけ、チェッカー無しでもきれいに磨けるようになるまで訓練しましょう。歯垢を残さず除去することで、歯石も口臭も防げるようになります。

 

歯石ができてしまったら歯医者で除去しよう


ここまで丁寧な歯垢除去を心がけても歯石ができてしまうことがあります。もし、歯石ができてしまったら、無理に自分で除去しようとせず歯医者に行きましょう

歯石は口臭の原因になるからと、自分で適当に削っては歯や歯肉を傷付ける可能性があります。そもそも、歯石はとても固くて歯にがっちりこびり付いているため、簡単な力では取り除くことができません

歯医者での歯石除去は1~2時間かかることもあり料金も安くはないですが、歯石による口臭や歯周病を防ぐためには必要なことなので、時間を見つけて歯医者に任せて下さい。その時、ついでに虫歯が無いか診てもらうと良いですね。

 

いかがでしたか。歯石を作らないために歯垢を除去する大切さや、効果的に除去する方法などについてお伝えしました。

歯石は口臭の原因となり、歯周病を招いて歯を弱らせます。そして、歯石がどんどん溜まって成長すると、見た目にも美しくありません。歯石と口臭が気になって、人前で大口を開けて笑えないなんてつらいですよね。

そんな憎き歯石ですが、一度できると簡単には落とすことができず、超音波などを使わなければ除去できないほど頑丈に育つこともあります。ここまでくると自宅でのケアは難しくなるので、やはり歯石になる前の歯垢の状態から対策するのが一番なのです。

きれいな歯を維持するのは毎日の口内ケアの積み重ねが必要です。面倒だと思わずに、丁寧に時間をかけて歯垢除去をして下さいね。

 

まとめ

歯石を溜めて口臭を出さないための正しいケア方法は

・歯石は唾液の成分と歯垢が結合してできるため、歯垢をしっかり除去しよう
・歯ブラシで正しく丁寧な歯磨きを行おう
・歯ブラシが届かないところはデンタルフロスを活用しよう
・歯磨き後に歯垢チェッカーで磨き残し確認をしよう
・歯石ができてしまったら歯医者で除去しよう