激しく落ち込んだら…自分を取り戻す自己肯定感とは

激しく落ち込んだら…自分を取り戻す自己肯定感とは
「自己肯定感」とは、ありのままの自分を認めることと言えます。生きていると、激しく落ち込むようなことにも遭遇することがありますが、この自己肯定感が高い人は、そのような時でもすぐに自分を取り戻すことができますし、そもそもあまり落ち込むことがないものです。逆に言うと、自己肯定感が低いと必要以上に落ち込んだり、言われたことを拡大解釈して「自分の存在自体がダメな人間なのでは?」と感じてしまうでしょう。

自己肯定感とは、高いのと低いのとでは人との関わりで生まれる反応や気持ちが全く違ってきます。生きる上で、人との関わりを全く避けて通ることは不可能ですよね。自己肯定感が高いと、相手のことを素直に喜ぶことができ、感謝することができます。怒られてもあまり落ち込まず、自分のミスを素直に認めることができ、より自分を高めるチャンスとして歓迎することもできるのです。

そこで今回は、良い方向に変化した自分を思い描きながら読み進めて欲しい、自己肯定感を高めるための方法をお伝えします。



 

激しく落ち込んだら…
自分を取り戻す自己肯定感とは

 

完全でなくてもよいことを認識する


自己肯定感とは、自分の良いところも悪いところも全部肯定でき、ありのままの自分に「価値がある。大切な存在だと思える。」と感じられる感覚のことです。

自己肯定感とは、まず完璧でない自分を受け入れることで育っていきます。子供のころ、良い成績を取った時は褒められたけれど、ミスをしたり悪い成績を取った時には否定的な言葉や態度を受けたという経験はありませんか?そのような経験は、「できない自分はダメな自分」という認識が育ち、理想的な自己肯定感が育たないといわれています。そもそも人間は不完全な生き物ですから、当然人それぞれ得意なこと、苦手なことがありますね。

出来ないことがあっても当たり前なのですが、出来なかった時に否定されることで、自己肯定感が育ちにくくなってしまうのです。出来なくても、失敗しても、「それがあなたなんだよ」「できること、できないことがあって良いんだよ」「そんなあなたが好きなんだよ」と受け入れられてきたかどうかが自己肯定感が育つかの重要なポイントになります。

しかし、大人になってから他人にそのような優しい目で受け入れられることは難しいでしょう。なので、他人からの態度に頼らずに、自分で自分の自己肯定感を育てていけばよいのです。「自分で自分を受け入れよう、ありのままの自分をそのまま受け入れよう」と自分で自分に言い聞かせましょう。自分の嫌いな部分、自分の隠しておきたい部分を、自分でよく見つめてみて認識して、受け入れる作業をしていくのです。

「完全でなくても良いんだ」「ありのままの自分で良いんだ」と感じられるようになるまで、自分で自分を認識して受け入れるように意識してみましょう。きっと自己肯定感が育っていくはずです。

 

自分の良いところ、得意分野に目を向ける


自己肯定感とは、自分のありのままを受け入れられることで育っていきますが、自己肯定感が低い時は、自分の悪いところにばかりフォーカスしがちになりますよね。そしてますます自己肯定感を低めていくという結果になってしまいます。そんな時は、自分の得意分野に熱中したり、自分の良いところに目を向けるように心がけましょう。はじめは難しく感じるかもしれませんが、心の矯正だと思って、自分の悪いところを認識してしまったと気づいたらすぐに方向転換して自分の良い部分に目を向けるようにします。

自分の良いところなんて思いつかないという時は、小さいころから今までの記憶の中で、どんなに些細なことでもよいので褒められたことを思い出して洗いだしてみましょう。「手先が器用だね」「字が上手だね」など何かあるはずです。そのなかで人に喜ばれそうなこと、役に立てそうなことがあれば引き受けてみましょう。得意分野についてブログなどで発信するのもよいでしょう。読者からの反応も得られ、情報発信を通じて「人の役に立っている」という感覚。自己肯定感とは、そのような感覚の中でも育っていくものです。

 

自分を自分でほめてみる


自分で自分をほめてあげるというのも大切なことです。自己肯定感の低い人は、完璧主義で自分に厳しくしがちです。人から褒められたりしても、それを素直に受け取ることができずに褒め言葉をもらっても信じることができません。他人から褒められたときは、素直に受け入れ、人の役に立った自分を自分でも褒めてあげましょう。自分で自分を褒められるようになって来たら、他人に褒められようとけなされようと、関係なくポジティブな姿勢を自然に保つことができるようになってきます。自分の機嫌が、他者に依存するのではなく自分で作り出せるようになるということですね。

 

自分に言い訳を考える


自己肯定感とは、完璧主義な性格では育ちにくいものです。低い自己肯定感とはいつまでも付き合っていてはいけません。完璧主義からくる自分への厳しい評価は、自己肯定感を低めるだけです。そのような心の癖はなるべく治していき、自分を許してあげられそうな言い訳を自分に対して考えてあげるようにしましょう。自己肯定感とは、まず自分に優しくなることで育つのですから、自分を責めそうになったら、その失敗を自分がしたのではなく全く見知らぬ誰かがしたとしたら、自分はそれにどう思うか、どうフォローしてあげられるかと考えてみてください。

そのようにして、失敗してしまった自分に言い訳を考えてあげることで、ダメな自分にもOKを出し、自己肯定感を高めていきましょう

 

承認欲求を捨てる


「人から受け入れられたい、認められたい」という欲求は、人が持つ欲求の中で一番強いものだと言う心理学者もいるほどです。しかし、人から受け入れられないという体験によって、いちいち落ち込み自己肯定感を低めてしまうというのは、あまりにも頼りなくて他人に左右されるちっぽけな存在だと感じませんか?

承認欲求が強いと、他者から受け入れてもらえそうな偽りの自分を演じることにもなります。その偽りの自己像で他人に認められても、それは本来の自分が認められたことにはならないというのが分かっているので、心のどこかで自信のなさや嫌悪感や虚しさを感じることになるのです。

なので、他者に認めてもらおうという承認欲求をなるべく捨てるようにしましょう。自分で自分のありのままを認めるようにし、本来の自分をしっかりと確立することが自己肯定感を高めていくポイントになります。

 

いかがでしたか。自己肯定感とは、自分の心の癖を変えていくことで徐々に徐々に育てていけるのです。低い自己肯定感とはもう付き合いたくない、生きづらくて嫌だと思ったら、もうそろそろ変わるときが来たのでしょう。完全でない自分、ありのままの自分を受け入れて、自己肯定感を高めていきましょう。ダイエットと同じで、まずは一ヵ月頑張ってみてください。自分の受け入れ方のコツとしては、まずいきなり自分のことを「好き」と思わなくてもよいのです。

まずは自分に対する「嫌い」を減らしていくことから始めましょう。親のような、先生のような、温かく見守る大人のような目線で自分を見つめてあげるというのもポイントです。「良い、えらい」とか「悪い、ダメだ」などの評価をせず、単に起こったことをありのまま現実として認識し、受け入れるというのも効果的ですよ。

例えば食器を落として割ってしまったら、「嫌だな」「自分ってダメだな」「後片付けが面倒くさい」などと瞬間的に様々な思考がわいてくるかと思いますが、それを意識的にストップして、ただ単に「お皿が割れた」という現実を認め、「怪我はないかの確認」「後片付けをする段取り」について粛々と考えて進めていくようにする、とかですね。このようにして、自分に対してフラットな見方ができると自己肯定感も自然と育っていくことでしょう。

まとめ

自己肯定感を高める方法とは

・完全でなくて良いことを認識する
・自分の良いところ、得意分野に目を向ける
・自分を自分でほめてみる
・自分に言い訳を考える
・承認欲求を捨てる