面白い!と簡単に思わせることができる話し方5つのコツ

面白い!と簡単に思わせることができる話し方5つのコツ
人と会話をしていると「この人の話って面白いなぁ。話し方に何かコツでもあるのかな?」と思うことありますよね。面白い話し方ができると、初対面でも相手との距離をぐっと近づけることができたように感じますし、面白い話し方をする人は人付き合いも上手で、その人間関係も広いという印象を持つものです。

例えば、面白い話をするというのがお仕事でもある芸人さん。芸人さんのお話が面白いのは内容もさることながら、その話し方自体が面白いからこそ「すべらない」と言えるでしょう。もちろん、芸人さんのように話すのは難しいですが、少しでも相手を惹き付けるような面白い話し方をするにはどのようなコツがあるのか気になりませんか。

そこで今回は、面白い!と相手に簡単に思わせることができる話し方のコツについてお伝えします。

話の構成を意識してみる

話しをする時に、ただなんとなく話をしているとどこに向かって話が進んでいっているのか分からなくなることありますよね。面白い話をしようとしている時は特に、話の構成に意識を向けてみましょう。これが面白い話し方のコツその1です。

頭の中で面白いできごとを話しやすいように整理しながら進めて行きます。人に何かを伝えたいときは5W1Hというものが大切です。

5W1Hとは、「Why:何のためにやるのか」「How:どうやって実現するのか」「Who:誰がやるのか」「What:何をするのか、何ができるのか」「When:いつやるのか」「Where:どこでやるか」というものです。

これらを使い最低限の事実だけでもよいので構成をしていきます。そしてそこに自分自身の体験談や感想、客観的な意見を付けていきながら結末へと進めて行きます。話しの構成をまとめる習慣をつけると良いでしょう。

 

出だしから話の内容を軽く伝えてみる

次の面白い話し方のコツは、話しをする相手に、今から話す内容はどのような話なのかというのをほのめかすことです。「〇〇の話なんだけど」と切り出すことで、相手はこれから話される内容への期待と予測を持つことができるのです。

「すごくびっくりした話なんだけど」「それはいったいどういうことなのっていう話なんだけど」というように、これから話すオチを軽く切り取ってみましょう

急に話が始まって、この話はどこに向かって走っているのかわからなくなってくるような話だと、それを聞くこと自体嫌になってしまいますよね。前置きがなくスタートすると、話しを聞いている相手の想像していることと違ってきた場合、興味が反れすぎてしまうのです。

前もって、出だしで話し内容を推測させる技を使ってみましょう。

 

身振り手振り・表情を交えて話そう

人から話を聞くときに淡々と話しをされるより、リアルな印象を抱かせるような話し方をされる方が聞いていて楽しいですよね。話しの内容を頭の中でドラマのように想像できる時こそ、話しに没頭できるというものです。

この、相手にリアルな印象を抱かせる大切なポイント、つまり面白い話し方のコツは、身振り手振り、そして表情の変化を交えながら話をすることです。さらに声のトーンを変えながら話すこともできると尚よいです。

相手が想像しやすい具体的な例を入れ込みながら、そこに居るような臨場感あふれる擬音語、表情と声のトーンでその時の感情をしっかり伝えることで相手を思いっきり引き付けることができるのです。

 

最後まで笑わずに話そう

おもしろいことがあったときにそのことを相手に伝えようとすると、ついその時の記憶がよみがえって思い出し笑いをしてしまいがちですよね。おもしろい気持ちはわかるのですが、そこで話しをしながら笑ってしまうということは、大きなタブーです。

面白い話に到達する前に、話しをしている人がプププッと笑いを加えながら話しても、話しを聞いている人はどうして笑っているのか分からず、反対に冷めてしまいます。そして笑って話している人を冷静に見つめてしまうのです。相手に、なにがあったんだ!?いったいどうなるんだ!?というような期待を持たせるためにも、話しながら笑ってしまうことは避けるように気を付けましょう。

面白い話しはこうした話し方一つで変わってしまうので、ここはしっかりとコツを掴んでおきたいところです。

 

声に抑揚をつけてみる

相手と話をしているのに、話の内容が頭に入ってこない、それどころか眠気まで襲ってきた・・・なんて経験ありますよね。自分の興味のない話だったり、ただ単に眠かっただけというのもありますが、実は相手の話し方にも原因はあるのです。

面白い話し方のコツは、声に抑揚をなんとなく付けるだけではなく、その話の重要な単語やキーワード等の時に声を大きめにし抑揚をつけること。淡々と抑揚もなく話されると、相手の興味も薄れていきます。たとえその話が面白い話でも、淡々と話されると面白くなくなるのです。

声に高低の変化を入れることで、喜んでいるシーンや怒っているシーン、悲しいシーンなどが聞き手にも伝わりやすく、そしてそのシーンを想像しやすいメリットが生まれます。その結果、この話は面白い!興味がわいた!となるのです。

抑揚を意識することで、話しに立体感を持たせ、聞いている相手を飽きさせることなく話を進めて行きたいですね。

このように、相手に面白いと思わせるための話し方のコツは、日ごろの何気なく話していることに少し気を配ることで掴めることがわかりました。よく海外旅行で、英単語程度で何とか通じたという体験談を聞いたことがあるのではないでしょうか。このことからも身振り手振り・表情や声の抑揚で相手に一生懸命伝える姿勢の大切さがわかります。

面白い話し方のコツも、これらのことを自然とこなせるようになるまで、練習への意識向けも大切です。話す練習も大切ですが、面白い話やすべらない話など、楽しい話を積極的に聞いてみるのも必要です。それはテレビでもラジオでもかまいません。

面白い話し方のコツをつかんでいる人は、相手の心もつかんでいるということです。相手との楽しい時間を過ごすためにも、面白い話し方をマスターしていきましょう。

まとめ

面白い話し方のコツとは

・話しの構成を意識しよう
・出だしから内容を軽く伝えよう
・身振り手振りを交えよう
・話の途中で笑わないようにしよう
・声に抑揚をつけてみよう


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