何かを始めても飽きっぽいせいか長続きせず、途中で投げ出してしまう人っていますよね。しかも、そういう人は周りから「根気がないから長続きしない」とか「また続かなかったのか」など、悪く言われてしまう傾向があります。
本人も長続きしない飽きっぽい性格に悩んだり、苦しんだりしていることでしょう。しかし、飽きっぽいことだけが長続きしない理由ではありません。根本的な原因は「本当に自分のやりたいこと」が見つかっていないからなのです。
本当に自分がやりたいことを見つけるのは大変ですが、それさえ見つかれば、どれだけ飽きっぽくても物事を続けられるはずです。
そこで今回は、飽きずに本当にやりたい事を見つける方法をお伝えします。
飽きっぽい人必見!
本当にやりたい事を見つける5つの方法
自分に問いかける
少し禅問答のような感じになりますが、本当にやりたいことが自分にはないのか、自問自答をしてみましょう。と言われても「本当にしたいことが分からないから無駄」と思われる人もいることでしょうが、「色々と興味がある」と答えた人は比較的簡単にやりたいことが見つかる可能性があります。
そもそも、本当に自分がやりたいことの入り口は興味があるかないかで、興味があるものには手を付けようとします。今まで飽きっぽいから続かないと感じていたのは、少し自分の興味があるものとズレていたのかもしれません。
また、本当にやりたいことはピンポイントでなくても「ファッションが好き」「ゲームが好き」といった感じで、十分なのです。後は、興味があることに関連することを片っ端からやってみましょう。中には、自分の思ったのと違うものもあるかもしれませんが、そう感じたら早々にやめても大丈夫です。
大事なのは、自分の興味があることを始めていけば、本当にやりたいことに巡り会える可能性が高いということです。
5年以内に達成したいことを考える
ここで言う5年以内は「もし人生があと5年しかなかったら」という条件が付いた5年以内です。単なる5年以内なら、なかなか真剣に考えられないかもしれませんが、死ぬまでに達成したいこととなると真剣に考えられるものです。
その中で、思い浮かんだものが本当にやりたいことになるのです。あと5年しかないのですから、やりたくないことは除外されているはずですので、思い浮かんだものをあとから考え直したりして、深く考えてはいけません。
また、考えている時は「飽きっぽいからこれは無理かな」と思ってはいけません。一旦飽きっぽい自分は忘れ、思い付いたことはどんどんメモしておきましょう。この中に、本当にやりたいことが眠っているのです。
周りにどう思われていたいかを考える
自分本位ではどうしてもやりたいことが見つからない人は、周りからどう思われていたいかを考えてみましょう。「優しい人」「頼りがいのある人」「目標とされる人」など色々とありますが、自分が一番なりたい人間像を思い浮かべて下さい。
なりたい人間像が固まれば、そういう人間に近づくために、やることがあるはずです。その「やること」こそが、本当にやりたいことなのです。
何もしなければ、理想の人間になれるはずもありませんし、自分が目指したい人間になるためにやることなら、飽きっぽいから続かないということもありません。
子供の頃好きだったことを思い出す
今はしたいことがなくても子供の頃は、必ず夢中になったものがあるはずですので、それを今一度思い出してみましょう。きっと一つではなく、いくつか出てくるはずです。
それらは、今はしていないことでも子供の頃は夢中になれたものなので、比較的簡単に始められます。そして「大人になったから楽しくないだろう」と思っていても、いざ始めてみると意外と夢中になれるのです。
また、子供の頃に好きだったものの中には難しくて全然できなかったものもあることでしょう。それを、大人になった今、リベンジしてみるのもやりたいことを見つけられるきっかけになります。
リラックスしている時を思い返す
どんなに飽きっぽい性格でも、リラックスしている時間はあるはずですでの、その時どんなことをしているのかを思い返してみましょう。例えば、「買い物をしている時」「映画を見ている時」「歌を唄っている時」等々、10人いれば10通りの過ごし方があることでしょう。
どんなことでも、リラックスしている状態というのが大切になり、そして、その時にやっていることこそが、自分では気づかない本当にやりたいことなのです。自分が嫌いなことは、決してリラックスして行えません。逆に言えば、リラックスして行えることは、自分が本当にやりたくてしていることになります。
実は、無意識のうちに自分がやりたいことをすでにやられている可能性もありますので、私生活を思い返してみるのもいいかもしれません。
いかがでしたか。本当にやりたいことが見つからないのは、飽きっぽい性格のせいではなく、夢中になれるものを見過ごしているからです。おそらく、やりたいことが見つからない人は「本当にやりたいこと」を「ピンポイントにそのものズバリ」ではないといけないと思いがちです。
それでは、範囲が限定されてしまい、やりたいことに会える可能性も減ってしまいます。本当にやりたいことは、「ゲーム系」「音楽系」「スポーツ系」などのように大きくていいのです。あとは、それに関連することをどんどんと行ってみましょう。
また、自分の心や生活の中にも自分がやりたいことのヒントが隠されていますので、自分に問いかけたり普段の生活を大切にしていきましょう。実際に行動を起こすのと、内面を見つめることで、飽きっぽい人でも絶対に夢中になれるものが見つかります。
まとめ
本当にやりたいことを見つけるには
・何に興味があるかを自分に問いかける
・残り5年で達成したいことを思い浮かべる
・周りにどう思われたいかを考える
・子供の頃好きだったことを思い出してみる
・リラックスしている状態でしていたことを思い返す