初対面でもいける!会話への苦手意識を払拭する5つの方法

初対面でもいける!会話への苦手意識を払拭する5つの方法
ビジネスやプライベートでも初対面の方との会話が苦手という人は結構多いですよね。春は新学期や入社など初対面の方と会話をする機会が増えます。考えただけでもちょっと憂うつになってしまう方もいることでしょう。

会話が苦手な人は、その苦手意識が邪魔をしてものすごく緊張してしまい、話に間が空いてお互いが沈黙してしまうこともよくあるでしょう。こうなると、会話することの苦手意識がますます助長されて悪循環。しかし、その会話が苦手ということ自体が思い込みで、それを払拭できさえすれば、会話を楽しむことができるかもしれません。初対面で人と会話がスムーズにできて、すぐに打ち解けられたらこんなによいことはありません。

そこで今回は、初対面での会話への苦手意識を払拭するための方法についてお伝えします。

聞き上手になろう

会話の上手な人の特徴は、相手の話をよく聞いて理解しています。相手が話しているときに、頭の中で興味がどんどん湧いてきて、たくさん質問したくなることってありますよね。でもその行動ちょっと待ってください。

相手が話している最中は、適度に相槌や感嘆の言葉などを挟みつつ、最後まで相手の話を聞き、質問などは相手の話が終わった後に話すようにしましょう。途中で質問等をしてしまうと話の腰を折ってしまうことになり、会話が弾まない方向へといってしまいます。

更に相手の話を奪ってしまうことになり、その場がシラケてしまう形にもなりかねません。こうなると、話は広がらず会話が続かなくなるという、一番恐れる結果になってしまいます。会話が苦手な人は、最後まで相手の話を聞ける聞き上手な人になってみましょう

 

相手に緊張が伝わらない雰囲気作り

初対面の人と会話するとき、全く緊張しない人は恐らくいないでしょう。自分もそうですが、相手の方も同じです。もし相手も初対面の方との会話が苦手と思っていたら、お互いの緊張が伝わりあって、更にその場が冷たい雰囲気になってしまいかねません。

まずは相手を緊張させないためにも、こちらから打ち解けた雰囲気で話しかけてみるとよいでしょう。最初の声掛けですが、初対面ですからすぐに共通の接点を探すのは至難の技。そこで普段から相手に振る話題を考えておくのも一つの方法です。

会話に困った時の話題の探し方として、『た・ち・つ・て・と・なかにはいれ』と言われるものがあります。た→食べ物、ち→地域、つ→通勤(もしくは通学)、て→天気、と→富、な→名前、か→体、に→ニュース、は→異性、れ→レジャー、の頭文字をとったもので、初対面で今まで接点のなかった人でも共通の話題を見つけることが出来ます。こうして先に話題をいくつか考えておくと、「もしかしたら話せないかも」と言う緊張感が和らぎ、会話が苦手と言う意識を払拭すことが出来るでしょう。

 

顔の表情でコミュニケーション

話をする時や聞く時に、自分の顔がどうなっているか意識することは少ないですよね。実は会話の得意な人は話の内容によって、顔の表情が適切に変わっています。自然と真面目な話には真剣な顔になり、楽しい話の時には自然と笑顔になるなど、その内容も相手に伝わりやすくなりますし、その場が盛り上がります。会話が弾み、その場も和み、いつの間にか緊張も忘れているかもしれません。

同じ「そうですね」と相槌を打つにしても無表情で伝えるのと、驚いた表情で伝えるのでは後者の方が相手に伝わりやすく、好印象に映ります。逆に、自分の話に相手が無表情だったら「今話しかけてはいけなかったのかな?」とか「この話つまらなかったかな?」などと考えて会話を止めてしまいますよね。相手から見ても同じことと言えるでしょう。

言葉に表情を付けてコミュニケーションをとってみることも、会話が苦手と言う事を払拭する方法の一つです。

 

話をしている相手自身と会話に興味を持とう

会話が始まると、会話の苦手な人は下を向いたり、緊張で握りしめた自分の手を見ていたりと、「次話を振られたら何を話そう」と言った感じで、頭の中はもうその事でいっぱい、なんてことになってしまいがちですよね。これでは会話の内容はおろか、相手に関心が無いと取られても仕方がありません。

そうはいっても毎回相手の話に100%興味があるということはないでしょう。しかし、興味のない話だからと言って露骨にそれをあらわにしてしまうと、相手も話していても良い気分ではありません。あなたと話していても反応があまり見られないなら、もう会話したくないという思いに駆られ、話を止めてしまうかもしれません。

自分に興味のない話でも聞かなければいけない場合も多々あります。会話が苦手と思うのなら、まず相手の提供している話題に関心を示しましょう。もしそれが自分にとって難しく理解しがたいものであったなら、そこを質問の材料にしてみましょう

質問が出てくると言う事はその話題に関心を持って聞いていたと相手も感じますし、その質問から会話が広がっていくはずです。会話がの苦手な人はまずわからない内容でも相手の話題に少しでも関心を示してみましょう。

 

自己開示をしてみる

自己開示というと、ものすごくハードルが上がったように聞こえますが、単にその会話について自分の思ったことを表現してみると言うことです。会話の苦手な人は「これを言ったら相手に嫌われるかしら?」とか「こんなこと聞いたら笑われるかも」と言ったようなことを考えすぎてかえってギクシャクしてしまいます。

ただ相手を見て黙って聞いていたのでは、話している側は「本当にこの話は伝わっているのだろうか?」とか「自分だけ話していてもしかして相手が退屈してはいないだろうか?」と思い会話が続かなくなってしまいます。その会話について自分の気持ちを押し殺すと言う事は、その会話に乗っていないと同じ事。言葉のキャッチボールがあってこその会話です。

一方通行では会話も成り立ちません。自分がその話題についてどう思ったのか、疑問に思ったのかを質問することが自己開示になるのです。会話が苦手と感じる人は、相手に合わせすぎることによって次に自分が返す言葉にも詰まってしまい、会話が苦手だと思い込んでしまうのです。

少しずつで構いませんので自己開示を意識して、会話に臨んでみましょう。

 

以上、会話への苦手意識を払拭する方法についてお伝えしました。会話が苦手という人は、必要以上に自分の行動を抑制している人が多いのです。会話は生活していくうえでも避けては通れないものです。人との会話が億劫だからと言って、休日などは外に出ないなどなるべく人に会わないようにしようとせずに、積極的に外へ出てみましょう

話題の一つでも見つけられたらラッキー位に思って、気楽に会話をするところから始めましょう。会話そのものが苦手と言うわけではなく、苦手と言う意識が邪魔をしているだけかもしれません。それから相手の立場になって立ち振る舞い、会話することも大切です。聞き上手になるとは情報収集が上手になることでもあります

これらを踏まえて行動すると、自然に初対面でも会話が苦手と言う意識が払拭されていくことでしょう。

まとめ

初対面での会話への苦手意識をなくすには

・聞き上手になろう
・緊張が伝わらない雰囲気作りをしよう
・表情でコミュニケーションをとろう
・会話に興味を持とう
・自己を開示しよう


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