人と話すのが嫌いでも上手くいく!職場での人間関係構築法

人と話すのが嫌いでも上手くいく!職場での人間関係構築法
人と話すのが嫌いな人にとって、職場でうまく人間関係を築いていくのは難しい事ですよね。職場というのは、一日のうちの大半を過ごす場所ですから、そこで共に働く仲間たちとのコミュニケーションはとても大切です。

しかし、人と話すのが嫌いな人は意思の疎通がうまく出来ないため、人間関係がうまくいかず、仕事が円滑に進まなかったり、職場に居づらくなってしまう事もあるでしょう。

また、その人の印象が仕事の評価に与える影響は大きく、人と話すのが嫌いな人は、それだけで損をしやすいと言えます。もし人と話すのが嫌いでも、職場でうまく人間関係を築いていく方法があるなら、ぜひ実践してみたいですよね。

そこで今回は、人と話すのが嫌いな人でも上手くいく、職場での人間関係構築法についてお伝えします。

 

人と話すのが嫌いでも上手くいく!
職場での人間関係構築法

 

コミュニケーションの基本、挨拶をしっかりと

人と話すのが嫌いな人は、コミュニケーションに対する苦手意識から、挨拶も小声になってしまっている場合が多いのではないでしょうか。

しかし、挨拶というのはやはりコミュニケーションの基本。ただ「すれば良い」というものではありません。下を向いたままぼそぼそと、独り言のようにつぶやく挨拶では、誰に向けた挨拶なのか、果たして挨拶なのかもわからず、不快な印象を与えます。

良好な人間関係を築こうと思ったら、“好印象を与える挨拶”を意識する事から始めましょう。気持ちの良い挨拶は、相手を良い気分にさせます。

相手の顔をしっかり見て、笑顔を忘れず、きちんと相手が聞き取れる大きな声での挨拶を心掛けましょう。人と話すのが嫌いでも、まずはこの部分から徹底していけば、少しずつ好印象を持ってもらえるようになります。

 

相手の良い所を見つけるクセをつける

人と話すのが嫌いなのですから、「そもそも人間が嫌い」という方も少なくはないですよね。しかし、最初から「嫌い」というスタンスでいたのでは、相手から好印象を持たれる事はないでしょう。

自分が嫌いだと思っている相手は、相手もまた同じように自分を嫌っているもので、職場内でのコミュニケーションを円滑にしたいと思っているのに、「人間が嫌い」というスタンスでは、自分から嫌われる事を望んでいるようなものです。

まずは、相手の良い所を探してみましょう。いくつでも構いませんし、どんなに小さなことでも構いません。「笑顔が素敵」「新しい髪型が似合ってる」「てきぱき仕事が早くて尊敬する」「いつも感じの良い挨拶をしてくれる」など細かいところまで見ていけば、きっと何個でもあげられるでしょう

相手の良い所を見つける事で、人と話すのが嫌いでも、他人を少し好きになる事ができますし、そのプラスの心の変化は周りにも伝わっていきます。そして、「相手とコミュニケーションをとりたい」と思えた時に、見つけた良い所を相手に伝えてみましょう。

あまりにも媚びを売るのは嫌われますが、「髪型変えましたね」などは、会話のきっかけにもなりやすく、男性も嬉しいですが、特に女性は喜んでくれるでしょう

また、仕事が早い事を褒めたい場合などは、ダイレクトに「仕事が早いですね」だと上から目線に感じる場合もあるため、「どうやったらそんなに効率の良い仕事ができるんですか?」などと、質問形式にするのがおすすめです。

質問形式にする事で、相手も褒められた事を受け入れやすく、質問に答える形でその後の会話にもつながります。また、「もっと仕事ができるようになりたい」という意思表示にもなる為、向上心が伝わり、ぐっと好感度が上がります。

 

相手の様子をよく伺う

人と話すのが嫌いな人は、そもそも人との会話に慣れていないので、話しかけるタイミングを誤って、「空気読めない」などと思われてしまう事がありますよね。

たとえば、会議直前、会議で使用する資料の作成が間に合わず、必死で準備している人に、会議が終わってからでも良さそうな内容で話しかけたら、「後にして!!」とイラっとされてしまうのは当然です。

そういう方は、相手の様子をよくうかがって、今何を考えているのかを当てるトレーニングをしてみましょう

「あれ?あれ?」と言いながら、デスクをガサゴソ物色している人は何かを探していますから、「何か見つからないの?」と話しかける事ができますし、コーヒーを飲んだ直後に渋い顔をしていたら、コーヒーが濃すぎた、又は苦かったということですから「苦いんですか?(笑)」というように話しかけるきっかけになります。

これを続けていく事で、「今は話しかけない方がよさそう」「元気がないけど体調が悪いんだろうか」など、相手の気持ちを推し量ったり、空気を読むことができるようになっていきます。

人と話すのが嫌いでも、その場の空気を読んで、的確な発言をする事さえできれば、周りから一目置かれたり、頼りにされたりと、職場でしっかりと自分の居場所を築くことができるでしょう。

 

いかがでしたか。人と話すのが嫌いな人の中には、「お客様との会話は仕事だから大切だけど、職場内なんてどうでも良いじゃない」と思っている方も多いかもしれませんが、「職場内のコミュニケーションも仕事として取り組む」という意識をもつ事で、人間関係が円滑になり、仕事のしやすい環境を整える事につながります。

もしもお客様相手であれば、うっとおしく思っても、苦手な相手でも、避けて通る事は出来ませんよね。それと同じで、職場の人たちとの会話も「仕事だ」と割り切って、少しだけいつもと違う自分を演じてみましょう

「これもまた仕事」と嫌ながらにも続けていけば、周りの印象も良くなり、気が付けば人と話すのが嫌いだった自分自身も、少しずつ変わっていく事ができますよ。

まとめ

人と話すのが嫌いな人でも職場での人間関係を良くするには

・挨拶は人間関係の基本!気持ちの良い挨拶は好感度を上げる
・他人を嫌うのは自分も嫌われるという事。相手の良い所をどんどん見つけよう
・相手の様子をよくうかがって、空気を読むトレーニングを
・職場内のコミュニケーションも仕事のひとつ。人と話すのが嫌いな自分も、少しずつ変わっていける


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