幼児の口臭が気になったときに家族がする正しい対処とは?

幼児の口臭が気になったときに家族がする正しい対処とは?

近年では、口臭の若年化が注目されていますね。幼児とは満一歳から小学校入学前の子の事をさしていますが、そんな小さなお子さんの口臭が気になりだした・・・という事は結構家族にとってはショックな出来事かもしれません。

家族間だけなら問題はないのだけれど、将来この子が口臭が原因で学校でいじめられたりしないか、仕事や恋愛に支障が出ないか、心配でたまらなくなるかもしれません。

そんな時、絶望感で立ち止まってしまっているのではなく、何がいけないのか、何をしていけば良いのか、前向きに私達、周りの家族が出来る事は何か、正しい対処法を考えていきましょう。



 

幼児の口臭が気になったときに
家族がする正しい対処とは?

 

口呼吸を改善しましょう


口呼吸が習慣化してしまうと、口がだらしなく開いたままで、唾液の分泌も減り、口の中が乾燥してしまい、口臭発生に繋がります。そして、口呼吸だと、ダニやホコリを必要以上に吸ってしまい、気管支喘息の原因になります。

そして、噛み合わせも少しずつずれていき、顔の表情が常にだらしない状態になり、せっかくかわいく生まれてきたのにブス化していってしまいます。さらには、肩こりや頭痛に悩まされる事が徐々に増えていくでしょう。 コレを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?口呼吸になりやすい環境の改善です。

日本人は近年離乳食の開始時期が徐々に早まっています。鎌倉時代は2~3歳の時期に離乳食を開始していたと言われていますが、現代では生後5~6ヶ月の時期には開始しています。

鼻呼吸は1歳までは普通にしているのですが、急激に離乳食を進めてしまうと口呼吸が習慣化したり、あまりに良いものをいきなり早くから与えすぎると、体がびっくりしてアレルギーに繋がったりもするので、段階的に離乳食を進めていき、食事をしない時には口を使わないように、おしゃぶりを使用しましょう。

おしゃぶりは口やあごの発達を促す効果があり、良いとされていますが、長期的に使用すると、またこれも噛みあわせや言語の発達に悪影響なので、乳歯が生えそろう2歳半までには使用を止めましょう。

また、赤ちゃん用や、幼児用の就寝時にはガーゼマスクを使用すると、自然と鼻呼吸になり、喘息やいびきも防止できます。後は、口がポカンと開いている時には注意したり、食べる時には一回の口に運ぶ量を減らして、クチャクチャ音を立てないように、しっかりよくかんで食べてね、と注意する事も大切になってきます。

 

歯磨きを改善しましょう


口臭の原因とされる歯周病や虫歯。悪化してしまうと病院に行かなければなりませんが、せっかく治ったとしても、同じ事を繰り返していては意味がありません。ちゃんと正しい歯磨き方法で歯周病菌や虫歯菌を退治する必要があります。

乳幼児期は自らが歯を磨くことが出来ないため、家族がしっかりと食べかすから歯垢になるのを防がなければなりません。歯磨きは上下二本の歯が生え始めたら、開始の目安ですが、年齢にあった歯ブラシを使いましょう。大人の歯とサイズも違うので、動きは細かく、優しく磨いてあげましょう。

また、よだれが多くなってくると、臭いに繋がるので、よだれもこまめにふき取ってあげるのがよいでしょう。歯磨きを嫌がるようになると、なかなか予防も難しくなってきます。

楽しい音楽を聴いたり、コミュニケーションをうまくとりながら、歯磨きの時間を楽しいものにして、大きくなっても自ら進んで歯磨きをするような習慣を根付かせましょう。

 

鼻炎・蓄膿症を改善しましょう


蓄膿症は風邪や鼻炎が悪化してなる場合と、虫歯や歯周病が原因でなる場合とがあります。蓄膿症になると口臭どころか鼻まで臭ってきます。鼻水が膿の痰となって下りてくる場合もお子さんにはキツイでしょう。

蓄膿症になると、鼻が詰まって状態になり、口呼吸が増し、集中力も低下し、イライラしやすくなります。そうならないためには、風邪や鼻炎を予防したり、先に述べた歯磨きを徹底します。

なってしまった場合は、鼻水を吸引したり、かませたり、鼻をうがいする事も効果的です。鼻水が粘っこい膿性であれば重層水、水性であれば食塩水でうがいすると症状が改善する場合もありますが、長期間そのままにしていると、中耳炎を併発する場合があるので、早めに耳鼻科を受信しましょう。

 

風邪を予防しましょう。


風邪を予防する事は、鼻炎や蓄膿症の予防に繋がります。冬になるにつれ、増えていく風邪ですが、外出時は人ごみを避け、マスクをし、帰宅時は常に手洗い・うがいをしてもらうようにしましょう。そして、栄養バランスの取れた食事、睡眠時間の確保を心がけます。

生活環境も気をつけることが必要で、風邪のウイルスは低温・乾燥の環境を好むため、気温は15度、湿度は40%以上となるように気温と湿度にも気を配りましょう。

 

食生活を改善しましょう。


口臭にはアルカリ性のナトリウム、カルシウム、カリウムを含んだ緑黄色野菜などが効果的です。野菜が苦手な子には野菜ジュースを与えたりするとよいでしょう。また、唾液の分泌を促す、硬くて歯ごたえのあるものや繊維質のあるものも効果的です。

塩分や糖分が多いと虫歯や悪臭に繋がるので摂取量に注意する事が大切です。効果的な食品を挙げましたが、第一に大切なのはやはり「食事のバランス」です。栄養バランスを考慮し、色々な食物を摂らせてあげましょう。

体内環境が整うと、胃腸の調子も良くなり、体内での悪臭の発酵も抑えられます。苦手なものはすりおろしたり、つぶしたりして、食べる事ができた時は沢山褒めてあげたり、好き嫌いをなるべくなくすような方向性にもって行きましょう。

また、朝食を抜いたりしないで、キチンと1日3食用意しましょう。そして、お菓子の時間は15時と守って、寝る前にはお菓子を与えないように心がけましょう。

 

ストレスを減らしていきましょう。


こういうと小さなお子さんでも、ストレスを抱える社会になったのかと思うと心苦しくなりますが、ストレスは胃腸を悪くし、口臭発生の原因となります。家族に迷惑や負担をかけたくなくて、外で起こったストレスのかかる出来事を言わなかったりする事もあれば、、家族自身がストレスの原因になったりする場合もあります。

常日頃様子を気にかけてやったり、お子さんの話を聞いたり、見守っていく事が必要です。周りの家族はその子の選択を鼻から否定する意見を言うのではなく、ちゃんと認めてあげる事が大切です。

お子さんだって、一人の人間です。意見が違って、ケンカをしたりする事もあっても、ちゃんと仲直りして、お互いに気持ちの良い家族でいましょう。

 

声かけをしましょう。


一つ一つのトラブルは、キチンと話し合いが出来ず、相手を理解できずに誤解したりして生み出されます。幼児の口臭もその一つです。言葉の種類はまだ多くありませんが、ちゃんと理解する力は持っています。

ただ、「歯磨きしなさい!」「手洗い・うがいしなさい!」と言うのではなく、それをしなかった事で自分にどれだけ被害が及ぶのか、それをしたら、どう良い事が起こるのか、を説明し、なぜ注意するのか分かってもらえる声かけが出来るようにしていきたいですね。

 

いかがでしたか?

幼児の口臭が気になった時に家族がする正しい対処法をいくつか述べましたが、小さい頃から口臭対策の習慣が身についていれば、将来的にも安心して社会に送り出すことが出来るでしょう。

小さなお子さん一人では対処しようのない問題でも、家族が居てくれる事によって改善し、解決への方向に導いて行く事ができます。それは、家族間でもそうですよね。夫婦関係、親子関係、兄弟姉妹関係すべてにおいてです。

これらの対処法は、口臭だけでなく、他の病気も防いでくれ、家族全員に繋がることです。さらに、家族間の中も深める基本的な事でありますので、大切にしていただけると幸いです。

 

まとめ

幼児の口臭が気になったときに家族がする正しい対処とは?

・ 口呼吸を改善しましょう
・ 歯磨きを改善しましょう
・ 鼻炎・蓄膿症を改善しましょう
・ 風邪を予防しましょう。
・ 食生活を改善しましょう。
・ ストレスを減らしていきましょう。
・ 声かけをしましょう。