現代人は痩せすぎ?自分の適性体重を見つける5つのコツ

現代人は痩せすぎ?自分の適性体重を見つける5つのコツ
今の若い人の間に、痩せすぎが増えているという話をよく聞きますよね。確かに、中高生くらいの頃は、様々なダイエットがクラス内で大流行りすることも珍しくありませんでした。

でも、大人になって、健康が気になる年頃になると、あまりに痩せすぎの人は見ているだけで心配になることもよくありますよね。本人はその体型に満足しているのかもしれませんが、不健康だと魅力を感じないものです。

ダイエットにハマってしまうと、痩せれば痩せるほど良いという価値観に陥り、痩せすぎになっても気付かず、さらなるダイエットにチャレンジするという悪循環が生じやすくなります。そこで今回は、そんな危険に陥らないように、自分の適正体重を見つけるコツをお伝えします。



 

現代人は痩せすぎ?
自分の適性体重を見つける5つのコツ

 

BMIを算出しよう


自分のベストな体重を知る指標としてよく用いられるのが、「BMI(Body Mass Index)」というものです。これを出すためには、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の式で計算を行います。

例えば、身長が160cm、体重が50kgの人の場合は、「50÷1.6÷1.6」の式となり、BMIは19.5(小数点第一位まで表示するのが一般的)となります。また、BMIから目標体重を逆引きするためには、「身長(m)×身長(m)×BMI」で計算できます。皆さんも、ご自身の身長と体重で現在のBMIを出してみて下さい。

日本肥満学会の基準では、BMIが18.5~25未満に当てはまる人は、広い意味で「健康体重」と見なされます。18.5未満では低体重、つまり痩せすぎとなり、25以上では肥満の部類に入ります

 

一番病気のリスクが低いのは「BMI21~22」


では、健康を重視した場合に適正とされるBMI数値は、いったいどれくらいかご存知でしょうか。それは、BMI21~22、つまり身長が160cmの人なら53.8~56.3kgとなります。こう見ると、少し太めに感じる人もいるかもしれません。

でも、この体重が、最も病気にかかりにくいというデータがあるため、見た目よりも健康重視に考える人にとっては、ベストな体重だと言えるでしょう。また、脂肪を落として筋肉を付けると、例えこれだけ体重があっても、それほど太って見えません。

健康を重視するなら、BMI21~22の範囲を保ちつつ、脂肪を落とすことでスタイルアップを狙うと良いですね。

 

美容体重ならば健康かつ美しい体型をキープできる


上記の健康体重よりも少ない数値の、「美容体重」というものもあります。これはBMI20、つまり身長160cmの人で51.2kgになります。

美容体重は、健康を害さない体重の下限と思うと良いでしょう。つまり、これよりも少なくなると痩せすぎによる健康被害が出てもおかしくないということになります。この程度なら、すっきり見えてどんな洋服もきれいに着こなせるため、美容を意識した適正体重を望む人でも満足できるのではないでしょうか。

 

シンデレラ体重は危険と思おう


今の10代の女子を中心に流行しているのが、「シンデレラ体重」という、美容体重よりも更に少ない体重です。そのため、本来なら美容体重に収まっている人も、「太っている」と勘違いされやすいという危険な事態になっています。

シンデレラ体重はBMI20×0.9で計算されます。身長160cmで考えると、46kgとなりますね。ですが、これはBMIで言うと18程度、つまり、最初に出てきた日本肥満学会の基準では「痩せすぎ」に該当します。

と、いうことは、このシンデレラ体重を適正体重だと思い込んでいると、健康面ではたくさんのリスクを抱えることになるのです。現在の若い世代が大人になった頃に、痩せすぎのせいで後悔することなってもおかしくはありません。

 

痩せすぎの害を知ろう


痩せすぎには、様々な悪影響が生じます。まず、身長に対して体重が軽いということは、筋肉が少ない場合が多いため、体力の低下や冷え性などが起こります。また、女性の場合は月経不順になりやすく、最悪月経自体が止まってしまうことも

そして、痩せすぎになるまで無理なダイエットを続けると、摂食障害に陥り、痩せすぎなのに「自分は太っている」という誤った身体イメージから逃れられなくなったり、いざ太ろうと思っても食事が摂れなくなったりします。このように、痩せすぎるほどに体型に執着すると、心までも病んでしまうのです。

 

いかがでしたか。現在は細身の女性タレントが多い等の理由もあり、痩せすぎを理想とする女子が増えていますが、それは見た目だけの美しさであって、健康を維持することは難しいと考えた方が良いでしょう。また、あまりに細すぎると、周囲の人には「美しい」を通り越して「心配、不健康そう」という評価になってしまうこともあります。

でも、健康体重や美容体重では太すぎる……という人は、体脂肪を落として、筋肉を付けることにシフトしてはいかがでしょうか。筋肉は脂肪よりも重い上に、身体が引き締まって見えるため、実際のBMI数値が高くても、太って見えることは無いからです。

痩せすぎでも美しく見える時期は、10代~20代の、ほんのひと時のことです。その一瞬のために健康を害するよりも、長い目で見た適正体重を維持することをおすすめします。

 

まとめ

痩せすぎないようにして適性体重を見つけるコツは

・BMIを算出しよう
・一番病気のリスクが低いのは「BMI21~22」
・美容体重ならば健康かつ美しい体型をキープできる
・シンデレラ体重は危険と思おう
・痩せすぎの害を知ろう