歯石を除去して口臭を予防すべき9つの理由

歯石を除去して口臭を予防すべき9つの理由
しっかり歯みがきしていても、していなくても歯につく歯石。どんなに溜まっても痛くもかゆくもありません。だから、放っておいてもいいのでは…、そう思うのは大きな間違いです。

実は、歯石の除去は口臭予防の大きなポイント。そして、お口の健康にも大きく影響します。どうして歯石除去が口臭予防になるのか、今日はその9つの理由をお伝えします。

口臭対策を考えている方、今まで歯石を気にしていなかった方は、ぜひお読みください。



 

歯石を除去して口臭を予防すべき9つの理由

 

その1: 歯石そのものが悪臭の元

歯のすき間や歯と歯ぐきの境目に溜まるカスのようなものを歯垢(プラーク)といいます。歯垢は食べ物のカスを餌に増殖した細菌の塊です。この歯垢が蓄積し固まったものが歯石です。

いったん歯石がつくと、さらにその上に歯垢がたまりやすくなるので、歯石は細菌の温床といえます。細菌は悪臭の発生源なので、歯石そのものが口臭の元。歯石を除去することは口臭対策になるのです。

 

その2: 歯周病を引き起こす恐れ

歯周病は、細菌により歯ぐきと歯を支える骨が侵される病気です。歯石が溜まると、歯周病ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの境目のへこんだ部分が深くなり、細菌が住みつきやすくなります。そして、歯石は歯周病の元となる細菌の温床ですから、歯周病を引き起こしやすくなるのです。

歯周病も口臭を悪化させる原因となるので、歯石除去は口臭を元から予防することにつながります。

 

その3: 虫歯リスクも高まる

歯石が原因で起こるのは、歯周病だけではありません。「歯石があると虫歯になりにくい」と言われることがありますが、これは大きな間違いです。

まず、歯石が溜まっていると、歯みがきをしても歯ブラシが歯と歯ぐきの境目まで届かず、歯みがきの効果が落ちてしまいます。また、歯垢や歯石を作り出す菌は虫歯の原因にもなります。ですから、歯石があると、虫歯リスクも高まるのです。

虫歯も口臭を悪化させるので、やはり歯石は取った方が良いのです。

 

その4: 自分では完全に予防できない

歯石がついたからといって、歯みがきができていないとは限りません。きっちりと歯みがきをしていても、どうしても自分ではみがきにくい場所などに多少は歯石がつきます。

年に何度かは、歯医者さんで口臭予防と虫歯・歯周病チェックを兼ねて歯石除去をしてもらいましょう。

 

その5: 自分では取れない

歯の裏などに分厚く溜まった歯石。針などでつつくと、自分で取れそうですが…。

歯石は自分で取ってはいけません。歯医者さんなどの専門家以外が、上手に安全に取るのは無理です。自分で取ろうとすると口の中を傷つける可能性もあり、非常に危険です。

今では、歯医者さんでの歯石除去は保険が効く方法もあるので、口臭予防も兼ね、歯医者さんで安全に歯石を取ってもらいましょう。

 

その6: 歯周病と知覚過敏、負の連鎖を起こすことも

虫歯はないのに、冷たいものを飲んだり食べたとき歯に起こる鋭い痛み。それは、歯の根元のエナメル質が削れて起こる知覚過敏です。多めに溜まった歯石を取ると、知覚過敏が起きることがあります。

歯石に覆われていると、知覚過敏による痛みはなくなるのですが、歯石は口臭や歯周病の原因となるので、やはり除去した方がいいのです。そうすると、また知覚過敏の痛みが…。こ

んなことになる前に、こまめに歯石を除去することをおすすめします。

 

その7: 歯石放置で歯を失うことも

虫歯がないからと歯石を溜めたまま、全く歯医者に行かない人がいます。こういう人は口臭があることも多く、歯周病リスクも非常に高いのです。

歯周病は口臭を起こすだけでなく、最悪の場合、歯を失うこともある恐ろしい病気です。しかも、厄介なことに、かなり進行しないと自覚症状がありません。

自分で気づいたときには、歯の土台からダメになっているということも。そうなる前に、口の健康チェックを兼ねて、歯医者さんで歯石除去をしてもらいましょう。

 

その8: 歯石放置で全身への影響も

歯石を全く取らずに放置しておくと、いずれ歯周病になります。そうなれば、口臭がひどくなるだけではなく、全身へ影響することも。

歯周病菌は腫れた歯ぐきから簡単に血管内に侵入し、全身へ回ってしまうのです。動脈硬化の要因の1つとなったり、糖尿病を悪化させることがわかっています。

 

その9: 全身の健康につながる究極の口臭予防

口臭の元となる歯石を除去すれば、さらなる口臭を引き起こす歯周病や虫歯が予防できることが おわかりいただけたかと思います。

歯石は自分では取ることができないので、年に3、4回は歯医者さんで歯石除去をしてもらいましょう。定期的に歯医者さんに行くことで、お口の健康チェックにもなり、虫歯や歯周病も未然に防げたり、早期発見・早期治療につながります。

特に、歯周病は全身の生活習慣病に影響することもあることから、予防・早期発見がとても大切です。こんなことから、歯石除去は全身の健康につながる究極の口臭予防といえますね。

 

さて、いかがでしたか?

思っていた以上に、歯石の体への影響があることに驚かれたかもしれません。たかが歯石、されど歯石。口臭予防のための歯石除去が全身の健康にまで関わっているのです。

口臭予防は清潔で健康的な口内環境作りから。日頃から、歯石を溜め過ぎないようしっかり歯みがきをすることはもちろんですが、健康チェックを兼ねて、年に何度かの歯医者さんでの歯石除去を習慣にしていきたいですね。

 

まとめ

歯石を除去して口臭を予防すべき9つの理由

その1: 歯石そのものが悪臭の元
その2: 歯周病を引き起こす恐れ
その3: 虫歯リスクも高まる
その4: 自分では完全に予防できない
その5: 自分では取れない
その6: 歯周病と知覚過敏、負の連鎖を起こすことも
その7: 歯石放置で歯を失うことも
その8: 歯石放置で全身への影響も
その9: 全身の健康につながる究極の口臭予防