「人付き合いが苦手」とは言っていられない5つの場面

「人付き合いが苦手」とは言っていられない5つの場面
稀に誰とでもすぐに仲良くなれる人もいますが、そんな人は少数派で「人付き合いが苦手」と感じている日本人は意外と多いそうです。一方、売上トップを何度も経験した営業マンが、以前は人付き合いが苦手で悩んでいたとか、話がおもしろいパーソナリティーが、かつては人見知りだったなど、克服して成功した人も多くいますよね。しかし、自分は人付き合いが苦手だと思っているうちは、なかなか思うようには動けません。ではどうすればよいのでしょう。

一番良いやり方は成功した経験を作ること。その経験が自信となって苦手を克服できるのです。しかし、最初の一歩は勇気がいるものです。そして、次に良いやり方は、助言をもらってそのとおりにやってみること。それで成功したらしめたものです。そこで今回は、人付き合いが苦手が人におすすめしたい行動を、5つの場面に合わせてお伝えします。

 

「人付き合いが苦手」
とは言っていられない5つの場面

 

職場でのコミュニケーションに注意

会社に入ったら一人だけで仕事をする、ということはありえません。必ず同僚がいて、なんらかの形で協力し合うことになります。このように会社での人付き合いは欠かせませんが、苦手だからと言って、それを避けて孤立してはいませんか。自分から壁を作ると、同僚との距離が広がってしまいます。そうなると仕事にも支障が出てしまい、ますます孤立することになります。

人付き合いが苦手な人は、実は、他人の目を気にするあまり、何に対しても慎重になっています。しかし、周りはそれほどあなたのことを気にしていません。また、仕事の付き合いだからと割り切るのも大事です。とにかく同僚の話を聞きましょう。その上で自分の意見をしっかりと伝えれば、相手との距離は縮まっていきます。

 

上司との会話はTPOに注意

会社で仕事をしている限り、上司への連絡・報告・相談は欠かせません。しかし、人付き合いが苦手な人はそれがうまくできずに、よく怒られてしまいます。特に苦手意識がある上司には、何か言ったら怒られるのでは、と腰が引けてしまい、事態を悪化させがちです。そんなことでは仕事はうまくいかないことでしょう。

急いで報告すべきことは、上司がどんなに忙しくても報告しなければなりませんし、また、難しい判断が必要な場合は、上司に時間を取ってもらい検討しなければなりません。しかし、人付き合いが苦手な人はこの判断が苦手です。的確な時に話をすれば、どんな上司でも必ず話を聞いてくれますTPOに応じて行動するように心がけましょう

 

お客様の前では服装と言葉使いに注意

知らない人とすぐに仲良くなれる「人付き合いがうまい人」は、日本人にはなかなかいないものです。人前で話すことが多い営業職でも、人付き合いが苦手な人はいくらでもいます。では、そんな人はどうやって乗り切っているのでしょうか。

実は、人は第一印象で好きか嫌いかを判断しています。好きな人の話ならよく聞いてもらえますが、嫌いな人の言うことは聞こうとしないもの。人付き合いが苦手な人は、意識して服装と最初の挨拶の言葉に気を使いましょう。特に、お客様と接することの多い営業職は、第一印象が重要です。好意さえ持ってもらえれば、こっちのもの。後は自分のペースで説明して、お客様の興味を引きましょう。

 

飲み会が苦手なら断ってもよい

人付き合いが苦手な人は、会社の飲み会もできれば避けたいと思っているものですよね。本来なら一緒に働く同僚や上司との距離を縮める良い機会ですが、何を話したらよいか解らない、というのが本音でしょう。また、隣に苦手な上司が来たらどうしようとか、嫌いな同僚の自慢話を延々と聞かされるのは勘弁してほしい、なんてこともあるかもしれません。無理して参加しても、1人だけ不機嫌な顔をしてたら、周りも盛り上がれませんね。

そんなストレスが溜まるだけの行きたくない飲み会なら、いっそ断ってしまいしょう。ただ、この時の断り方が重要です。飲み会に誘った人の話をしっかり聞いて、「残念ながら行けない」ということにすればこっちのもの。相手も仲間と認識しつつ、納得して欠席を認めてくれるようになります。

 

気になる異性に自意識過剰はNG

人付き合いが苦手な人は、自分がどう見られているかを気にするあまり、慎重になりすぎる傾向があります。自意識過剰な性格が、行動を縛っていると言えますね。まずは、自分は話すのが下手だ、とか、慎重すぎるのが自分の性格だ、という考えを改めましょう。

気になる異性がいたら、こんなひどい自分は見せられない、なんて思っていませんか。気になる異性の近くに行くには、この自意識過剰を克服しなければなりません。しかし、思っているだけでは克服はできません。とにかく行動することが大事です。まずは挨拶からはじめてみましょう挨拶が苦にならなくなったら、次に話かけてみましょう。自分の自意識過剰を克服できれば、誰とでも話せるようになります。

 

いかがでしたか。人付き合いが苦手な人が心がけたい行動について、5つの場面ごとにお伝えしました。

人付き合いが苦手というのは、大抵は自意識過剰な性格が原因です。周囲の目を気にするあまり、表に出たくない、という気持ちが行動にも表れてしまいます。また、相手の目を気にするあまり、頭が真っ白になって何も言えない、という恐怖が行動を縛っています。しかし、それでは自分が成長できないばかりか、周囲にも迷惑をかけてしまいます。苦手だと思わずに仕事だと割り切り、また、TPOに合わせて行動して、そんな苦手意識は克服しましょう。また、人付き合いが苦手だからと逃げずに、積極的に行動に移した方がよい場面もたくさんあります。苦手意識とうまく付き合いながら、賢く切り抜けていきましょう

まとめ

人付き合いが苦手な人が気を付けたい場面とは

・職場では仕事と割り切ってコミュニケーションを取ろう
・上司と話す時はTPOに気を使おう
・お客様に説明するときは、服装と言葉使いに気を使おう
・飲み会が苦手なら、うまく断ってもよい
・気になる異性に対しては自意識過剰を克服しよう


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