多汗症は薬で治るのか?実践者が語る7つの声とその成果

多汗症は薬で治るのか?実践者が語る7つの声とその成果

一般的な人より多くの汗をかく事を多汗症といいます。手のひらや足のうらに大汗をかく「局所性」なものから「全身性」のものまであります。日本の人口の5%の人が悩んでいると言われる多汗症は薬も多くあります。実践者の声を聞きながら、薬の効果をみていきましょう。



 

多汗症は薬で治るのか?
実践者が語る7つの声とその成果

 

その1: 全身性多汗症の場合

Mさんは中学生のころから季節を問わず出る汗に悩まされていました。満員電車や人ごみでの汗はもちろん、普段の生活に支障があるほどの汗で、精神的にもまいってしまっていました。社会人になり、「プロバンサイン」という薬に出会いました。

自律神経節遮断作用がある薬で、胃・十二指腸潰瘍・多汗症・夜尿症の薬として使われます。口が渇いたりする副作用はありましたが、今までタオルで拭かないといけなかった大汗がハンカチで済むようになって感激したそうです。服用する事により汗の量がコントロールできたようです。

 

その2: 局所性多汗症の場合

Aさんは手汗がひどく、仕事をしていても書類が汗でぬれてしまったり、電車のつり革が汗でじっとり濡れてしまうので、ハンカチが欠かせません。恋人が出来ても汗が恥ずかしくて手をつなげない、徐々に苦痛が積み重なり、皮膚科へ行く決心をしました。

そこで「グランダキシン」を処方されました。多汗症は自律神経との関係が深く、自律神経のバランスを整えると改善する事が多いのです。使用してしばらくすると、手汗の量が少なくなり、気にならないレベルになりました。手汗というストレスがなくなるだけでこんなに快適な生活が送れるなんて!と感激したそうです。

 

その3: 脳卒中の後遺症がある場合

Tさんはご主人が脳卒中になり、倒れました。病状は発見が早かったので後遺症もあまり感じられないので、ホッとしていました。しかし、汗の量がとても多くなる事に疑問になり、主治医に相談しました。

すると、発汗調整機能が障害を受けた可能性がありという診断がでました。こういった病気が背景にあると、汗が多いだけで、多汗症と断定する事は難しく、専門医に薬は処方してもらう事が必要です。

 

その4: 漢方薬で治療をしたい場合

Wさんは営業マンです。毎日忙しく休みは家庭につくすマイホームパパ。営業という仕事に転職した1年前から汗が滝のように流れる症状になやまされはじめました。しかし、病院へかかる時間もない日々。Wさんは奥さんのススメで漢方薬を使う事にしました。

「桂枝加黄色耆湯」という漢方薬は汗を調節する作用があり、効き目はゆっくりなので効果がでるまで時間がかかりましたが、寝汗が少なくなり、朝からの不快感が半減しました。

日頃の生活も徐々に快適になり汗のコントロールができるようになりました。長期間飲まないと効果が出にくいと言われる漢方薬は薬の中でも副作用が少ないので、おすすめです。

 

その5: 肥満傾向がある場合

Oさんは営業の仕事から内勤のデスクワークになって2年、急激に太ってしまったのが悩みでした。健康診断ではメタボリック症候群で注意され、汗の多さも肥満が原因だと考えるようになりました。

デスクワークは同じ体制でいるので、冷房の効いたオフィスで体は冷え、むくみやすい状態になります。これは、体の水分がうまく流れていないのです。太りやすくなってしまいます。

漢方薬の「防已黄耆湯」という漢方薬を職場の人に紹介されました。肥満症・多汗症・むくみにも対応できる薬で、飲みつ続けると体が軽くなるのを感じました。

 

その6: 糖尿病の持病がある場合

Nさんは甘党で知られていました。30代になり、食事をしただけなのに、大量の汗をかいたり、ちょっとした作業で汗まみれになる事に疑問を持つようになりました。

健康診断で再検査になり、糖尿病の疑いと告げられました。多汗症のような大量の汗をかく事は糖尿病の初期症状に多くあるそうです。原因は自律神経の異常と考えられます。体の中から改善する必要があるので、薬は医師の判断にまかせ、改善に努める事にしたそうです。

 

その7: ぬり薬で治療したい場合

Sさんはワキ汗が気になっていました。ワキ汗パットは一時しのぎでまったく足りず、塗り薬がある事を知って、使ってみる事にしました。市販品でも多く販売してあり、「塩化アルミニウム水溶液」という成分が入っている物を選びました。

飲み薬のような煩わしさはなく、塗るだけなので、使っている人は多くいます。アルミニウムイオンが作用し、汗の通り道を閉塞し、発汗量を低下させます。制汗剤にも利用されている成分です。少しかゆみが出たりしたので、薄く塗る事を心掛けました。即効性があるので、快適になったそうです。

 

いかがでしたか?

自律神経の異常から発症する多汗症や、病気が背景にあったりする多汗症もあります。その背景は実に様々で、自分の体の変化にいち早く反応する事も大切です。皮膚科で診察してもらい薬の処方を受けてもいいでしょう。手頃な市販のものを利用するのも手です。汗のコントロールを考えて、快適な生活を送りましょう。

 

まとめ

多汗症は薬で治るのか?実践者が語る7つの声とその成果

その1: 全身性多汗症の場合
その2: 局所性多汗症の場合
その3: 脳卒中の後遺症がある場合
その4: 漢方薬で治療をしたい場合
その5: 肥満傾向がある場合
その6: 糖尿病の持病がある場合
その7: ぬり薬で治療したい場合