自己肯定力が高い人ほど仕事が出来る5つの理由

自己肯定力が高い人ほど仕事が出来る5つの理由
自己肯定力は個人の能力の出方にも大きく影響を及ぼすもの。そう聞いて、「自分の仕事ぶりがパッとしないのは、自己肯定力が低いせいでは……」と思ってしまった人もきっといますよね。自己肯定力が低い場合、その自覚がある人も少なくないですが、逆に高い人は自覚無しの人の方が多いと言われています。なぜなら、自己肯定力は健全な成長過程を辿れば自然と身に付くものであり、「あって当たり前」のものだからです。

そんな自己肯定力の高さは本人にこそわからないけれど、他の人には魅力となって見えるようになります。他人への優しさやトラブルへの向き合い方、気持ちの余裕、そして仕事ぶり。

しかしなぜ、自己肯定力が高い人は仕事ができる傾向があるのでしょうか。そこで今回は、自己肯定力が仕事に影響する理由についてお伝えします。

 

自己肯定力が高い人ほど
仕事が出来る5つの理由

 

根拠のない自信がある

自己肯定力、つまり己を肯定する力が高いということは、自分の存在そのものへの自信があるということ。それは仕事に限らず、恋愛やその他の人間関係にも及ぶ強い自信です。

根拠は無くても、自信があるということは様々な能力を開花させるものです。常に「自分はうまくやれる」「絶対成功する」という自己暗示にかかっている状態とも言えますから、どんな仕事でも実力以上の結果を残すことに繋がっていきます。

反面、自己肯定力が低い人は自信の無さゆえ、実力が発揮できないことも多いですよね。この差が、仕事ができるか・できないかの大きな分かれ道になるのです。

 

周囲の目を気にしすぎず真摯に仕事に取り組む

自己肯定力が高いと、周囲の評価に依存せず自己評価を重視するようになります。これが仕事ぶりに良い結果を生み出すのです。

周囲の評価を気にする人の方が仕事ができるようになると思われがちですが、実際はそんなことはありません。デスクワークにしろ、肉体労働にしろ、仕事をする目的は上司や同僚に認められ、自分の居場所を作るためではなく、その会社に利益をもたらし、それを賃金として頂くことです。

自己肯定力が低く周囲の評価に執着する人は、評価されない仕事を軽視する傾向がありますが、自己肯定力が高い人は必要な仕事を無駄なく行うため、皮肉にも「あいつは人が見ていないところまでちゃんとやる奴だ」と高評価を得ることになるのです。

 

失敗を恐れないことで経験値が上がる

失敗しても次に頑張れば良いと思える人と、そうは思えない人がいますよね。言うまでも無く、前者は自己肯定力が高く、後者は低い人です。

失敗を恐れずチャレンジできる人は、自然に経験値が積み重ねられて仕事のスキルがアップします。そして、万が一失敗してもそれに押し潰されず、次は失敗しないように工夫して再挑戦するため、臨機応変力や危機回避力が身に付いていきます

自己肯定力が高いと多少の失敗ではへこたれない強いメンタルを持てるので、様々な困難に負けない社会人になれるのです。

 

精神的に余裕があり視野が広い

精神的な余裕の有無は、仕事をする上では最も大切なことです。余裕が無く視野が狭いとあらゆる処理能力が低下しますし、ミスの見落としも多くなりますが、余裕があると自分の仕事を俯瞰で見られるようになり、効率の良い順序や他人の仕事との兼ね合いを考えながら働けるようになります

この余裕こそ、自己肯定力の高さが生み出すものです。失敗を恐れないことでリラックスして仕事に取り組めるだけでなく、周囲の評価を気にせずストレスを感じないために伸び伸びと働くことができるということです。

何をするにも焦りは禁物と言われる通り、仕事も焦らず余裕を持って取り組むことが大切ということがわかります。

 

「自分は仕事ができる」と思い込んでいる

最後は、実際の成果ではなく、自己評価の大きな違いです。同じ業績の人が二人いたとして、片方は自己肯定力が高く、もう片方は低いという場合、前者は「自分は仕事ができる方だ」という自信を持ち、後者は「自分は仕事ができない方だ」と思い込む傾向があります。

自分で勝手に「仕事ができる」と思い込んでいるだけだとしても、そう思い込むだけで不思議と周囲には「あの人、仕事ができそう」と思われやすいものです。逆に、それほど業績が悪くなくても自信なさげにしているだけで「あの人、仕事できなさそう」と思われてしまうのです。

このように、実際の業績はどうあれ、自己肯定力が高いというだけで得する場面も少なくありません。

 

いかがでしたか。自己肯定力が仕事に及ぼす影響や、周囲にどのように見えるかなどについてお伝えしました。

仕事ができる人になるためには、業務そのものに対する適性はもちろん必要ですが、その適性を最大限に活かすための強い心が必要です。自己肯定力が低いと、せっかく適性がある仕事に就いても、自信が無いせいで伸び悩んでしまうことも少なくないからです。

業務そのものは得意なのに周囲に評価されないのが苦痛だとか、できる業務を増やしたいけれど失敗が怖くて手出しできないという人は、自己肯定力の低さが成長の邪魔をしていると考えられます。

そんな人は、一度自己肯定力を培うトレーニングをしたうえで、仕事への向き合い方を考え直してみましょう。

まとめ

自己肯定力が高い人ほど仕事が出来る理由は

・根拠のない自信がある
・周囲の目を気にしすぎず真摯に仕事に取り組む
・失敗を恐れないことで経験値が上がる
・精神的に余裕があり視野が広い
・「自分は仕事ができる」と思い込んでいる


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