飽きっぽい性格を直したい!長続きさせるためのメンタル術

飽きっぽい性格を直したい!長続きさせるためのメンタル術
世の中には集中力に優れた人、飽きっぽい人、好きなことはとことん追求する人…など様々なタイプの人がいますよね。生まれ持った性格だから全て個性と受け止めたいところですが、そうも言えないものもあります。

中でも飽きっぽい人というとどうしてもマイナス要素として捉えられがちです。確かに、飽きっぽい性格の良い所というのは思いつかないというのが正直な所でしょう。

この『飽きっぽい』性格というのは、『落ち着きがない』や『ふざけがち』と並び、やはり直した方が良い性格の常連さんであることは間違いありません。

そこで今回は、ひとつのことに集中したい!手を付けたことは最後までやり遂げたい!そんな思いを抱いている方のために…。飽きっぽい性格を直したい!長続きさせるためのメンタル術についてお伝えします。

 

飽きっぽい性格を直したい!
長続きさせるためのメンタル術

 

敢えて満足感を満たさない

人は満足すれば飽きるのも当然です。その満足状態を感じるレベルが低い人や持続時間が短い人は『飽きっぽい性格』と表現されます

ここで子供を例にとって考えてみましょう。子供にとって遊びはとても大好きな時間です。

しかし、もし時間的制限がなく好きなだけ遊んでいてよいと言われるのと、遊べる時間は○○時までと言われるのとではどちらが魅力的に感じるか、想像してみて下さい。

例えば親からゲームは1日1時間迄と制限されると、常に「もっと遊びたい」という衝動に駆られます。

しかし、もし全く制限がない場合だったらどうでしょう。天国の様だと喜べるのは最初の内だけ。遊び疲れたり、惰性で遊ぶことになり、想像している程の遊びに対する高揚感はなくなるはずです。

つまり物事に対する興味・関心を持ち続ける鍵は、常にもう少しやりたいという所で止めておくようにすること。それが次への原動力となるというわけです。

同時に、常にその過程を楽しむということを意識しつづけることも大事です。飽きっぽい人には特徴としてあげられる共通点があり、それは、何かをやり始めると一気にやりとげないと気が済まないという傾向があることです。

取り組む気持ちや情熱が高ければ高い程、その後の冷めるスピードも速く、あっという間に冷えてしまいます。熱しやすく冷めやすい…これが飽きっぽい人の特徴と言えるでしょう。ですから、そこで熱の上げ方を自制しつつ、継続中の取り組み方をコントロールすることで一気に冷めるのを防ぐ事が出来るというわけです。

仕事も趣味も学習も長続きさせることが大事というのが一般的な考え方です。それは何事も長く取り組めば取り組む程、完成度も上がり自分の力に繋がるからでしょう。そして、その過程を楽しむという本質を理解できると、今まで見えていなかった新たな世界が見えてくるのです。

つまり、飽きっぽい性格を克服するコツは、何事も一気に仕上げるのではなく、少しづつ取り組み満足感や達成感を味わうまでの過程を楽しむことです。

飽きっぽい人にとっては、敢えてやりたい気持ちを抑えながら細切れに作業を進めて行くことも大事という訳です。

 

運命共同体を作りましょう

何かを長続きさせたいのに飽きっぽい性格でいつも中途半端。それが悩みという方なら、誰かと一緒に取り組むことをおススメします。

その理由としては、刺激になるということ。自分だけの歩みではつい単調になってしまうので、どうしたって飽きを感じてしまいがちです。

同時に同じことを始めた人がいれば、進捗具合も比較できますし、自分が一歩先をいっていれば優越感が味わえたり励みになりますし、相手がより進んでいれば悔しかったり追いつこうと頑張ることができたりしますよね。

誰かに認めて欲しい気持ちは少なからず誰もが持っているもの。一人で取り組むよりは誰かと一緒なら、お互いを高めあう効果も認め合うシーンもきっとあるはずです。

そもそも一緒に始めた仲間がいると、相手がやめない内はなかなかやめられない…という感情も出て来るものです。つまり、飽きっぽい性格の人も良い形で継続させることが可能になります。

 

目標の立て方がポイント

目標を高くしない!ハードルを低くしない!とても難しいかもしれませんが、着地点の設定が飽きっぽい性格の人に長続きをさせる為のポイントです。

目標が高過ぎると途中で挫折してしまい投げ出してしまう…ハードルが低過ぎると簡単に出来てしまい達成感がない…。

飽きっぽい人は『苦労してやっと出来た!』というちょうど良い難易度のものに取り組み『やる気』を引き出すのが大事なのです。

出来る少し難しい位のレベルのことを見つけて取り組むことを繰り返すと、闘争心・向上心・達成感を適度にくすぐることができ、飽きっぽい性格を克服出来るようになるのです。

また、飽きっぽい性格には『自信喪失タイプ』と『完璧主義タイプ』の二つのタイプがあり、ご自身がどちらに当てはまるのかの見極めも重要です。いずれも失敗を恐れて物事を投げ出してしまうのは同じですから、そのタイプに合わせた目標の設定が大事になってきます。

『自信喪失タイプ』ならほんの少し苦労すればやり遂げられるミニゲームを繰り返し行うことでレベルアップするゲーム、『完璧主義タイプ』ならじっくり向き合えば確実に完成形が見えるパズルなど、その『達成感』を植え付けることこそ飽きっぽい性格を直すためのメンタル術なのです。

 

いかがですか。以上が飽きっぽい性格を直したい!長続きさせるためのメンタル術です。性格を変えるということはそんなに簡単なことではありませんが、ほんの少し意識を変えてみるだけでマイナスをプラスに…短所を長所にできることだってあるのです。

自分が飽きっぽいのは何故か…心を真っ白にして、まずは一度考えてみましょう。そこに大切なヒントがあるかもしれません。

ひょっとしたら今まで何も意識せずに生きてきたから、何事にも集中出来ていなかった、つまり飽きっぽかっただけなのかも知れません。「やり遂げたい」とか「何故○○なんだろう」とか、まずはその一言を口に出し意識してみましょう。それを意識するだけで変わってくることもあるはずです。

まとめ

飽きっぽい性格でも長続きさせるには

・敢えて満足感を満たさず、取り組む過程を楽しみましょう
・誰かと一緒に始めて、運命共同体を作りましょう
・程よい目標の立て方がポイントです


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