騙されないで!!体脂肪に平均を当てにしてはいけない、9つの理由

 騙されないで!!体脂肪に平均を当てにしてはいけない、9つの理由

近頃はスマホアプリやダイエットグッズも沢山あり、自分の体重、体脂肪を平均値と比較しやすくなりました。昨今の体重計は進化していて、身長や性別などのデータを入力すると、標準体重や体脂肪率を表示してくれるものもあります。

以前より身近になった体脂肪という言葉ですが、実は体脂肪の平均値は当てにできない、ということをご存知でしたか?今回はその理由を探ってみました。



 

騙されないで!!
体脂肪に平均を当てにしてはいけない、9つの理由

 

その1: 体脂肪計で測れる体脂肪とは?

皆さんの体脂肪計は、どうやって測るタイプですか?乗るだけ、両手で握るなどがあると思います。実は、この測り方でかなり差が出るのです。乗るタイプは主に下半身を中心に、握るタイプは主に上半身を中心に測定しています。

つまり、自分の体脂肪計と平均データを出す際に使用した体脂肪計が違えば、同じ「体脂肪率」と一括りにするには無理があるのです。

 

その2: 正確さを求めないこと

先ほどのように、体脂肪計によって測れる部位は違います。実際に、上半身を測るタイプと下半身を測るタイプを同じ人に、同じタイミングで試してもらったら10%近くの誤差があったという話も聞きます。

脂肪の付き方には個性があるので、2つの平均値を出すということにも意味がなさそうです。家庭用の体脂肪計は、あくまで目安。正確な数値ではないと知っていれば、振り回されることもなくなるでしょう。

 

その3: 憶測の体脂肪率

家庭用の体脂肪計に身長や性別、年齢などを入力した記憶はありませんか?ただ体脂肪を測るだけならこれらの情報は要りません。なのにどうして入力するのでしょう?体脂肪計は体に微弱な電流を流して体脂肪の量を測定しますが、実はこれだけでは正確な測定は困難。

そこで性別・年齢の統計値で、体脂肪率を補正しているのです。同じ身長でも性別や年齢を変えると、その性別・年代のデータで補正されるので体脂肪率が変わります。家庭用体脂肪計で測定できるのは、あくまで体脂肪率の憶測でしかないのです。

 

その4: 体脂肪率の増減のしやすさ

毎日、体重を測定するタイミングを決めている人も多いですね。朝晩でも結構体重は変わります。家庭用体脂肪計で測る体脂肪もタイミングで違いが出ます。トイレの前後でも変わるという話もあるほどです。

家庭用体脂肪計の流動性をよく理解しておきましょう。その日その日の自分の数値と日本人の平均値を比較したりしていると、多少の増減で疲弊してしまいますよ。

 

その5: 水分量で測定値が変わる!?

夕方、足がむくんだ状態で下半身を中心に測定するタイプの体脂肪計を使うと、低く計測される傾向があります。電気を通しやすい水分が多くなっていると、体脂肪が少ないと測定されるためです。

ということは、汗をかいたり二日酔いだったりしても影響が出ると言えます。体調の良し悪しでも体脂肪率が変わってきてしまうのです。考え方を変えれば、体調管理のために自分の平均値を出してみるなどの使い方はできるかも…?

 

その6: 体重が減っても体脂肪率が変わらない理由

身長や性別、年代などのデータを元に、体脂肪計に組み込まれた統計値で補正していることは先ほど言いました。統計を使うということは、平均から離れた体型の人ほど正確さが怪しくなるということでもあります。

極端な体型の人が順調にダイエットしていても体脂肪率はあまり変わらず焦る、という現象が起こるのはこのため。体脂肪率に惑わされないようにしましょう。

 

その7: どのメーカーなら正確?

メーカーが違うと、同じ人が同じタイミングで測っても同じ数値が出ないという話はよく聞きますよね。これも仕方ないことです。メーカーにより測定方法や技術が違うので、当然同じ数値は出ません。どこのメーカーがいいという問題ではなく、やり方が違うからその平均を出せばいい、というものでもないのです。

 

その8: 正確な体脂肪計とは?

信用できる体脂肪計はないのでしょうか?家庭用の体脂肪計より精密なものはジムや医療機関にある場合もあります。高価ですが、正確さは上がります。

しかし家庭で購入できるようなものではなく、その上このような機械でも正確に測るのは難しいということです。大事なのは、今ある体脂肪計の微細な変化に惑わさないこと。

日本人の平均的な体脂肪量などのデータと比較する意味もないので、過去の自分の体脂肪量との比較専用と考えたほうが良いでしょう。グラフなどを作って、全体的に見て体脂肪率が下がってきているかを確認する程度のものとして考えましょう。

 

その9: 平均=普通ではない

体脂肪計の話が多くなりましたが、最後は体脂肪の平均を当てにしてはいけない一番大事な理由をお話しましょう。日本人女性はスタイルを気にし過ぎる人が多いせいか、やせ気味の傾向があります。

平均を取るとやせ気味の人が多くなるので、それ以外の人は「自分は太っている」と思いがちですが、そうではないのです。体脂肪率を落としすぎると、生理が止まったり妊娠が難しくなったりします。

せっかく痩せても健康でなければ意味がありません。体脂肪を落とそうと思うなら、それは第一に健康になるために行うべきです。現在の不健康さを手放して別の不健康さを手に入れるのでは、ダイエットの意味はありません。

 

いかがでしたか?

家庭で測定した体脂肪率を、平均値と言われる数値と比較しても無意味と言うことが分かりましたね。もちろん家庭用体脂肪計の使用は悪いことではありません。自分の過去と比べ、ダイエットの進捗を知る助けになります。しかし条件の違いで変動が大きいので、これだけを頼りにダイエットをするは危険。

また、インターネットで見られる体脂肪の平均値と比較して、間違った認識をしてしまう恐れもあります。体脂肪率はあくまで目安。振り回されないよう、健康を維持してダイエットに取り込んでくださいね!

 

まとめ

騙されないで!!体脂肪に平均を当てにしてはいけない、9つの理由

その1: 体脂肪計で測れる体脂肪とは?
その2: 正確さを求めないこと
その3: 憶測の体脂肪率
その4: 体脂肪率の増減のしやすさ
その5: 水分量で測定値が変わる!?
その6: 体重が減っても体脂肪率が変わらない理由
その7: どのメーカーなら正確?
その8: 正確な体脂肪計とは?
その9: 平均=普通ではない