気力がわかない原因とは?自分と向き合う5つのヒント

気力がわかない原因とは?自分と向き合う5つのヒント
どうしても気力がわかない!という時はありますよね。そんな気力がわかない原因は様々です。しかし、こればかりは自分次第とも言えます。

周囲がどんなに盛り上げてくれても…『しっかりしろっ!!』とカツを入れても、なかなか簡単には気力というものはわいてきてくれないというのが実情です。

『所詮、自分がその気にならなければどうにもできない…』というわけですから、自分の心にその原因を問いかけるのが一番と言えます。つまり、しっかり自分自身と向き合うことが大切なのです。何事も原因がわからなければ対処法もわからないものです。

そこで今回は気力がわかない原因とはどんなものがあるのか?そして自分と向き合う5つのヒントについてお伝えします。

 

気力がわかない原因とは?
自分と向き合う5つのヒント

 

目標が曖昧・漠然としている→「まず何から始めるか」

これから取り組まなければいけない目の前の目標が大きすぎたり、量がハッキリししていなかったり、完成形のビジョンが明確でない場合、気力がわかない原因になるものです。

まずは何から手を付けて良いかわからず途方に暮れたり、やる気はあるのにそのエネルギーを向ける矛先が見つけられずモンモンとした状態が続いてしまい、その結果、気力がわかない原因になる場合です。

分かりやすい例をあげると『足の踏み場もないほど荒れ果てた部屋の片づけをしよう!』などが、そんな気力のわかない原因のケースにあたります。

他には経験したことのないことにチャレンジする時なども同様です。見たこともない楽器をいきなり演奏してみろ!と言われても、さて、何から始めたら良いかわかりませんよね。

つまり、取り組みたい気持ちはあるけど、取っ掛かりがわからずにやることができない、或いはやらない自分を育ててしまうのです。

この様なケースには「まず何から始めるか」この最初の一歩を決めることが大事です。これで気力エネルギーのスイッチが入れやすくなり、行動も伴う「気力」が出てくるのです。

 

燃え尽き症候群→充電期間の確保

重要な仕事を与えられ、渾身の力を込めてやり遂げ燃え尽きてしまった状態をこんな風に表現することがあります。燃え尽き症候群=気力がわかない原因

この燃え尽き症候群は、車に例えればハードワークの結果、エンジンがオーバーヒートしている状態か、或いはガス欠になっている状態です。

車ならエンジンを交換する、燃料を補給するという事で解決します。つまり、人もこんな時はしっかり休養や栄養をとり、カラダや心をしっかり休ませてあることが大事なのです。

人にとって生活の中で緩急のバランスを取るのはとても重要です。こんな時には『休む勇気』も必要です。

充電期間を確保して、身も心もリフレッシュしてみることで、次なる目標への意欲や気力もわいてくるはずです。

 

継続的に忙しい状態→完了の意識づけ

仕事も家庭もプライベートも、いつでも何かを抱え続けていると気持ちはパンクしてしまいます。それが気力がわかない原因になることも少なくありません。

やりたいことややらなきゃいけないことが増え続けていくと、一気に色々なことに手をつけはするものの結果的には全てが中途半端になり、完了する達成感を味わう事がないという事態に陥ります。

ここで重要なのは、達成感や解放感がないままの状態が続いていることです。パソコンに例えれば、様々なソフトやデータを立ち上げたまま、デスクトップ上に開きっ放しになっている状態です。

これではデータが重すぎて処理が遅くなったり、フリーズしてしまい正常に機能しなくなってしまいますよね。人の場合、フリ―ズ=気力がわかない原因になるわけです。

一つの作業が完了したら、閉じる。一呼吸置いて次の作業を立ちあげる。こうするだけで、スッキリした気分で次に向かう態勢づくりや気力につながります。

 

責任転嫁→自分の責任と出来ることを考える

自分が成功していないのは「◯◯のせい」と他人や組織のせいにしているケースが気力がわかない原因になることがあります

他人や組織を責めるうちは、本来のやる気など出るはずがありません。社会の中で、責任の領域をハッキリさせることは時として必要ですが、何事に対しても過剰な責任転嫁をするのは間違いです。

「上司のせい」「親のせい」「友人のせい」「社会のせい」とすぐ口にする人がいますが、それではほとんどの場合、問題解決できるどころか、怒り・憎しみ・依存に振り回されるだけ。

自分の責任や自分の責務などから目を背け『自分』の存在が薄くなるこの状態は気力がわかない原因になるだけです。

もし仮にこの状況を作った原因が自分にあるとしたら…と敢えて一歩立ち止まり、考えてみましょう。

この問題を解消するために自分ができることを考えるだけでも気力がわく大きな一歩なのです。

 

作業に魅力を感じない→価値を確認する

気力がわかない原因の一つに、やることに価値や魅力を感じないということがあげられます。

人は目の前にある問題に価値また魅力を感じていれば、自然にやる気が出て行動を起こすものです。

優秀な上司はこのことを熟知している人物です。例えば、部下に資料のコピーを指示する時「コピーよろしく」だけでなく「大切な経営会議の資料だから、10部コピーを頼むよ」と伝えます。

ひと手間のようではありますが、その仕事の具体的な意味や目的を添えることで、その行動がどれだけ影響を与えるのかも交えて伝えるのです。

このように、やることに価値や魅力を感じないために気力がわかない場合には、作業の前に必ずその作業の意義や意味を確認させることが大事です。

これをやり終えると何が得られるか、どんな気持ちになれるか、その先にどんな楽しいことが待っているかなど、自分に問いかけてみて下さい。

 

いかがですか。以上が気力がわかない原因は何か?それを知って自分と向き合う5つのヒントでした。

『何事も気の持ちよう!』とは良く言ったものです。同じことをするにも、楽しみながらやるのか、嫌嫌やるのか、その向き合い方ひとつでも全く違ってきます。

また、その気力一つで成果も大きく違ってきます。完成度も時短も期待以上の結果が得られることが多いでしょう。

気力がわかない原因は、ほとんどの場合、慣れ合いになってしまっていることが大きいものです。馴染みのあることへの気の緩み、新しいことを始める面倒臭さ、責任感が希薄になっているなどなど。

常に行動や作業、そして自分という人間の意味や意義を大切にすれば、気力がわかないなんて悩むことも少なくなるはずです。

まとめ

気力がわかない原因とその対策法とは

・目標が曖昧・漠然としているならまず何から始めるかを考えましょう
・燃え尽き症候群なら積極的に充電期間の確保をしましょう
・継続的に忙しい状態にはせずその都度完了の意識づけしましょう
・責任転嫁はせず自分の責任と出来ることを考えましょう
・作業に魅力を感じない時には作業前に価値を確認してみましょう


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