自己肯定感が低い人にありがちな5つの行動パターン

自己肯定感が低い人にありがちな5つの行動パターン
人間は誰しも色んな感情を持ちますが、自己肯定感が低いとネガティブな感情になった時、それに縛られて身動きが取れなくなりますよね。かたや、いつでもポジティブで、何事にも自信を持って行動ができる人もいます。

この違いは、自分が持っている感情を肯定できるか否定してしまうかで生み出されるのです。自己肯定感の高い人は、たとえネガティブな感情でも、それを否定せずに素直に受け止められるのです。

かたや自己肯定感の低い人は、そういう感情になると、感情そのものを否定してしまいます。その結果、自信なさげな行動や空回りをしてしまいます。それを防ぐためには、自己肯定感の低い人の行動パターンを知らなくてはいけません。

そこで今回は、自己肯定感が低い人にありがちな行動パターンをお伝えします。

褒められたらどうしてよいか分からない

人から褒められた時は、素直に喜びを表してよいのか謙遜した方がよいのか、迷うことがあります。また、相手の気持ちを踏みにじるのも嫌なので、とりあえずお礼だけは言っておこうという気持ちになることもあります。

ここで、自己肯定感が低いと「嬉しい」と思っても、その直後に「あまりに喜んだら調子に乗っていると思われるので謙遜しておこう」と考えてしまい、さらには「喜ばないとせっかく褒めてるのにと相手を不快にさせる」と感じたりと、自分の感情に自信を持てないのです。

その結果、色んな感情が堂々巡りをしてしまうのです。かたや、自己肯定感が高いと、自信を持って最初に感じた思いに基づいた行動ができます。そして、自信を持っているために、あれこれ考えが巡ることもありません。ですので、自信を持って褒められた瞬間の感情に従って、対処するようにしましょう。

 

自分が間違っていないか心配している

自分の行動を「あの時の対応は間違っていなかったか」「あそこはこうすべきだったかな」と、常に疑問を持ったり不安を感じているのは、自己肯定感が低い現れです。これは「何が正しい」か分からない状態になっているために、疑問や不安を抱いてしまうのです。

それは、下した判断がいつも自分がしっくりくるものとは限らないからです。なので、不安になったら自分の価値観を基準にしてしまいましょうそれに基づいて行動したのなら、それで良しですし、そこに疑問や不安を感じたらそれも肯定します。

そして、感じた疑問や不安はどこからきてるのか、考えて自分なりの答えが出たら、次からはそれを活かした行動をすればよいのです。大事なのは、どんな行動でも考えられる中でベストだったと、行動そのものを肯定することです。

 

無理と感じた後の行動が止まる

「○○がしたい」と始めてみても上手くいかず「自分には無理かな」と思うことは、誰でもありますが、自己肯定感が低いとこの後の行動が止まってしまいます。よくあるのは、一旦無理かもと思いながらも「それでもやりたい」と思い直すものの「頑張っても無理だったからやっぱり無理か」と、行ったり来たりを繰り返すことです。

これでは、結局何も物事が進みませんので、何の実りもありません。なので、無理なものは無理とできない自分を肯定するようにしてみましょう。何でもこなせるスーパーマンは存在しませんし、無理なものはたまたま自分に合わなかっただけです。「無理かな」「やっぱりできるかな」を繰り返すよりは、思い切って諦めて、新しいことを始める方がよっぽどプラスになります。

 

嫌われていないか気になる

「○○さんに嫌われたかも」と常に誰かに嫌われたかもという悩みを抱え、それを気にするあまりやるべきことに集中できていなかったら、自己肯定感が低い可能性があります。確かに「嫌われたかも」と思うことは、誰にでもあることですが、その感情にずっと縛られていては、次のアクションを起こせません。「嫌われたかも」という思いだけにとらわれず、そこに隠された他の思いも見つけるようにしましょう

例えば「時間を置いて話せば上手くいくかも」「しつこくすると余計嫌われるな」「相手の好きな話で声をかけてみよう」など、嫌われたかもと思った時には、同時にどうしたらよいかということを潜在的に意識しているのです。なので、嫌われたと思うことは仕方ないですが、そこから色んな「どうしたいのか」を把握し、そこから「こうしよう」と決断したことを肯定し、自信を持って行動に移していきましょう

 

結果が出ないのに同じことを続ける

夢や目標を達成するために日々努力をしていても、どうしても結果が出ない時があります。自己肯定感が低いとこの時に「結果が出ないのは自分の頑張りが足りないからだ」と考え、同じアプローチを続けてしまいがちです。

これではいつまでもよい結果が見込めませんので、自分が「頑張っているのに結果が出ない」と感じたならば、潔くその方法を諦めてしまい、別の方法で夢や目標に向かっていくようにしてみましょう。それこそが、夢や目標を達成する近道ですし、その手段は一つだけではなく無数にあります

色んな方法を試し、夢や目標に確実に近づいていると実感したなら、その方法を愚直に続けていけば、夢や目標は叶えられます。

 

自己肯定感が低いのは、今の自分に自信がないのではなく、自分の感情や行動に自信が持てない状態なのです。そして、自信が持てないのは、自分の感情を肯定できていないからです。

人は誰しも感情を持っていますが、抱く感情は人それぞれ違います。まして、正解なんて存在していませんので、色々と考えてしまうことで、「どうしたらよいか分からない」「間違っていないか」などと気にしてしまうのが、自己肯定感が低い状態を招きます。

感情に正解はないということは、裏を返せば全て正解なのです。なので、自分が抱く感情は正解であり、それに基づいた行動が正解だと自信を持つようにしましょう。そうすれば、自己肯定感が高められ、やがて全ての行動に自信が持てるようになります。

まとめ

自己肯定感が低い人にありがちな行動パターンは

・褒められてもどうしたらよいか分からない
・基準がないため行動に疑問や不安を感じている
・無理と感じつつ諦めきれず後の行動が取れない
・嫌われたかもという感情に縛られ他の感情に気付かない
・頑張っても結果が出ないのに同じアプローチを続ける


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