多汗症になりやすい人の5つの特徴!気になる原因はコレ

多汗症になりやすい人の5つの特徴!気になる原因はコレ
ご自身が多汗症ではないだろうかと悩んでいる方の多くは、その原因は体質や遺伝と思っている方がほとんどですよね。ただ、多汗症の原因やメカニズムは現在ではまだ全てが明らかにはなっていないといわれています。性格的に緊張しやすいとか神経質など、いわあゆる『あがり症』の方に『汗っかき』『多汗症』が多いとも思われています。

また、多汗症は思春期以降の方の発症も多く、一方で乳幼児期に発症することもあるので『遺伝』の可能性も捨てきれません。その他、ホルモンバランスの乱れや不規則な生活習慣など、様々な多汗症の原因が囁かれています。辛いモノの食べ過ぎなどという説もあります。

そこで、今回は多汗症になりやすい人の特徴から気になる原因についてお伝えします。

主な原因は病気とストレス

人間は暑かったり運動をすると汗をかきます。これは、体温が上がり過ぎるのを防ぐために汗と熱を一緒に発散するという人間が持つ身体の防衛反応の1つです。

しかし、何もしていないのに汗が滝のように流れ出る、外気温は低いのに部分的に、或いは日常生活に支障を来すほどの汗をかくという方もいます。実はこの症状は日本人の7人に1人が感じているものとされています。しかし、単なる汗っかきとして治療など行わないというケースも多いのが現状です。

これは多汗症という病気が引き起こす現象とする考え方もあります。多汗症は大きく分けて『全身性多汗症』と『限局性多汗症』の2種類があります。

この多汗症の原因は様々、病気やストレスによって引き起こされている可能性もあり、注意が必要です。

 

ストレスや緊張など精神的な原因が有力

汗を排出する汗腺と深い関わりがある交感神経は、体温が上昇しすぎると汗をかかせて熱を発散して体温を下げるという機能が働きます。このような機能を温熱性発汗と呼びます。一方で、ストレスや緊張など精神的な理由によって起こる発汗は精神性発汗といいます。

多汗症には、このような精神性発汗が特に大きく影響していると考えられ、ストレスや緊張を感じてしまいやすい人は交感神経が優位に立ってしまい、汗腺の働きを過剰に活発にしてしまうのです。

多汗症に悩む方はストレスを感じる時、ひどく動揺したり、緊張したりして、発汗を感じます。そして自身が汗をかいているのを気にし過ぎて、更に大量の汗をかくという悪循環に陥るのです。

 

『全身性多汗症』は病気が原因

全身性多汗症とは、その名の通り全身から発汗する病気です。全身性多汗症は多汗症の中でも約1割程度の方が該当し、他の多汗症と比べると治療が困難といわれています。

主な原因は『遺伝』といわれていますが、他の病気が引き金となって起こる場合もあると考えられています。こうした何らかの病気が原因の場合には、突然大量に汗をかく体質になるのが特徴です。着替えてもすぐに服が濡れてしまう程ひどく汗をかいて身体が冷えやすくなる、汗による湿疹など肌荒れなどに悩まされるといった症状が出ることがあります。

全身性多汗症の原因となる病気が根治することにより症状は緩和されることがほとんどですが、まずは詳しい検査などで原因解明することが肝心です。

その原因として考えられる病気には、甲状腺疾患(バセドウ病など)・糖尿病・褐色細胞腫・自律神経失調症・更年期障害などがあげられます。

 

『限局性多汗症』は緊張やストレスが原因

身体の特定の部位に大量の汗をかくという症状が特徴の多汗症が限局性多汗症です。限局性多汗症は多汗症患者の9割に当てはまるとされています。

限局性多汗症の原因はまだ明らかにされておらず謎も多いのですが、その多くは緊張やストレスを感じた時などに起こりやすいので別名『発汗恐怖症』とも呼ばれています

つまり、精神的な原因が多いこと、更には遺伝やホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなど、様々な原因が考えられています

症状はカラダの中でひどく汗の出るパーツが1カ所とは限らず、2~3カ所というケースもあります

主に汗腺が集中した手のひらや足裏・腋・顔・頭などに集中することが多く、その他の部位に症状が出ることもあります。

 

交感神経と深い関わり

交感神経が刺激され発汗が活発になることが多汗症の原因になるという考え方もあります

自律神経には、カラダを緊張させることにより活動的にしてくれる交感神経と、カラダをくつろがせるための副交感神経の2つの神経があります。この2つの神経がバランス良く働いていれば健康が保たれます。しかし、何らかの理由のよって交感神経が過剰に刺激された結果起こる疾患が、多汗症だと考えられています。

因みに、エクリン腺とアポクリン腺の2つの汗腺から出る汗はそれぞれ成分が異なります。エクリン腺はほぼ全身にある汗腺で、99%が水からできています。

一方、アポクリン腺はワキガなどの原因となる汗腺です。腋の下や乳輪、陰部などにあり、アルカリ性で水分の他にアンモニアや脂質、たんぱく質などが含まれる汗です。

エクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺の内、主にエクリン腺という汗腺から分泌される汗の量が異常に多くなるのが多汗症の原因と考えられています。

 

以上が多汗症になりやすい人の特徴と気になる原因です。多汗症には精神的なものと何らかの病気が原因のもの、この2つのタイプがあるというのがお解りいただけたことでしょう。まずは、ご自身の多汗症の原因がどちらなのかをチェックするのが肝心というわけです。

それと、何と言っても健康を保つために大切なのは、規則正しい生活です。決まった時間に起きて寝る。毎日十分な睡眠を取る。適度な運動を行う。栄養バランスのとれた食事を摂る。

忙し過ぎる現代社会では、これを実践するのはとても難しいことですが、自律神経のバランスやホルモンバランスを整える、無駄なストレスを抱え込まないなど多汗症の予防には重要な役割を果たします

まずはしっかりと原因を見極めて、ご自身の多汗症に向き合いましょう。

まとめ

多汗症になりやすい人の特徴と原因とは

・多汗症の主な原因は病気とストレス
・ストレスや緊張をしやすい人は発症しやすい
・『全身性多汗症』は病気が原因
・『限局性多汗症』は緊張やストレスが原因
・多汗症は交感神経と深い関わりがある


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