背中ニキビを皮膚科で治療するとき知っておくべき基礎知識

背中ニキビを皮膚科で治療するとき知っておくべき基礎知識

ある日突然、家族や友人に背中ニキビを指摘され、皮膚科を勧められ、相当なダメージ。自分では確認しづらい背中ニキビだからと言って、果たして皮膚科に行かなきゃいけないものなのか。

背中を出す洋服や水着さえ着なければいいや、と思っていたら、お誘いを受け、断るもやっぱり治しときゃよかった、と実感する事も。またある時には、やけにかゆいなー、と洋服の上から掻いていて、お風呂で背中ニキビを確認し、皮膚科を訪れる事も。

背中ニキビを皮膚科で治療するときは、自分で見えない部分だからこそ、基礎知識を学び、信頼できるお医者さんに通う事が大切になってきます。背中の毛に加え、背中ニキビが発生した日には、もう、泣きそうになってしまいますよね。それでは、背中ニキビを皮膚科で治療するとき知っておくべき基礎知識をお伝えします。



 

背中ニキビを皮膚科で治療するとき
知っておくべき基礎知識

 

背中ニキビの原因を把握し、自覚しよう


背中ニキビの原因を知り、皮膚科に行くと対処法がしやすいです。背中ニキビ発生原因は、生活習慣です。その生活習慣とは、過重な精神的ストレスに常にさらされていたり、睡眠不足や寝汗、合わない洗剤や柔軟剤の使用、不規則な食生活とそれによる便秘、不適切な紫外線ケア、スキンケアです。

精神的ストレスなら、精神科や心療内科に行く事も1つですし、悩みが解消されると睡眠も取れるようになります。また暑過ぎる温度やむわっとする湿度は空調や着るものを工夫したりして、睡眠環境を良くしましょう。

夜間のインスタント食品やお菓子は大敵なので、控えましょう。食生活を整えたら、便秘も解消されます。背中の紫外線ケア、スキンケアは忘れがちですが、日焼け止めやUVローションで保湿したり、UVカットのトップスを着たり、大きな日傘を使用することによって軽減する事ができます。

背中ニキビで皮膚科に行くのは、悪化しないうち、早いうちがいいですが、生活習慣を見直す事も忘れずに、同時進行で行いましょう。

 

治療の種類を確認しよう


背中ニキビの皮膚科治療の種類としては、ニキビの世界標準治療とも呼ばれている外用レチノイド、そして抗生物質、硫黄製剤、面ぽう圧出、ケミカルピーリング、ホルモン治療、局所注射、レーザー治療、イオン導入、光治療、点滴治療などがあります。

外用レチノイドは、毛穴詰まりを解消してくれる塗り薬で、ニキビの前段階の微小面ぽう、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビまで幅広く治療することができます。抗菌薬と同時使用される事が多いです。

抗生物質は、内服薬、外服薬とありますが、殺菌効果を狙うために出されます。硫黄製剤は、市販のクレアラシルと同様で、殺菌、角質柔軟、乾燥効果があり、皮脂による毛穴詰まりをふせいでくれます。

面ぽう圧出は、一時流行した、スティック状の毛穴汚れを押し出すもので白ニキビに使用されます。ケミカルピーリングは、サリチル酸やフルーツ酸を使用して、表面の角質をはがす方法です。肌のターンオーバーを促します。

ホルモン治療は、ニキビは男性ホルモン優位に傾くために生じるため、ピルや擬似ホルモン剤で女性ホルモン(エストロゲン)優位の方に持っていくようにします。

局所注射は免疫作用を復活させるための副腎皮質ホルモン、陥没してしまった皮膚を再生させるヒアルロンや広酸化作用のあるプラセンタなどを注射します。

レーザー治療は、レーザー脱毛同様、非常に小さな穴を細胞にあけ、膿を出したり、毛穴を焼ききります。また小さな傷を作ることによって皮膚本来の再生機能を促します。

イオン導入はエステサロンでも行われている治療法ですが、細胞に直接ビタミンCを塗り、微弱な電流を流して、イオンとして肌内部まで栄養を浸透させます。

光導入とはLEDを使用したもので、赤は細胞活性化、青は殺菌、黄色は細胞修復とそれぞれ色別に目的にあったものを使用します。

点滴は高濃度のビタミンCやプラセンタを注入していきます。これら以外に漢方等の治療法もあり、たくさんの治療法があります。ニキビの進行状況によって治療法も変わってくるでしょう。

 

その治療は保険適用範囲内か確認しよう


背中ニキビの皮膚科治療は病気認定されるので、保険適用の治療の場合は、3割負担になる治療があります。ただし保険適用外の治療は自己負担になりますので注意しましょう。

保険適用の治療としては外用レチノイド、抗生物質、硫黄製剤、面ぽう圧出、保険適用外の治療としては、ケミカルピーリング、ホルモン治療、レーザー治療、イオン導入、光治療、で、局所注射、点滴治療は皮膚科や治療法により左右されるようです。

 

治療薬を知り、市販のものと併用できるか確認しよう


背中ニキビで皮膚科にお世話になり、外用薬にしろ内服薬にしろ治療薬を頂く、という治療法になった時に、自宅で使用している市販薬があれば同時に使用してもいいものか先生にすぐに確認するようにしましょう。

併用して背中ニキビの治りが早まる場合もあれば副作用が出てしまう相性のものもありますので、独断しないよう注意しましょう。

 

薬はその場しのぎのものなので、予防法を知ろう


背中ニキビで皮膚科で処方される場合のある抗生物質ですが、殺菌してくれる作用があると既にお伝えしましたよね。飲むと効果を発揮しますが、効くと思って、ずっと飲み続けていると、その抗生物質に対抗する耐性菌が発生してしまい、抗生物質が効かなくなるといった、身体に耐性が身についてしまうことがあります。

あくまでも、一時しのぎに過ぎないので、背中ニキビを皮膚科で処方された薬で治ったなら、2度と発生しないための予防策をあらかじめ学んでおく必要があります。

予防策としては、毛穴詰まりを防ぐために、シャンプーやリンス、コンディショナーやトリートメントなどのヘアケア剤のすすぎ残しが無いようにする事、肌を傷付けないために、背中を洗う際のウォッシュタオルの素材は柔らかく肌に優しいものを使用する事、血流を良くし老廃物を流れやすくする仕組みを作るために、肩周りや背中の筋肉を鍛える事等が効果的でしょう。

 

いかがでしたか。

背中ニキビを皮膚科で治しに行って、せっかく治ったのに、おかえりニキビをしないための予防策や、治療法の種類や保険適用の有無を分かっていると、ただ、治療を先生から一方的に受けるのではなく、カウンセリングも自主的に受ける事ができ、本当に正しい治療法を選択する事が出来るでしょう。

また、薬の効果が出ないと嘆く前に、自分の肌質との相性や治療法同士の相性、薬の相性をあらかじめ頭に入れておくと、先生にも正確に伝える事が出来て、背中ニキビを皮膚科で治療した効果が出やすいのです。

何も知らないまま背中ニキビで皮膚科に行っても、釈然としないまま駄目だった、治らなかった、とならないように基礎知識を用意して皮膚科を受診するようにしましょう。

 

まとめ

背中ニキビを皮膚科で治療するとき知っておくべき基礎知識

・ 背中ニキビの原因を把握し、自覚しよう
・ 治療の種類を確認しよう
・ その治療は保険適用範囲内か確認しよう
・ 治療薬を知り、市販のものと併用できるか確認しよう
・ 薬はその場しのぎのものなので、予防法を知ろう