会話が続かない!初対面でも緊張しない話し方とは

会話が続かない!初対面でも緊張しない話し方とは
会話が続かないという話べたな人は大勢いますよね。親しい中でも会話が続かないという経験は誰しもあるでしょうが、初対面だとなおさら緊張してしまい「何を話せば良いのかわからない」という状態になってしまうこともあることでしょう。初対面で会話が続かないと、沈黙が気まずく感じてしまいます。せっかく新しい人と交友を深めるチャンス、あるいは営業などで仕事の成功に結び付けるチャンス。初対面でも「会話が続かない。気まずい。」とならずに楽しくコミュニケーションを図れたら良いですよね。

初対面で会話が続かないという事態を避けるためには、いくつかポイントがあるのです。そこで今回は、初対面でも緊張せずに会話を続けるためのコツを5つお伝えします。

 

会話が続かない!
初対面でも緊張しない話し方とは

 

良い質問をし、悪い質問をしないようにする。

初対面の人に質問されたくないことってありますよね。家のこととか、住んでいる場所、子供の有無などプライベートな内容は初対面の人にあまり聞かれたくないものです。このような質問は、「悪い質問」として認識しておきましょう。会話が続かないと、ついつい沈黙を破りたいがために、このような聞かれたくない質問をしてしまうということはよくあります。こうした時の場合のために、会話が続かないときに使える「良い質問」というのを考えておくと良いですね。

では、「良い質問」というのは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。例えば無難なのが、「持ち物への興味、質問」です。これは使い勝手の良い質問なので、是非覚えておいて会話が続かないときに使いましょう。

仕事関係の相手なら、名刺や文房具やカバンなどがあります。名刺のデザインに興味を示し、称賛するというのも良い方法です。万年筆を使っている人なら「万年筆を使いこなせるって良いですね、すごいですね。」などでもよいでしょう。誰でも、自分の持ち物を褒められたら嬉しくなるものです。

仕事関係以外では、スマホカバーや服装など特徴的なアイテムがあれば興味を示したり、さらっと褒めるというのでも良いでしょう。大切なのは、あなたが相手に興味を持っているという好意的な姿勢が伝わるということ。それが伝われば、ちょっと会話が続かないくらいで動じることはありません。

 

「はい」か「いいえ」で答えない質問を

質問の中でも、相手が「はい」または「いいえ」で答えられて、そこで途切れてしまうような質問は避けたほうがよいでしょう。「今日は寒いですね?」「そうですね。」で途切れてしまうような質問はなるべく控え、「今日は寒いですね。この寒さいつまで続くのでしょうね」など「はい」で終わらず、その後も会話が続いていくような質問を心掛けましょう

 

知識をひけらかさない

初対面で会話が続かなくなると、知識をひけらかす人がいますが、そのような人とは会話を続けたくなくなり、心地よく話すことができなくなりますよね。これは男性に特に多い傾向があります。自分の知っている知識をアピールしたいという思いや、生産性のある会話をしたいというような男性的な特徴から知識に偏った会話になってしまいがちですが、気を付けたいところです。

 

年の離れた人には「若いころの話」を聞く

目上の人や年の離れた人との会話では、若いころの話を聞くと良いでしょう。とある話題に関して、「相手が自分くらいの年齢の時はどうだったか」という風に質問するのがベターです。

年齢を重ね上の立場になると、昔話をするのが好きになってくるという傾向もあります。

自分の若いころの話を聞いてくれるというのは、話す立場からすると不思議と一気に距離が縮まったように感じるものです。相手が目上で年の離れた人の場合、会話が続かないときは若いころの話を聞いてみてはいかがでしょうか。

 

会話の中でキーワードを拾う

目上の人でも、同年代でも、相手に関係なく使えるのが「会話で出てくるキーワードを拾って話を膨らませる」という方法です。「どこどこに行って何々をした」という話題ならば、その話題がいったん落ち着いた後で、「場所」や「行動」に関連する話題を続けていくのです。連想ゲームのように、会話をつなげていくという方法です。会話上手は、連想上手といっても過言ではありません

例えば「サッカー」というキーワードが会話の中で出てきたとしたら、「ワールドカップ」「日本代表」など関連キーワードから会話を展開していくことができます。「上野動物園に行った」という話題なら、「上野」というキーワードを拾って、「アメ横」などで話を拡げていってもよいでしょう。「○○に行った」というような旅行ネタは、会話の中でも取り分け盛り上がりやすいキーワードです。「私もそういえば、○○に行ったとき・・・」などというように、会話が続きやすくなります。

会話が続かないときにおススメされているキーワードに「きどにたてかけし衣食住」というものがあります。食育の「まごわやさしい」ではないですが、何のキーワードの頭文字なのか確認しておきましょう。

「き」は、「季節や気候」を表します。気温や天気などから話を膨らませていくというのは、会話の中でよく使われる手法です。

「ど」は、「道楽」の頭文字です。趣味について聞くというのも良い方法です。自分の得意なことや好きなことについて聞かれると、気分よく話せるものです。共通の趣味を持っていたらさらに会話が盛り上がること間違いなしでしょう。

「に」は「ニュース」の意味です。新聞やテレビで報道されている時事ネタ、経済ネタ、ワイドショーネタなども会話が続かない時には便利です。

「た」は「旅」です。先ほどの上野動物園のように、どこに行って何をしたというような話題は相手に興味を持たれやすいですし、聞いていても楽しいものが多いです。

「て」は「テレビ」の意味で、ドラマやアニメ、CMなどを話題に上げても良いでしょう。ネットに押されてテレビを見ないという人もいるので人を選びますが、テレビを見るという人には使える話題です。

「か」は「家族」を表します。人によっては聞かれるのを嫌がる話題ですが、お互いが同じ境遇の場合・・・結婚している同士、子育て中同士、などの場合はお勧めです。

「け」は「健康」を表しています。仕事仲間では、健康診断の話題がよく出るものですが、健康が気になり始める年上の方や、美容を気にする女性には健康法や美容法の話題も盛り上がるでしょう。

「し」は「仕事」を表します。どんな仕事をしているかなどは初対面でもよく出る話題ですね。「衣食住」は、文字通りファッションやグルメ、住んでいる場所や出身地などです。住んでいる場所が近かったり、地元がいっしょだったりする場合は盛り上がる話題でしょう。

 

いかがでしたか。初対面でも会話が続かない気まずい状況にはなりたくないですよね。現代では心理的なことや行動的なことなど様々なノウハウが公開されていますが、会話を続けるためのコツもあるのです。会話が続かないときはあらかじめこんな質問をしてみる、など準備しておけば緊張せずに初対面でもリラックスして会話ができることでしょう。

特に、会話を続けるために相手の気に障らないような「良い質問」を用意しておくと初対面の人との会話では便利です。例えば「趣味」についてなら、好きな音楽や、読書好きの人に対してならお勧めの本や作家について聞いたり、好きな映画のジャンルについて聞いたりなどが無難です。また、「休日は何をして過ごすか」なども良いのではないでしょうか。この人とは会話が続かないな、と感じてしまう前に、会話を弾ませるための引き出しをたくさん用意しておきたいですね。

まとめ

初対面でも会話が続く話し方とは

・良い質問をし、悪い質問をしないようにする。
・「はい」か「いいえ」で答えない質問を
・知識をひけらかさない
・目上の人には「若いころの話」を聞く
・会話の中でキーワードを拾う


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