わきが手術の気になる費用と治療の方法

わきが手術の気になる費用と治療の方法

自分のわきがのニオイが職場や学校などで周囲の人たちに不快感を与えていることがわかった場合、わきがの手術が浮かぶかもしれませんが、どうしたらいいのか悩んでしまいますよね。多汗症も伴うようになると、シャツの脇の部分に汗のシミが目立つようになります。

通常は、いきなり、わきがの手術ではなく、制汗剤の使用、サプリの摂取、食生活の改善、入浴方法の工夫など、日々苦労している方が多いのではないでしょうか。ボトックス注射やレーザー・デオドラントなどの治療を考える人もいるでしょう。

悩んでいる人にとっては、わきがを専門にしている美容クリニックでのわきがの手術という方法もあるのを聞くと、どのような手術方法があって、いくらくらいの費用がかかるのか、気になるところです。

そこで今回は、「わきが手術の気になる費用と治療の方法」ということで、わきがに悩む人たちのためにお伝えします。



 

わきが手術の気になる費用と
治療の方法

 

手術の種類


まず、わきがの手術の種類は大きく2つに分けられます。1つは医師自身の目で手術を施す部位を見ながら行う「直視下手術法」です。もう1つは、手術を施す部位を見ずに機械を使って行う「非直視下手術法」です。

直視下手術法には、剪除法(せんじょほう)という方法があります。非直視下手術法には、皮下組織吸引法、超音波吸引法、皮下組織削除法などがあります。切らないという方法では、レーザー・デオドラント、ミラドライなどの治療方法もあります。

 

剪除法(せんじょほう)


直視下手術法の剪除法は、わきがの手術では、もっとも多く行われている方法です。アポクリン腺を除去する方法なのですが、わきがの手術としては、効果も比較的安定しています。剪除法の費用は、30万円~50万円です。

アポクリン腺を除去するのは、アポクリン腺から分泌される物質には、脂肪、鉄分、アンモニアなどが含まれていて、皮膚の表面の細菌によって分解されて、ニオイを発生するようになるからです。

アポクリン腺は、脇の下を3~5cmくらい切開して皮膚を裏返すと現れます。剪除法は、医師が目で確認しながら取り除いていきます。時間は、左右で30分~40分くらいかかります。アポクリン腺を確実に除去するので、効果が期待は高いです。

手術の跡が落ち着くまでは、ガーゼ固定などが必要となります。手術跡が残るかどうか、心配になりますよね。医師の縫合技術次第となりますが、傷跡が残るようなら、よほど下手な先生ということになります。そのあたりは、評判や評価をチェックするしかありませんね。

 

皮下組織吸引法


皮下組織吸引法は、アポクリン腺やエクリン腺、皮脂腺などをかき出しながら吸い取る方法です。費用は、15万円以上です。吸い取る方法は、まず、脇の下に1cmほどの穴を開けます。そこから細い管を通して、吸い取っていきます。

吸引という方法なので、剪除法より広い範囲に施すことができるのが特徴です。デメリットとしては、直視下手術ではないので、アポクリン腺の根の部分が残る心配があるということです。剪除法に比べると、再発する心配があるようですね。

 

超音波吸引法


わきがの手術も近年はだんだんと改良されています。超音波吸引法は、皮下組織吸引法に改良が加えられたものです。皮下組織吸引法のように細い管を通してアポクリン腺などを吸引するという方法ではなく、超音波吸引法は、超音波の熱を利用してアポクリン腺などを破壊しながら吸引するという方法です。

超音波吸引法の費用は、18万円~30万円です。効果としては、皮下組織吸引法よりも高くなっています。剪除法のように切開するという方法ではない分、すべてのアポクリン腺を取り除くことは難しいという心配は残っています。

 

皮下組織削除法


皮下組織削除法は、わきがの手術としては、術後の跡が小さく、高い効果を期待できる方法です。その分、医師の高い技術が求められる手術でもあるので、医師の評判が気になるところです。皮下組織削除法の費用は、20万円~40万円です。

皮下組織削除法の特徴は、専用器具を使うところにあります。皮膚を押さえるローラーとカミソリの刃を組み合わせた専用器具で、皮下組織ごと削って、アポクリン腺やエクリン腺を除去していきます。手術後は、脇を1週間くらい固定する必要があります。

 

以上、わきが手術の気になる費用と治療の方法についてお伝えしました。費用で手術の方法を選ぶよりも、自分のわきがの症状の度合いで手術の方法を選ぶ方が良いとされています。そのためには、カウンセリングの段階が重要です。

心配なのは効果があるのかどうかということですよね。トラブルになるケースとしては、完全に無臭になると誤解しているケースが多いようです。言葉にするなら、わきがの手術をすることによって、平均的な体臭のレベルになるということです。

違う言い方をすれば、制汗スプレーなどのケアで、体臭を抑えられているなら、わきがの手術をするまでもないということになります。やはり、ポイントは、カウンセリングになります。気になる質問には、すべて丁寧に答えてくれる医師を選ぶというのが良いでしょう。

 

まとめ

わきが手術の費用と治療の方法は

●直視下手術法と非直視下手術法に分けられる。
●脇の下を切開するのは、剪除法。
●細い管で吸引するのは、皮下組織吸引法。
●超音波の熱を利用するのは、超音波吸引法。
●医師の高い技術を必要とするのは、皮下組織削除法。