自分に自信をつけるために何かしたいと思っても、なかなか行動に移せないという人は少なくありませんよね。それは、自分に自信をつける方法のほとんどは周囲の評価ありきのもので、本人の意志だけでは遂行することができないものばかりだからです。
でも、自分の行動だけで自分に自信をつけることは本当にできないのでしょうか。いいえ、そうではありません。本人の気持ちさえあれば今すぐにでも取り掛かれる方法だってたくさんあるのです。
今、自分に自信が無くて悩んでいるあなたは、今すぐにでも、例え時間がかかっても、自信をつけたいと思っているのではないでしょうか。そこで今回は、自分に自信をつけるためにすぐに起こしたい行動についてお伝えします。
自分に自信をつける!
今すぐ起こしたい5つの行動
発声練習をしよう
自信が無い人は、声が小さく、はっきりと喋らない傾向があります。これは、自信が無いから声が小さいというだけではなく、声が小さく、周囲に自分の意思をうまく伝えることができないために行き違いが生じたり、周囲に軽んじられたりするために自信を失うことに繋がるという逆のケースもあるのです。
これを解消するために、まずは声を大きく、ハッキリ話す練習をしましょう。話の内容はいつも通りでも相手の耳にしっかり届く話ができれば反応が違いますし、今までとは評価も変わって来ます。そして何より、打てば響くような相手の反応があれば、話しているあなた本人も堂々とした気持ちになれ、自分に自信をつけることができます。
姿勢を良くしよう
発声と同じく見かけの要素になりますが、すぐに始められる自分に自信をつける方法としては、姿勢を良くすることをおすすめします。自分に自信が無い人は、人の顔を見て話すことができない人が多く、伏し目がちで猫背になりやすいですよね。
でも、猫背や下向きがちな姿勢になると自律神経が乱れると言われていて、そのせいでマイナス思考に陥りがちになる人が少なくありません。そして何より前を向いて話さないことで周囲の顔をちゃんと見ないまま接することになり、どんどん恐怖心が募っていくばかりです。これでは、自分に自信をつけるなんてことはできないですよね。
これを解消するため、立っている時も座っている時も背筋を伸ばしてまっすぐ前を向いて過ごす癖を付けましょう。背筋が伸びると鏡に映った自分の姿が堂々として見えるので、見た目にも自信が持てるようになります。
服装やヘアメイクを整えよう
もう一つ、見た目の要素から自分に自信をつける方法をお伝えします。それは、ファッション、ヘアスタイル、メイクなど、自分の努力で変えられる容姿を向上させることです。
これはみんなの人気者になるためではなく、自分が今、素敵な服を着ている、カッコよく、かわいくなっているという自信を持つためにすることです。人の心理は自身の容姿に影響される部分が大きく、自分が気に入らない恰好をしていると自然と心が落ち込んで人に見られたくないという心理に陥り、逆に自分のお気に入りの恰好をしていると、誰かに自分を見て欲しい思うようになり、内面までもがランクアップしたような気持ちになれるものです。
このように、普段から自分の中で最上級のおしゃれをして過ごす習慣を付けることで、自然に自分に自信をつけることができるようになっていくのです。
成功経験を思い出そう
自分に自信をつけるためには、今後の成功経験を積むという方法もありますが、ここでは「すぐに起こせる行動」というのがテーマなので、今後のチャンスを待つよりも、自分がすっかり忘れている今までの成功経験をしっかり思い出す方に集中しましょう。当時は厳しく自己評価したとしても、後で思い返すと、「今思えば自分はよくやったものだ」と思えることがたくさんあるはずです。
過去の成功を思い出せたら、それこそがあなたは失敗ばかりではない、ちゃんとうまくやれる人間だという証拠になります。自信の無さから自分を見失わないために、成功経験を常にお守りのように心に持つようにしましょう。
他人の良いところを模倣しよう
自分に自信を無くす理由としては、周囲に何かしらの劣等感を抱くというものがあります。他人の方が優れている点を見ると、自分の不甲斐なさに嫌気がさしてしまうのは仕方のないことですよね。
でも、これを逆に利用して、自分に自信をつけることができるのです。それは、他人の羨ましいところ、優れているところを模倣することです。
話し方、仕事ぶり、異性への接し方などなど、あなたが相手に劣等感を抱く点を少しずつ真似してみましょう。「憧れのあの人に近付けている」という気持ちは、大きな自信に繋がります。
いかがでしたでしょうか。自分に自信をつける方法として、すぐに実践できるものを5つお伝えしました。
自分に自信が無いと、知らないうちに自ら自信を失う行動を取ってしまうようになります。例えば、自信が無い人は、何かに成功しても「もっと良い結果を出さなければ成功とは言えない」と、過剰に厳しい自己評価を付け、成功を成功と見なさずに終わらせてしまいます。
こんな考え方から、「自分は何もできない人間だ」と己を貶め、自信をますます失わせていくのです。自信が無いと目立ちたくない心理が働く姿勢やファッションもそうですよね。
このような自身が無い人にありがちな行動を断ち切るのは、自分に自信をつける第一歩とも言えるアプローチです。今すぐにでもここでお話ししたことを実践して、自分に揺るぎない自信を持てるようになりましょう。
まとめ
自分に自信をつけるための行動は
・発声練習をしよう
・姿勢を良くしよう
・服装やヘアメイクを整えよう
・成功経験を思い出そう
・他人の良いところを模倣しよう