コミュニケーションの下手な人にありがちな会話のパターン

コミュニケーションの下手な人にありがちな会話のパターン
日常生活や仕事の上でどうしても避けられないのが他人との会話ですが、コミュニケーションが下手で苦手意識のある人にとっては、何でもないさりげない日常会話すら苦痛だと感じることは多いものです。

一層のこと、仕事であれば「業務連絡」「仕事の成果」「経過報告」だけで終らせてしまえばよいのですが、生活していく上ではどうしてもコミュニケーションは避けて通ることができませんよね。人として実り豊かな社会生活を営んでいくためにも、苦手だからと何もしないわけにいかないのが人との会話やコミュニケーションなのです。

仕事・恋愛・家族や友人関係どれをとっても会話なしでは人間関係を構築し、それを維持することはできません。ですが、コミュニケーション下手な人には会話の仕方に共通点があります。この会話のパターンに陥ってしまうことを避けることが出来れば、会話も円滑に進めることができるはずです。

そこで今回は、コミュニケーション下手な人にありがちな会話のパターンをお伝えいたします。

コミュニケーション下手な人の内的要因

コミュニケーションが下手な人、いわゆる口下手な人が陥りやすいことの一つとして、「会話が上手にできないのはとても恥ずかしいこと」と思い込んでいることが挙げられます。

たまに会話のチャンスが巡ってきても緊張してしまい、気の利いた言葉が出てこないことに焦りを感じて思っていることを言葉にできず、伝えたいことや感謝の気持ちなどうまく伝えられずに会話が終ってしまうパターンです。

こんな事話して嫌われないだろうかとか変な風に思われてないだろうかと、余計なことが頭の中を駆け巡ってしまうのです。これでは会話の内容に集中できない状態になってしまいますよね。

そもそも会話するというのは相手と自分の間で「話す」→「聞く」というたった2つの動作で成立するものです。

コミュニケーションが下手な人は、「何か話さなきゃ!何か話さなきゃ・・・」とこのことだけで頭がいっぱいになり、頭の中に相手の話の内容がほとんど入ってこなくなり、結果話が半分の状態なのでその先の返事もあいまいになって会話が続かなくなってしまうという負のループに陥ります。

このように、コミュニケーション下手な人は焦りから相手の話を聞く事が難しくなってしまっているのも一つの要因です。

 

人の話を聞かない

コミュニケーションが下手な人は、せっかく楽しい会話をしているところに急にネガティブな発言をしたり、あるいは真剣な話し合いの最中にふざけた言葉を投げかけたりといった、その場のシチュエーションに合わせた言葉を選択できない特徴があります。

もしもそれが話の中心になりたくて言ったのであれば、一瞬インパクトがあって注目はされますが、せっかくのその場の雰囲気を壊し、話の腰を折ってしまったために、会話が続かないことはおろか、その後誰からも話しかけられないといったことにもなりかねません。これは「聞く」ことが完全に欠落してしまっている状態です。

聞くことができない人としてもう一つ、人の話の返事を「違う」とか「そうじゃない。間違っている」と必ず否定語から入り、自分の話に持っていこうとする人がいます。

否定語から入られては相手も「この人と会話しても発展性がないな」と感じてしまい会話をやめてしまうかもしれません。会話を進める中では当然自分の価値観と合わない人もいるわけで、「この人はこういう考えを持っているんだな」と共感まで行かなくともその考えを認めることをしながら会話とは進めていくものです。

自分の言葉をリスペクトしてほしいのなら、まず相手の言葉を先にリスペクトする、つまりよく相手の話を聞いて、内容を把握しなければ会話を成立させるのは難しいでしょう。

 

プライドが高く高圧的な態度をとる

コミュニケーション下手な人の中に非常に自尊心が高く、プライドを傷つけられることに恐怖心を持っている人もいます。それを隠すために高圧的なあるいは好戦的な態度をとって会話に臨んでしまうのです。

当然ですが、世の中、全く同じ意見を探すことのほうが難しい場合は多々あります。ましてや仕事での会話は、それぞれの業種や会社で考え方が異なるので、反対意見が当然あるという前提の上で話さなければいけないのですが、そこで言ったことを否定されたり、間違いを指摘されることを怖がって黙ってしまったら仕事になりません。会話をしっかりしないとお互い伝わらないことのほうが多いのです。

自分の価値観や考えが相手と異なっていたり、今のこの事柄に合わないとわかっていたとしても、無理やり押し通して相手と一戦交えてしまっては、もう2度とお会いすることが叶わなくなってしまうかもしれません。これが仕事上のことでしたら大変です。もしかすると仕事も人間関係もすべて失うことになりかねないので、注意が必要です。

 

相手の話に興味がないような態度をとってしまう

コミュニケーションが下手な人の特徴として、相手の話に興味なさそうな態度で会話に臨んでしまう人がいます。よくあるのが会話中に目線が合わない「アイコンタクトが苦手」な人です。

話の最中に相手と目が合うと、視線が泳いでしまい、気まずい雰囲気が流れてしまう経験は少なからず誰にでもありますよね。もし話していた相手も目が泳いでしまった時には「何か変なこと言ってしまったかも?」とか「え?失礼だったかな」などと思い始めて会話が続かなくなってしまいます。

しかし、目を見るのが苦手と言ってずっと下を向いてしまっては、相手がこの話に興味がないとみなして会話をやめてしまう原因になってしまいます。かといって、アイコンタクトしなければいけないと思いすぎて、相手の目を見すぎるのも失礼ですし、話しづらくなってしまうでしょう。上手にアイコンタクトをとることはコミュニケーション上とても重要なのです。

また、返事を全くしなかったり、真剣に話は聞いていても相槌が「はぁ。」など、よいのか悪いのかわからないぼんやりした返事を返したり、あるいは相手が話題を振ってきたのに「わかりません」「それはやったことがないので」など突っぱねてしまっては、相手は「この人は自分と会話する気がないのだな」と話すのをやめてしまうでしょう。

まず相手の会話を「聞く」ことにあたって「私はあなたの会話に興味がありますよ」ということを態度に示しましょう。

 

以上、コミュニケーション下手な人の会話パターンをお伝えしました。コミュニケーション下手な人は友人も少なく、家に引きこもりがちな人が多いのも要因の一つになっています。しかし、健全な社会生活を送るには、人との接触は避けて通れませんから、積極的にかかわりを持つ努力が必要です

会話とは「聞く」→「話す」の2つの行動からできていると本文でもお伝えしましたが、話すことへの苦手意識が強いのなら「聞く」ほうに意識を集中させるのも1つの方法です。相手の話を興味を持って聞く、これも会話です。そしてこれが出来るようになると、もっと相手に聞きたいことが出てきます。「聞く」→「話す」から「質問」→「聞く」と変化していくのです。これは内向的から外交的に変わったことになります。

人の話をじっくり聞くことがコミュニケーションの第一歩です。自分の話をよく聞いてくれれば相手も感じのよい人と受け取ってくれるものです。まずは人の話をじっくり聞くことから始めてみることによって、実り多い生活を手に入れましょう。


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