繰り返す頭皮湿疹を解消するための3つの改善方法

繰り返す頭皮湿疹を解消するための3つの改善方法
きちんと頭を洗っているのに、頭皮がかゆくて仕方ない頭皮湿疹…どうにかしたいですよね

人前で頭をボリボリかきむしるのは不潔に思われそうですし、フケのようなものも落ちて来て非常に不快です。シャンプーを変えてみたり市販薬を使ってみても、一時的な気休めで全く良くなる気配がなく、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かなりのストレスを感じるものの、実際はただ頭がかゆいというだけなので、なかなか病院で治療を…という感じではありませんが、重症化すると頭皮にかさぶたができたり、膿が出たり、脱毛につながるケースもあります。

そうなる前に、生活を少しだけ見直すことで頭皮湿疹の症状を改善できたらよいですよね。そこで今回はなかなか治らず、すぐに再発してしまう頭皮湿疹を解消するための3つの改善方法についてご説明いたします。



 

繰り返す頭皮湿疹を解消するための
3つの改善方法

 

頭皮の状態には2タイプがある


頭皮湿疹が起きている頭皮の状態には2通りあり、ベタベタ脂っぽい”脂性”タイプと、カサカサの”乾燥”タイプに分けられます。脂性と乾燥では正反対の状態の様に感じますが、実は始まりは同じところにあります。

それは『皮脂の取り過ぎ』です。皮脂を取り過ぎて乾燥するというのはイメージしやすいですよね。しかし中には皮脂を取り過ぎる事で、体が「皮脂が足りない」と判断して、さらに大量に皮脂を分泌するようになってしまうタイプの方もいます。

これが頭皮湿疹という一つの症状に”脂性”と”乾燥”という両極端のタイプが存在する理由です。

 

頭皮が脂っぽい“脂性”タイプの方は


頭皮がベタベタして脂っぽいと「しっかり洗えてないから頭皮湿疹ができるんじゃないか」と思い、洗浄力の強いシャンプーに変えたり、一日に何度も頭を洗うという対策を取る方もいるのではないでしょうか。

頭皮湿疹が起こる直接の原因は『毛穴に皮脂が詰まること』なので、一見正しい対処法のように見えますが、この対策は逆効果です。皮脂の取り過ぎによって、さらに大量の皮脂の分泌を招くことになります

脂性タイプの方が頭皮湿疹の対策としてシャンプーを変える際は、洗浄力の強いものではなく、普通のシャンプーを選んで下さい。さらに言うならば防腐剤や添加物、石油由来成分など肌への刺激になる成分を使用していない無添加のものがおすすめです。

使い始めは洗い上がりがサッパリしなかったり、すぐに皮脂でべたつく感じがするかもしれませんが、忘れてはいけないのは『これまで皮脂を取り過ぎていたせいで、今は皮脂を分泌しすぎている状態』にあるということです。

皮脂の分泌とシャンプーの洗浄で追いかけっこになっている現状から抜け出して、少なくとも新しい皮膚に生まれ変わるまでの約一か月間は、頭皮の状態を整える期間と考えて継続してみて下さい

日数の経過とともに、多すぎた皮脂の分泌も落ち着いてくる事でしょう。

 

頭皮の皮脂を優しくしっかり落とすコツ


頭皮湿疹を改善する為には、シャンプーを正しく選ぶだけでなく洗い方にもポイントがあります。それは『毛穴が開いた状態で優しく洗う』というものです。

週に2~3回ほど、半身浴などで頭皮が汗ばむくらいにしっかりと温まってから、お湯で汗を流し、シャンプーします。この時ゴシゴシ洗う必要はありません。すでに汗で皮脂が浮いてきているので、しっかり泡立てた泡で優しく洗い流せば、余分な皮脂を取り除きつつ優しい洗い上がりになります。

これは実際に頭皮湿疹に悩んでいた方が実践して、成果を感じている方法です。

浴用ケープを使用したり、頭からお湯をかぶりながら半身浴するとさらに体が温まるので効果的ですが、この方法は心臓の弱い方、高血圧の方、血管・血液の病気の方、サウナがダメな方は絶対に行ってはいけません

また飲酒後に行うのも厳禁です。不調を感じたり、のぼせ・つらいと感じたらすぐに中止してください。

 

頭皮がカサカサ“乾燥”タイプの方は


頭皮湿疹の原因が『毛穴に皮脂が詰まる事』だとしたら、乾燥していたら頭皮湿疹はできないのでは?と思う方もいらっしゃいますよね。

しかしそうではありません。乾燥によって頭皮の肌バリアが作れなくなると、少量の皮脂や古い角質でも毛穴詰まりを起こしてしまいます

肌バリアがなくなる事で頭皮の角質層は水分を保てなくなり、ターンオーバーが正常に行われず、古い角質が固くなり正常にはがれ落ちなくなってしまうのです。

この古い角質や少量の皮脂が角栓となって、乾燥タイプの方の頭皮湿疹を引き起こしています。

この場合、頭皮が乾燥してしまっている事が頭皮湿疹につながっていますので、シャンプーを選ぶ際には保湿効果を重視することをおすすめします。また、乾燥した頭皮は刺激にとても敏感ですので、無添加であることが理想です。

 

いかがでしたか。今回ご説明した方法以外にも、市販薬を使用するという方法がありますが、あくまでも一時的なものです。

即効性に優れている為、仕事や学業に影響をきたすほどのかゆみなどには非常に効果的と言えますが、根本的な改善につながるわけではないので、またすぐに再発します。かゆみ止め程度に考えていた方が良いでしょう。

また、上記の方法を続けて頂いてもまったく改善が見られない場合は、『脂漏性皮膚炎』であることも考えられます

『脂漏性皮膚炎』であった場合は、真菌というカビの一種が原因で、抗菌剤などを使用した治療が必要になりますので、自宅で完治させることはできません。頭皮湿疹が改善しない状態が長く続くようであれば、皮膚科で診察を受けてみた方が良いでしょう。

そして最後になりましたが、やはり食生活の見直しも必要です。頭皮も肌ですから、食べたものによって皮脂の分泌に影響が出ます。

シャンプー・頭皮ケアも行いつつ、肌に良いビタミン・ミネラルなどの栄養素をしっかりと摂取するよう意識して、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

 

まとめ

頭皮湿疹を改善するには

・“脂性”か“乾燥”か、頭皮の状態を見極める
・脂性だからと言って強い洗浄力のシャンプーはNG
・半身浴で頭皮の毛穴を開いてから優しく洗おう
・乾燥している人は保湿力のあるシャンプーを選ぶ
・まったく改善しない場合は病院へ。『脂漏性皮膚炎』の疑いがあります
・忘れずに食生活も見直しましょう