自分に自信をつけるにはどうしたらよいだろう…日頃マイナス思考で、何かあったらすぐクヨクヨと考え込んでしまう方にとっては切実な問題ですよね。たとえ根拠がなくて自分にも自信を持っている人は、明るさや力強さを感じさせます。少しでもそうなれたら、世界はもう少し明るくなるかもしれません。
結論から言えば、マイナス思考とは「考え方のクセ」です。このクセから脱却できれば、自分に自信をつけることができ、心がずっと楽になるはずです。毎日の仕事や勉強、趣味などにも今までよりもずっと積極的に取り組めることができ、人間関係も好転します。
そこで今回は、マイナス思考を治したい方のために、これぞという方法をいくつかお伝えいたします。自分に自信をつけるには、自分でコツコツ取り組んでいくしかありませんが、より良い未来のために頑張りましょう!
マイナス思考を治したい!
自分に自信をつけるにはコレ!
身体をほぐして深呼吸をする
「自分に自信をつけるにはコレ!」なのに、何故「身体をほぐして深呼吸する」のが有効なのか、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は人はマイナス思考に陥っている時は、身体がこわばっていたり、呼吸が浅くなっていることが多いのです。その「身体にストレスがかかった状態」が、さらにマイナス思考を呼び込んでいると言っても過言ではありません。
ストレッチはスキマ時間に簡単にできますから、首や肩、腰や足など、こわばりのあるところを少しずつほぐしましょう。時間があれば軽く散歩をしたりするのもおすすめです。
また、姿勢を正して、深くゆっくりと呼吸をしてみましょう。呼吸に集中していると、マイナス思考でざわざわした心も静まってくるものです。これらを習慣づけると、自分に自信をつけるには身体の調子を良い方向に持って行くことが大切だとわかります。
鏡の前で、楽しくなくても笑ってみる
「鏡の前で笑う」のも、実は自分に自信をつけるには有効な方法です。マイナス思考で頭がいっぱいになっている時や、まさに自信の持てないことに取り組もうとしている時は、とても楽しい気分にはなれないでしょう。それでも鏡の前で思い切り口角を上げて、笑ってみます。声を出してゲラゲラ笑っても良いかもしれません。
最初は無理やりだったとしても、笑っているうちに緊張がとれて、明るい気分になってくるはずです。マイナス思考の時はどうしても表情が暗くなりがちですから、わざと表情を明るくすることで心も明るくする、という訳です。
思考を書き出してみる
マイナス思考に陥った時は、考えがぐるぐると同じところを巡りがちですよね。このような状態に入ってしまうと当然プラス思考にはなりづらくなりますし、落ち込んでしまう一方です。
そこで、紙を用意して、まず自分の悩みや自信のなさを思うままに書き出してみましょう。書き切ったら、次にそれを解決するにはどうしたらよいかを書きます。それに対して反論が浮かんだらそれも書き込みます。そしてその反論を解決し、良い方向に持って行くには…と、この作業を繰り返します。
すると自分の悩みや自信のなさの本当の在処がわかります。そしてそれを解決する方法も最終的にわかります。このように「自分の思考を視覚化する」ことは、自分に自信をつけるには効果的ですし、心の整理に非常に役立ちます。
ノートを一冊用意して、このような作業を繰り返していくと、自分の「考え方のクセ」もわかりますし、その分解決策も浮かびやすくなります。自分に自信をつけるには、思考の整理も欠かせないのです。
小さな「目標達成」を重ねる
皆さんは手帳をお使いでしょうか。もし使っていたら、明日やることの「ToDoリスト」を日付のところに書き込んでみてください。大きな予定や目標がなくても、例えば「ごみ出しをする」「洗濯をする」「○○を買いに行く」などの小さなことでもOKです。
実際にそれらのことができたら、チェックを入れたり二重線で消し込んだりして「目標を達成した」という印をつけておきます。どんなに小さなことでもこのような「目標達成」が重なると、人は明るい気持ちになり「こんなこともできるかも」という方向に動くことができるのです。もちろん自分に自信をつけるには簡単で、とても良い方法といえます。
物事の見方をあえてポジティブ寄りにしてみる
自分に自信がない方は、何かあった時に自分を責めがちです。「今日も上手くできなかった、だから自分はダメなんだ」「自分にもっと能力があれば良かったのに…」など、思えば思うほどがっかりしてしまいますよね。
そんな時には、起こったことの見方を変えてみましょう。「今日も上手くできなかったけれど、確実に前に行っているんだ」「自分の能力の足りなさをここで気づけて良かった」など、あえてポジティブな方向寄りにしてみるのです。前の項でお伝えした「思考を書き出してみる」方法が役立つかもしれません。
はじめはしっくりこないかもしれませんが、あえて口に出して言ってみたり、書いてみることでだんだん「考え方のクセ」がマイナスからプラスへと移行していくはずです。自分に自信をつけるには、まず自分で自分を認めることが大切です。
いかがでしたでしょうか。実は筆者も自分に自信のない方で、時にはガックリと落ち込んでしまうことがあります。しかしここまでお伝えした方法を実践することで、以前よりもずっと物事を肯定的に捉えられるようになってきたことを実感しています。
子どもの頃からマイナス思考だったという方には、すぐには大きな効果が表れないかもしれません。しかし小さくても「自分を認める」行動を少しづつ行っていけば、いつかマイナスに傾きがちだった自分の思考もプラスの方向に変えることができるのです。
また、心と身体は密接につながっていることもどうか忘れないでください。思考は身体の状態に簡単に左右されます。自分に自信をつけるには、そのことに目を向けることもとても重要と言えます。
まとめ
自分に自信をつけるには
・身体をほぐし、ゆっくりと深呼吸してみましょう
・鏡の前で、楽しくなくても笑ってみましょう
・ぐるぐる回っている思考は、書き出すことで整理ができます
・どんなに小さなことでもいいので日々「目標達成」を重ねましょう
・物事の見方をあえてポジティブ寄りにしてみましょう