脇汗の原因を解明して汗を止める3つの対策

脇汗の原因を解明して汗を止める3つの対策
なかなか止まらない脇汗はつらいもの、原因がわかって止めることができるといいですよね。脇汗に悩まされる人は、いつも、タオルや複数枚のハンカチが手放せないことでしょう。脇の汗じみが気になって学校の授業や仕事に集中できなかったり、シャツを着替えたりする手間が大変だったり、下着がすぐに黄ばんでしまうので多数の買い替えを用意する必要があったりと、苦悩するばかりです。

でも、脇汗の原因がわかれば少しは楽になるかもしれません。真夏のように暑い日や激しい運動をすれば、体温の上がりすぎを防ぐために汗をかくのは当たり前なのですが、そうでない場合の脇汗の原因があるなら、その原因に対処して、何とか多量に出てくる汗を止めたいですよね。そこで今回は、脇汗の原因を解明して汗を止める3つの対策についてお伝えします。



 

脇汗の原因を解明して
汗を止める3つの対策

 

緊張やストレスなどの精神的な問題


脇汗の原因で多くの人を悩ませているのは、緊張やストレスなどの精神的な問題です。そんなに脇汗が酷くないという人でも、緊張する場面では、手汗や背中の汗がジワーっとすることがありますよね。

脇汗に悩まされるレベルとなると、よく見かけるのはシャツの脇の部分が脇汗のしみが広がっている様子です。人目を気にすれば気にするほど、脇汗が止まらなくなってしまいます。

精神性発汗型多汗と診断された場合は、治療法として一つ考えられるのは、「自律訓練法」という精神療法になるでしょう。心療内科や精神科などで行われる自己催眠法の一種で、心身ともにリラックスさせることができる治療法です。

初めての場所は緊張するとか、職場の人間関係が怖いとか、脇汗の原因となるストレッサーが明確であるなら、それに対する策が必要になります。環境に慣れるか、環境を変えるという方法を取るしかありません。

リラクゼーション系のサービスを受けたり、ヨガや瞑想、呼吸法などを実践したりして、自分自身で脇汗の原因である精神的な問題を克服することができるなら、クリニックに頼る必要はないでしょう。

しかし、どうしても治まらないという場合は、脇汗の原因が精神的なものだとしても、ワキガと同じ治療として、手術をするという選択も考えてください。

 

多汗症を治療する


脇汗の原因が多汗症である場合は、多汗症を治療することを考えてみましょう。脇ということで考えられる多汗症は、多くは腋窩多汗症です。他に、味覚性多汗症、更年期障害の多汗症などがあり、まれに脇の下に乳腺が存在することによる多汗症もあるので覚えておいてください。

腋窩多汗症は、エクリン腺という汗腺の機能が発達し過ぎていることが大きいです。参考までに、ニオイが気になるワキガは、アポクリン腺という汗腺から出てくる物質と皮膚にいる常在菌のしわざです。

腋窩多汗症の治療でも手術という方法がありますが、ワキガのアポクリン腺と違って、エクリン腺は皮膚の近くにあるので、汗腺の除去が難しく、手術後の傷、黒ずみ、肌荒れなどの心配は避けられません。精神安定剤やボトックス注射という方法もあるので、クリニックで相談してください。

脇汗の原因が味覚性多汗症の場合は、味覚性発汗と精神性発汗が相乗して発汗を促していると考えられます。脇汗だけではなく、鼻や額、背中などにも多量の汗が流れるのが味覚性多汗症の特徴です。

更年期障害の多汗症は、女性ホルモンの分泌が低下して、汗の調節機能が働かなくなるために、汗が止まらなくなるというものです。気になる人は、婦人科、産婦人科、更年期専門外来などで相談してください。

 

脇汗対策のアイテムを上手に利用する


脇汗の原因がわかったら、治療だけではなく応急的な対策も押さえておきましょう。それは脇汗対策のアイテムです。代表的な制汗剤と脇汗パッドをチェックしましょう。

制汗剤を使う場合は、制汗剤を使うタイミングに注意してください。制汗剤を使うタイミングで一番適しているのは、入浴した後など、清潔な時なんです。決して、汗が出て、菌が繁殖している時ではありません。

制汗剤で治まらないという場合は、脇汗パッドが有効です。どんどん交換したい人は通常の脇汗パッドの方が使いやすいですが、ズレることが心配な場合は、脇汗パッド付のインナーや脇汗シートをチョイスしてください。

脇汗シートは、肌に直接貼るものですが、貼ったのが目立たない薄く透明な脇汗シートもありますよ。

 

以上、脇汗の原因と対策についてお伝えしました。人前で緊張しやすい人、ストレスを溜め込みやすい人、恥ずかしいという思いになりやすい人は、多量の汗に苦労しますよね。脇汗の原因は、想像以上に精神的な部分が大きいもの

緊張する場面が過ぎれば自然に汗は引いていくのですが、汗が出る時は、どっと一気に噴き出すので、自分で異常さを感じてしまい、止まってくれないことに余計な不安が重なり、さらにもっと汗が噴き出るという悪循環に陥ってしまいます。

手術をしない治療としておすすめできるトックス注射は、重度の原発性腋窩多汗症のみ保険が適用されるようになりました。それぞれ対応が違ってくるので、クリニックで詳細をお尋ねください。脇汗シートなどの応急的な対策もお忘れなく。

 

まとめ

脇汗の原因と対策は、

●精神的な問題があるなら、精神面の緩和を施す。
●多汗症である場合は、多汗症を治療する。
●脇汗対策のアイテムを上手に利用する。