子供の低身長が心配!その原因と今からできる対処法

子供の低身長が心配!その原因と今からできる対処法
学校生活などの集団の中で、自分の子供が他の子と比べて身長が低かったりすると、子供の低身長の原因は何だろうと悩んでしまうことがありますよね。

いわゆる「低身長」と呼ばれる基準は、母子手帳などで確認出来る成長曲線を確認して、平均より大幅に下回っている場合です。低身長の割合は全体の5%ほどですが、まれに成長ホルモンの分泌異常や骨、軟骨の病気が隠れている場合もあるため、こうした場合はまず専門医に相談しましょう。

しかし、そこまでではなくても低身長はやはり気になるもの。低身長の原因となるのはほとんどが体質やストレス、栄養不足などの環境に問題があるので、身長が本格的に伸びる前にこれらの原因を解消していく事が一番の対処法になるでしょう。そこで今回は、子供の低身長の原因と今からできる対処法についてお伝えします。



 

子供の低身長が心配!
その原因と今からできる対処法

 

成長ホルモンが分泌される環境にしましょう


身長の高い子と低い子では何が違うのでしょうか。主に栄養が足りていなかったり、遺伝が原因だったり、同じ学年でも4月生まれと3月生まれではほぼ1年差がある場合だったりすることもあるでしょう。

子供の身長を伸ばすには睡眠中に分泌される成長ホルモンが重要です。この成長ホルモンの働きには身長を伸ばすだけでなく、日中遊んだり運動した体の疲労回復や病気に対する免疫力を高めたり、知能を発達させたりと子供が健康な毎日を過ごすうえで重要な働きをしてくれます。

特に身長は睡眠中に伸びると言われているため、睡眠の量と質を十分に確保してあげることが大切です。寝る前にテレビやゲームなどの刺激の強い光を見ていたり、寝る前に食べたりすることは睡眠の質が悪くなって十分な成長ホルモンが分泌されなくなってしまうこともありますので、なるべく規則正しい睡眠習慣を作ってあげましょう

 

成長期に欠かせない食べ物と栄養素を知ろう


身長の伸びは、成長期の食べ物や栄養素によって左右されることもあります。低身長の原因の1つに栄養不足がありますが、成長期には骨や筋肉を作ってくれる食べ物や成長ホルモンの分泌を促してくれる栄養素が必要です。

昔から牛乳などのカルシウムが身長を伸ばすと言われてきました。確かにカルシウムは骨を丈夫で硬くするためには必要な栄養素ですが、身長を伸ばすためにと牛乳ばかり飲んでいては、肝心の骨を伸ばしてくれる栄養素などが不足してしまいます。

骨の成長に関わる栄養素は主に骨を強くしてくれるカルシウムとその働きをサポートしてくれるマグネシウム、筋肉や骨を作ったり成長ホルモンを分泌するタンパク質やそれに含まれる亜鉛などがあります。

カルシウムなら牛乳などの乳製品はもちろん、骨ごと摂取できる魚類、大豆製品などにも含まれています。マグネシウムは大豆製品の中でも木綿豆腐に良く含まれているほか、アーモンドなどのナッツ類でも取ることが出来ます。

タンパク質は肉類、魚類、大豆製品などで摂取することが出来ますが、特に肉類や卵、チーズなどは亜鉛も効率的に摂取することが出来ます。ただ、タンパク質は脂質を多く含む物もありますので摂り過ぎにならないようにしましょう。

 

運動で骨に刺激を与えましょう


睡眠の質を高めるためにも、決まった時間に食事をするためにも適度な運動が欠かせません。低身長の原因には運動不足によって骨の成長が促されにくいことが挙げられます。

どの種目やどんな運動が身長を伸ばすのかについては特にこだわらず、のびのびと遊んだり体を動かすことが身長を伸ばすにはプラスになります。一方で、身長が伸びにくくなるため避けた方が良い運動があります。

低身長の原因には過度な負荷や激しい疲労を伴う運動があります。これらの運動の特徴には、本来であれば骨の成長で使われるはずの成長ホルモンなどが、極端に疲弊した体力や筋肉の回復に使われ過ぎてしまうことにあります。クラブ活動の範囲内であれば問題はありませんが、帰宅後に、また激しいトレーニングやランニングなどを継続的に行っているようなら注意が必要です。

疲労の度合いは人それぞれ違いますので、場合によっては適度な休息も取り入れるようにしてあげましょう。

 

いかがでしたか。子供の低身長の原因と対処法についてお伝えしました。成長期は人生の中で身長が一番伸びる大切な時期でもあるので、早めに環境を整えてあげるようにしましょう。身長を伸ばすための環境を整えてあげれば、子供はのびのびと健康的に成長できるのです。

しかし、低身長は上で説明した環境が原因となっている場合がほとんどですが、環境を改善しても身長がほとんど伸びない場合は、やはりホルモンの分泌が異常になる病気などが低身長の原因になっている可能性があります。その場合は、専門医による診断やホルモン療法などの治療を受けることも必要です。

また、ストレスは大人だけでなく子供にも悪影響を与え、睡眠や食事の質が落ちてしまいますので、子供が健康的な毎日を送るためにはストレス面でのケアも大切です。家の中で遊ぶよりは外で体を動かして遊ぶほうが良いでしょう。

外で遊ぶ事で走り回ったり飛び跳ねたりと、縦方向の刺激が骨に加わるのでストレス解消だけでなく、身長を伸ばすためにも理想的です。

今までお伝えしたことを参考にすることで低身長の原因や悩みはほとんど解消されるはずです。今から環境を整えて、子供が健やかに成長出来るようにしていきたいですね。

まとめ

子供の低身長の原因と身長を伸ばすには

・成長ホルモンで睡眠中に身長を伸ばす
・カルシウム以外の栄養素も骨の成長には不可欠
・運動の度合いによっては骨の成長が阻害される恐れも