歯石除去を自分でできる6つの正しい手順

歯石除去を自分でできる6つの正しい手順
歯周病の予防になる歯石除去を自分でも行うことができたら良いですよね。実際には、虫歯ができたら歯医者に行くという人は多くても、歯石除去をしてもらうためだけに歯医者に行くという人は少ないものです。

たいていは、歯の治療が一通り終わったら、歯石除去などのクリーニングするために、3ヶ月後にきてくださいと言われます。しかし、仕事などのスケジュールを調整して、予約を取るというのが面倒くさいからか、歯に痛みを感じない限り、なかなか歯医者に出向く気にはなれません。

もし可能であるならば、歯医者さんほど完璧ではなくても、歯石除去を自分でしたい方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、歯石除去を自分でする手順と方法についてお伝えします。



 

歯石除去を自分でできる
6つの正しい手順

 

歯石除去を自分で行う前に注意しておきたいこと


まず、歯石除去を自分で行う前に注意しておきたいことがあります。特に歯石除去を自分で行うには、デンタルフロスを使って歯を磨きながら、歯茎を引き締めておいた方が良いです。

歯磨き不足で歯茎が出血しやすい状態のままで、歯石除去を自分で行うと、歯茎を傷つけて悪化させてしまう心配があるからです。歯の治療で通院経験がある人はわかると思いますが、歯茎の腫が見られる場合は、歯医者でも必ず歯磨き指導をしてから歯石除去を行います。

また、歯石は、毎日のブラッシングだけで落とすことはできません。歯ブラシで歯石を落とそうとして、強く磨いてしまうと、歯の表面が傷つき、虫歯菌の侵入を許すことにもつながるので、充分に注意してください。

 

歯石除去の道具であるスケーラーを購入する


歯石除去を自分で行うには、歯医者さんで見かけるスケーラーという道具を使います。スケーラーは、フック状に引っ掛けるような形をしている道具で、通販サイトやドラッグストアなどでも販売しているので、歯石除去を自分で行うことができるというわけです。

さて、歯石除去を自分でも上手にするためには、2種類のスケーラーを揃えておいた方が便利でしょう。1つは「スケーラー・シャープ」と呼ばれるフック状の先端が尖っているタイプのもので、もう1つは、「スケーラー・フラット」と呼ばれる先端部分の形状が平べったくなっているタイプのものです。

「スケーラー・シャープ」と「スケーラー・フラット」の2本用意する選択肢もありますが、「スケーラー・シャープ」と「スケーラー・フラット」が両頭についていて、1本になっているスケーラーも販売されています。

どのように使い分けるのかと言うと、まず、「スケーラー・シャープ」の特徴は細かいところの歯石を取るのに適しているということです。「スケーラー・フラット」の方は、平らな表面の部分の歯石を除去するのに適しています。

 

スケーラーの使い方


購入したスケーラーでいきなり歯石除去するのは、好ましくありません。歯石除去を自分で行うには、消毒した方が安全です。消毒する際には、まず、コットンを用意して、消毒用アルコールを染み込ませてください。

コットンにアルコールを染み込ませることができたら、スケーラーの先(刃の部分)を消毒します。消毒ができたら、いよいよ、歯石除去になりますが、鏡をよく見ながら歯石が付着している部分を確認してくださいね。

力が入り過ぎないように注意して、スケーラーの先を使って除去していきます。歯や歯茎を傷つけないように、様子を見ながら、力の入れ具合を調整しましょう。

 

歯石除去は自分で行える範囲のみにする


歯石除去を自分で行える範囲とは、歯茎の上の方に付着している歯石のみで、歯周ポケットの奥に付着している歯石は、自分で除去するのは難しいです。いざ、歯石除去を自分で行ってみると、歯石除去の難しさを実感するでしょう。

本来、歯石除去は国家資格を持っている歯科衛生士さんが行うものです。技術的に見ると、やはり、歯石除去を自分でやる場合とでは、その差は歴然としていますよね。

 

何度かに分けて歯石除去を行うようにする


歯石除去を自分で続けるポイントは、一度に全部をやってしまおうとせずに、歯石を除去した後、しばらく期間を置くことです。2週間くらいは、歯磨きケアをして、歯茎を引き締めましょう。すると、隠れていた歯石が自分で除去できるところまで出てきてくれます。

 

歯石除去後は、マウスウォッシュでゆすぐ


歯石除去を自分で行った後は、水洗いでOKと言われています。水でうがいをするだけでは不安な人は、マウスウォッシュでゆすいでください。市販されている「コンクールF」の薬用マウスウォッシュがおすすめです。

 

以上、歯石除去を自分でする手順と方法についてお伝えしました。わざわざ歯石除去をしてもらうためだけに歯医者まで出向くというのも面倒ですよね。しかし、歯石除去をしておかないと、歯周病が悪化して、次々と歯が抜け落ちてしまうこともあります。

この歯石ですが、実は歯垢が固まったもので、細菌のかたまりとも言えます。歯垢の段階で、歯磨きによって、完璧にきれいになっていればいいのですが、どうしても石灰化して、歯石となってしまう部分があります。そうならないためにも多少面倒でも定期的にチェックして、歯石除去をしておきたいものです。

歯石除去は自分で見えるところは自分でもできますが、見えないところの歯石は、歯医者さんに行ってクリーニングしてもらいましょう。

 

まとめ

歯石除去を自分でするには

●ブラッシングで歯茎に腫れがない状態にする。
●歯石除去の道具であるスケーラーを購入する。
●スケーラーは消毒してから使う。
●歯石除去は自分で行える範囲のみにする。
●何度かに分けて歯石除去を行うようにする。
●歯石除去後は、マウスウォッシュでゆすぐ。