家でも集中したい!気が散らずに勉強できる5つの方法

家でも集中したい!気が散らずに勉強できる5つの方法
勉強の成果を出す一番の方法は集中すること、逆に言えば、集中する方法さえ見つかれば成績はグンと伸びるはずです。

人にはそれぞれ、集中出来る場所というものがあります。図書館や教室、自分の部屋、リビングなど様々ですよね。その反面、家…特に自室ではどうしても気が散ってしまって集中できないという声もよく耳にします。その理由は誘惑が多いこと

自室というのは、いわば自分の城ですから、大事にしているモノや大好きなモノがたくさんあり過ぎて、つい気になってしまうのは当然のことです。

そんな誘惑に絶対惑わされない方法や意志の強さが存在するのでしょうか。そこで、今回は家でも集中したい!気が散らずに勉強できる5つの方法についてお伝えします。

 

家でも集中したい!
気が散らずに勉強できる5つの方法

 

誘惑を断ち切る専用の『勉強部屋』

自室にはテレビやゲーム、マンガやパソコンなど魅力的なアイテムがあることが多く、誘惑を振り払うのは至難の業です。また、自宅ならちょっと空腹を感じればキッチンをあさったり、兄弟やペットとつい遊んでしまったりと集中を途切れさせる材料が嫌というほどあります。

そんな誘惑に打ち勝つための対策として学習に必要なもの以外は置かない『勉強部屋』を作り、そこにはテレビやゲームは勿論、携帯など一切持ち込まないと決めるのです。

人の心は弱いもので、少しでも隙があればつい楽しい方に向いてしまいます。逆にそれらを完全に排除した環境があれば、そこに入っただけで脳が自然と勉強モードになります。

勉強部屋兼寝室という環境もごくありがちですが、それも問題はあり、ベッドが目の前にあればつい横になってみたくなるものです。

お昼寝もマンガもゲームも携帯も、勉強前にちょっとだけ…がなかなかそうはいかないのが現実なのです。

つまり、絶対に集中する方法というのは目につくところに『誘惑』アイテムを置かない、完全に排除するしかないのです。

 

制限時間などプレッシャーを与える

生活環境によっては、専用の勉強部屋を作るのは難しいというケースも少なくないでしょう。そんな時には自分自身にプレッシャーを与え集中する方法があります。

一番効果的なのは、制限時間を設けること。○時から△時までは勉強時間と決めて、その間だけは何があっても机に向かう、勉強以外のことは絶対にしないというルールを作るのです。

緊張感を持つためには、わずかな甘えも許さない姿勢が大事です。例えトイレであってもです。その位の厳しさが集中力を身に付ける方法です。

脳科学的に『タイムプレッシャー』という言葉があるように、時間を決めることで集中力が増す効果は実証されています。同様に心理学的には『締め切り効果』というのもあり集中の方法です。

更に、その決められた時間内は必ず勉強するが、一方、その時間以外は決して勉強しないと自分を追い込むのも効果的です。

ルールに従い動かなければいけないことで自然と心身共に緊張を感じ扁桃体が活性化することで学習に必要な記憶力や集中力、思考力がアップするのです。

 

場所細胞の活性化

環境を変え気分を変えることで集中力を高めることが出来るといいます。それが場所を移動することによる場所細胞の活性化です。

それは大掛かりに居場所を変えなくても、勉強部屋内をゆっくり歩きまわるだけでも効果は期待できるのです。

少しでも体を動かせば人の短期記憶を長期記憶へと移す働きをもつ記憶の管制塔、海馬を活性化させシータ波を発生させてくれます。

移動の最中は記憶力もアップしている状態で、英単語や歴史の年号、化学式や元素記号などを口ずさむと効果的です。

これは自宅だからこそ出来ることですね。図書館や戸外など他人の目がある所でそれをやったら少し変な人に見られかねないですから。

もうひとつの自宅ならではは、クラシック音楽や波の音、小鳥のさえずり、風の音など『f分の1のゆらぎ』のような自然音のBGMを自由に聴くことが出来る点です。

これらは勉強へのやる気を引き出し、集中力を長時間持続する方法として有効です。脳内でα波が出てリラックスしながらも勉強に集中できる効果もあります。

 

インテリアを青系統に統一

色彩心理学上では集中する方法として生活の中に集中力を増す色を取り入れるという事があります。勉強部屋のカーテンやカーペットなどインテリアに緑色を使うのです。

集中力が増す色である緑色や青系統でお部屋全体の色調を統一してみると、きっと落ち着いて勉強に集中出来るはずです。つまり勉強部屋に適した色というわけですね。

逆に赤を基調にすると、自然と気持ちが高ぶりイライラの元になるといいます。そのようなカラーはベータ波を出やすくして『集中力』を引き出す脳の状態とは対極の状態になるのです。

 

適度な緊張感ある環境

集中する方法のひとつに適度な緊張感は重要です。自室ではどうも集中できないという場合、自室が心地よい空間だからかも知れません。

日常生活においてリラックス出来ることはとても大切ですが、勉強に集中して結果を残したいと思うのなら適度な緊張感は必要です。

そこで簡単に出来る方法として、自室のカーテンやドアを全開にして家族や外部の人からも丸見えになる状態を作ることがあります。

そういった意味からもメディアが取り上げる難関中学に合格した子の実例で『リビング学習』などという話をよく耳にしますよね。

人間の心というのは『型』に左右されやすいもので、人の目があると意識するだけで背筋もピンと伸びて、気持ちもピリッとする集中する方法です。

気分を変えるという点で効果的なのが、自宅での勉強時間にはリラックス時のルームウェアから、きちんとした服装に着替えること。不思議とそれがいわゆる『やる気スイッチ』のオンとオフの相図になるのです。

 

いかがですか。以上が家でも集中したい!気が散らずに勉強できる5つの方法です。集中する方法は正しい環境と気持ちの切り替え、それに尽きます。

家が、そして自分のお部屋がとても居心地のよい場所であることほど幸せなことはありません。

しかし、勉強に集中しやる気を奮い起こすにはある程度、自分に厳しくストイックにならなければいけません

時間を決めて、好きなものや楽しいこととの距離を持ってみるのが大事なのです。緊張感を必要以上に高めたり長く継続するのは逆効果です。

オンとオフの完全な切り替えとそのギャップの大きさが優れた効果を発揮するのです。これはちょっとした訓練で案外簡単に身に付くものですから、是非実践してみましょう。

まとめ

家でも勉強に集中するには

・誘惑を断ち切る専用の『勉強部屋』を作ろう
・制限時間など自分にプレッシャーを与えよう
・部屋の中を歩くなど場所細胞の活性化をしよう
・インテリアを青系統に統一しよう
・適度な緊張感ある環境を作ろう


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